クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ハイエース

4ナンバーの王者「ハイエース」が商品改良で魅力をさらにアップ

安全確認サポート機能を充実させたマイナーチェンジ。メーターもグレードアップ
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日本の”現場”におけるデファクトスタンダードのボディサイズといえる4ナンバー1BOX。その王者といえばトヨタ・ハイエースなわけですが、2020年5月1日の商品改良を発表しております。

ハードウェアの変更点はごくわずかで、デジタルインナーミラーのオプション設定、パノラミックビューモニターのオプション設定、そして4.2インチカラー液晶のマルチインフォメーションディスプレイの採用といったところ。

デジタルインナーミラーとパノラミックビューモニターは視界を明瞭にしたり拡大したりするデバイスといえますから、いわゆる安全性能の向上につながる改良というわけです。

また、先進安全装備としてはペダル踏み間違い時の衝突被害軽減につながるインテリジェントクリアランスソナーもオプションとして設定しております。

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新型ハイエース(海外仕様)、パーキングブレーキはサイド式。右ハンドルのウインカーレバーは…。

全幅1950mmの新型ハイエース、ワイドで余裕たっぷりなインパネに仕上がる
既報の通り、。ロングの全長は6mに迫ろうかというグローバルなビジネス1BOXに進化したわけですが、世界的な安全基準に合致させるべくノーズのついたセミキャブオーバースタイルになっているのでした。つまり、ステアリングの角度が乗用車的なそれに近づいたということ。
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というわけで、公開されているインパネの画像を見ていると、簡素ではありますが、かなり乗用車ライクな雰囲気。おそらく上級グレードであろうインパネ画像(上)に、ウッドパネルやメタル調の加飾を与えてあげればヴォクシーあたりに迫るムードに仕上げられそうな予感であります。

そもそも、新型ハイエースの全幅は全グレードで1950mmとワイドサイズ。インパネに余裕を感じるのは当然であります。画像を見ると、仕様によってはフロント3名掛けも用意される模様。それでもパーキングブレーキは手で引っ張るサイド式なのはMTを用意しているゆえでありましょう。MTでもインパネシフトとなっているのは操作性も良さそうで、もしV6エンジンとMTの組み合わせがあれば、ちょっと運転してみたいと思ってみたり…。
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東南アジアには意外に左側通行圏も多い(インド、タイ、マレーシアなど)ですから、当然ながら新型ハイエースには右ハンドル仕様も用意されております。左ハンドル仕様と比べると、ちゃんとATシフトの形状(マニュアルモードの位置)も変わっていますし、ウインカーレバーも右側についているのが確認できます。

そうそう、ISO規格ではウインカーレバーはハンドル位置にかかわらず左側と決まっているといいますが、とくにMT車で考えると右ハンドルでは右側ウインカーが運転しやすいのは言うまでもなく、東南アジアでも日本同様に右ハンドル・右ウインカーがデファクトスタンダードな地域があるのでした。

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トヨタセーフティセンスを標準装備する新しいハイエースに腰掛けた

個人的には、レジャービークルとしての魅力は感じつつ、日常ユースはノーサンキュー?
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日本でもっとも盗難されるクルマと言われるほど、そのバリューが認められているトヨタ・ハイエース/レジアスエース。2017年12月より発売開始となる新型モデル(マイナーチェンジ)では、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いる予防安全デバイス「トヨタセーフティセンスP」を全車標準装備化(ACCは未装備)、さらにクリーンディーゼル+6速ATのパワートレインを設定するなど、商品力を高めております。

そんな新型ハイエースを、お台場にあるトヨタの巨大ショールーム『MEGA WEB』にてファーストタッチ。その個体が、スーパーGLの4WDだったせいかもしれませんが、記憶しているよりも運転席が高く、「これに毎日のように”よじ登る”のは厳しいなあ」と感じてしまったのでありました。ま、毎日のように乗っていれば慣れてしまうのでしょうし、軽々と運転席に乗れるくらいの体力を維持できるのかもしれません。そもそも運動不足が露呈しただけの話ではあります(汗)
ところで、マイナーチェンジの注目点といえる「トヨタセーフティセンスP」でありますが、その操作系(スイッチ、ボタン類)が、ステアリングやエアコンパネル横などバラバラにレイアウトされているよう感じたのは、ちょっとした残念ポイント。マイナーチェンジゆえに骨格から変えるのは非現実的で、増えてしまったスイッチ類を空いている場所に配置するのが精一杯だったのかもしれませんけれど……。

新型ハイエース! 先進安全装備のボタン類がバラバラなレイアウトなのが、少々の慌てた感あり?

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トヨタ車体のショーカー「LCV コンセプト」は次期ハイエースを示すのか? #TMS2017

こう見えて小型車枠に収まりそうなサイズの鼻あり1BOXコンセプト
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巨大なトヨタ・グループからは、その生産や開発を請け負っている会社がいくつも存在しているわけですが、東京モーターショーではトヨタ車体(ミニバン、商用車、SUVなどを製造)が独立したブースを出しておりました。

その主役といえるのが「LCV(ライト・コマーシャル・ビークル)コンセプト」。ハイエースの製造も担当しているトヨタ車体でありますから、まさしく次期ハイエースを示すコンセプトカーとして注目なのであります。

助手席側は前後スライドドアとして積み降ろしのしやすさをアピールする「LCVコンセプト」は、現行ハイエースがキャブオーバーなのに対して、鼻先を持つセミキャブオーバーとなっているのが最大の違い。この形状にすると同じ全長では室内長がとれないという物理的に不利な面があるのですが、衝突安全性重視というわけでしょう、おそらく。

ちなみに、このコンセプトカーのボディサイズは以下の通り。
全長4,700mm 全幅1,735mm 全高1,885mm

全幅で小型車枠を超えていますが、骨格としては小型車枠(商用だと4ナンバー)に収まるサイズであろうことは容易に想像できるところ。すなわち、室内長が短いわけです。その対策として考えられていたのが一人乗り仕様にしてしまうということ。

助手席部分までも積載スペースとすることで最大室内長3,500mmを確保しているというのがアピールポイントであります。たしかにデリバリー用途であれば、これでもありでしょうが、いわゆる職人さん が使うことを考えると一人乗りというのはソリューションとなり得ないと思ってみたり(汗)

果たして次期ハイエースがセミキャブオーバーになってしまうのか、それともかつての「グランドハイエース」が復活するのか。日産キャラバンというライバルが存在しているだけに、積載性で不利になるセミキャブオーバーに大変身するという判断は難しいところかもしれませんが、さて?

精進します。
  




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ついに6速AT、ハイエース&レジアスエースに興味津々

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ある意味でもっともトヨタらしく、またトヨタらしくない面もあるであろう実用車「ハイエース&レジアスエース」がマイナーチェンジで、ガソリンエンジンに吸排気可変バルタイ機構を与え、さらに6速ATを組み合わせたということで、もろもろ興味津々。

いわゆるキャンパー的な個人ユースにおける静粛性や燃費性能の向上も気になるところでありますし、またハイエース本来の使われ方で、この6速ATが耐えられると判断した過程も気になるのでありました。

エンジンの改良、ATの多段化といはいえ、それなりに重いボディでありまして。モード燃費で10.2km/Lですからファミリーユースで日常的に使うには、ちょっとランニングコストがかかるかもしれませんが、ミニバン的かつ自分の好みに合わせて内装を作り上げていくのもおもしろそうではあります。

なにより、今回の6速AT化によって、スクエア・ボアストの2.0Lエンジン「1TR-FE」への注目度が一気に上がった今日このごろなのでありました。


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しかし、せっかくのマイナーチェンジであれば、数万円のアップで衝突被害軽減ブレーキを備えて欲しかったかも。ビジネスカーとして見ると、オプション扱いだと選ばれないでしょうから、上位グレードには標準装備で。



精進します。





 
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