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2016年秋に登場予定のホンダのコンパクトミニバン「フリード」に、レアアースフリーのネオジム磁石を用いた駆動モーターを採用するとの発表あり。
大同特殊鋼株式会社と本田技研工業株式会社は、ハイブリッド車用駆動モーターに適用可能な高耐熱性と高磁力を兼ね備えた、重希土類完全フリー(不使用)熱間加工ネオジム磁石を世界で初めて実用化し、Hondaは、今秋発表予定の新型「FREED(フリード)」に採用します。
手短にすると、製法と形状をダブルで工夫することでレアアースを使わないネオジム磁石を量産できた、という話。すなわち大きな資源リスクを回避したわけですが、よくよくリリースを見てみると、生産はダイドー電子でなければできないようですし、その材料もカナダの特定社から手配しているということで、調達の自由度が上がったという印象は受けないのですが……。いや他のサプライヤーに対する選択肢の提示という点は優位でしょうし、もちろん、カントリー・リスクを考慮すると、十分に調達面でのアドバンテージがあるということなのでしょうけれども(汗)

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それにしても、現物を見るのが楽しみなモーターであります、ハイ。

精進します。
  







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