ベルトやプーリーといったCVTのコア部分は横置き用と共通だが構造はかなり違う!
自動車月刊誌「CARトップ」の2022年5月号においてフルモデルチェンジした「ハイゼットカーゴ」の試乗レポートを執筆させていただいております。新型ハイゼットカーゴは、プラットフォームを一新してボディもスペース優先のデザインへと変え、2ペダルのトランスミッションとしてCVTを新設計しているのがトピックス。
プラットフォーム一新といっても軽商用車の定番であるFRレイアウトは継承。つまり新型CVTは縦置き用の完全に新しいユニットとなっているのでありました。そんな縦置き用CVTは、同じくエンジン縦置きプラットフォームを採用する軽商用「ハイゼットトラック」にも採用されることになったのでした。
CARトップ誌での記事でも触れているように、その狙いはCAFE規制(企業別燃費規制)をクリアするためで、つまり目に見えるユーザーメリットとしては燃費改善によるランニングコスト抑制が期待できるわけですが、CVTにしたことで商用車に求められる性能がスポイルされているのではナンセンス。はたしてCVTは軽商用に求められる性能を満たしているのかをチェックしてみようというのが試乗の狙いとなったわけです(さすがに耐久性の確認はできませんが……)。
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自動車月刊誌「CARトップ」の2022年5月号においてフルモデルチェンジした「ハイゼットカーゴ」の試乗レポートを執筆させていただいております。新型ハイゼットカーゴは、プラットフォームを一新してボディもスペース優先のデザインへと変え、2ペダルのトランスミッションとしてCVTを新設計しているのがトピックス。
プラットフォーム一新といっても軽商用車の定番であるFRレイアウトは継承。つまり新型CVTは縦置き用の完全に新しいユニットとなっているのでありました。そんな縦置き用CVTは、同じくエンジン縦置きプラットフォームを採用する軽商用「ハイゼットトラック」にも採用されることになったのでした。
CARトップ誌での記事でも触れているように、その狙いはCAFE規制(企業別燃費規制)をクリアするためで、つまり目に見えるユーザーメリットとしては燃費改善によるランニングコスト抑制が期待できるわけですが、CVTにしたことで商用車に求められる性能がスポイルされているのではナンセンス。はたしてCVTは軽商用に求められる性能を満たしているのかをチェックしてみようというのが試乗の狙いとなったわけです(さすがに耐久性の確認はできませんが……)。
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