クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ビートル

ステアリングは回す機能だけに徹しているほうがいい?

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多くのスイッチが付いているステアリングは運転以外の操作に気を取られてしまいませんか…
最近のクルマ、ステアリングがゴテゴテしている印象はないでしょうか。

オーディオやらACC、ディスプレイの表示切り替え、ハンズフリーフォンなどなど様々な操作を行なうためのボタンやスイッチが付いているものが多くなっております。もちろん、ベーシックグレードでは何のスイッチもついていない(そもそも機能がない)車種もあるわけですが。

もちろん、運転中は片時たりともステアリングから手を離さないというのが理想(基本)で、手を離すことなく各種の操作ができるのはウェルカムな話。とくにACCの起動やセットはステアリングスポークにスイッチが付いているほうが安全性の面からも扱いやすいと思うわけです、コラムから単独でレバーを生やしているタイプより。

ただ、個人的にはステアリングに付くスイッチは最小限にとどめておいて、できるだけ運転することに集中することをコクピットの眺めからもドライバーに伝えるデザインのほうが好みだったりするのでした。

写真のクルマはフォルクスワーゲンのザ・ビートル カブリオレ。ウインカーレバーにクルーズコントロールのスイッチ類を内蔵させているのは操作感としてはイマイチと感じながらも、ステアリングに何のスイッチもついていないシンプルなルックスはお気に入りポイントのひとつ。とくにオープン時には外からも目立つパーツだけに、ボディ同色系のスポーク部分にスイッチがいるのは興醒めすると思うわけです、ハイ。


それにしてもムニムニした腕であります、恐縮です(汗)

精進します。
  




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アメリカで2017モデルのビートルがピンクになった限定車 #PINKBEETLE

日本ではピンクのクラウンがプロモーションとして使われたことがありましたが、北米では「ピンクビートル」で2017モデルをアピール中。 ハッシュタグ” #PINKBEETLE ”によってSNSで拡散中なのだとか。

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ポップなカラーリングが似合うイメージのビートルでありますが、意外にもピンクのボディカラーが公式に出てくるのは初めてなのだそうで。それにしても、画像を見ている限りは、大径ホイールが大迫力であります。実際にはクーペが17インチ、コンバーチブル(カブリオレ)が18インチを履いているそうですが(汗)






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インパネやハンドルスポークがボディ同色となっているのはザ・ビートルの特徴ですが、廉価グレード同様にインパネがブラックになっているのは、「さすがに目の前がピンクなのは…」という判断なのでありましょう、おそらく。

ところで、コンバーチブルでホワイトレザーのインテリアカラーなんていう仕様があったら、いかにもピンクビートルらしく仕上がるのでは、などと想像しますが、さて?

日本でも、このプロモーションは行なわれるのでしょうか…。

精進します。
  







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フォルクスワーゲンのUSセールス、数字以上の深刻感


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北米でのディフィートデバイス使用発覚にはじまったディーゼルゲートは、欧州での対策は発表したものの、北米向け車両については情報が停まっている状態。実際、現状の仕組みからするとディフィートデバイスを外して基準を満たすというリコール(改善案)が不可能なのではないかと思えるほどでありまして、どうにもならないのかもしれません。

そんな状況に業を煮やしたのか、当初はさほど影響がないと思われていた北米市場でもフォルクスワーゲンの売上が急落しております。

同社のアメリカ現地法人の発表データを見ると、2015年11月の販売台数は前年同月比マイナス24.72%の2万3882台。ただし、その内容を見ていくと、ティグアンやゴルフGTI、e-ゴルフといったモデルが前年同月比で伸びているものの、普通のゴルフやパサート、ジェッタといった主力モデル、そしてアメリカ文化といえるほど溶け込んでいるビートルのいずれもが大幅減になっているのでありました。

とくに落ち込みが激しくみえる車種をピックアップすると次の通り。

ゴルフ マイナス64.0%
ゴルフスポーツワゴン マイナス54.0%(ジェッタスポーツワゴンの前年データとの比較)
パサート マイナス60.4%
ビートルクーペ マイナス49.6%


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全体としてのマイナス24.72%が可愛くみえるほど、フォルクスワーゲンの象徴する主力モデルが落ち込んでいるのでした。台数ベース、売上ベースでいえば、利益率で有利なSUVが売れていればいいという見方もありましょうが、ゴルフやパサートの落ち込み方は、ブランド毀損の面からかなり深刻といったイメージを受けるところ。

もっとも、日本国内の推移においても、問題の発覚した9月は前年同月比マイナス9.1%、10月に同マイナス48.0%まで落ち込んで、11月は同マイナス31.8%と回復しているようにも見えますから、US市場も同様のムードで動いているのかどうか。日米ともに12月のデータを見てみないと瞬間風速的なのか、大きなトレンドになるのか、判断できないところであります。


参考リンク:VOLKSWAGEN OF AMERICA REPORTS NOVEMBER SALES
http://media.vw.com/release/1113/ 


精進します。

 








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クルマ好きのためのPC周辺機器?

原稿に詰まって、夜中にAmazonあたりをウロウロしていたら、うっかりクリックカーマウスなるジョークグッズ的なマウスを購入してしまったのでした。それが、ちょうど原稿を書き終わった段階でヤマトさんが届けてくれるという偶然のタイミングも運命的。


定価設定は5000~6000円ほどのようですが、車種によって実売価格がバラバラなのがなんともオモシロイところ。販売元の違いもあるでしょうが、ECだと最安値になりやすいので、結局は車種ごとの人気度が値段とリンクしているということなのでしょうか。

このビートル・タクシーのクリックカーマウスは2000円で購入しておりますが、その値段としては十分にリアリティありますし、マウスとしても思ったよりは使えますし、仕事の気分転換にはよさそうなマウスではあります。

画像1

ただし、これを日常的に使うのはムズかしいというのが正直なところ。その理由は、ひとつ、ヘッドライト&テールランプが常時点灯になってしまうのです。さり気なくテールランプが点いているくらいであれば、それほど気にならないのですが、真っ白なLEDヘッドライトが点いていて、マウスを動かすたびにチラチラとどこかに反射するのは、かなり目障り。

デバイスマネージャ的なもので、ヘッドライトのオン/オフができれば、日常的に使いたいカタチではあるのですけれど……。

ザ・ビートルのスモールオーバーラップ衝突試験、結果は……



アメリカIIHSのはじめたスモールオーバーラップ(25%オフセット衝突)が、ついにスモールカー・カテゴリにも牙をむく(?)ことに。

その中でも気になるのは、自らの愛車でもあるVWビートル。自分のビートルはカブリオレなので、もろもろ衝突性能については諦めている部分もありますが、基本となるボディのそれがどの程度なのかは気になるところ。

VWBeetleTDI41

発表によると、試験に使われたビートルは、日本にはない2.5リッター直列5気筒エンジンを搭載するグレードで、動画を見るとサイドエアバッグが展開していませんが、そのサイドエアバッグは展開しなかったとのこと。そのあたりも含めて、ドライバーの拘束性にPoor(不可)で、全体としては4段階で3番目となる「Marginal」評価になっているのは厳しい印象。

といっても、評価を悪くしている理由は、シートベルトとエアバッグによるドライバーの保護性能がほとんどで、ボディ自体はかなりうまく潰れていて、足元も含めて、生存空間はしっかりと確保できているとの評価。カブリオレで同じレベルを期待してはいけないとはわかっていても、中々に立派なボディにひと安心という感じであります。



なお、側面衝突テストではサイドエアバッグが展開しているのが確認できます。
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