クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ニューモデル

カナダで生産される11代目シビックがインテリアも公開。フル液晶メーターを採用!

エンジンは2.0リッター自然吸気と1.5リッターターボの2タイプ。最上級グレードの名前はTouring

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ホンダの主力モデルとして半世紀にもなる長い歴史を持つシビック。その新型となる11代目モデルについては、すでに外観は発表しておりましたが、主要マーケットであるアメリカにてグレード構成やインテリアの画像なども発表されました。

グレードとエンジンの関係は次の通り。

2.0リッターエンジン車:LX、Sport
1.5ターボエンジン車:EX、Touring


いずれもCVTだけの設定となったようで、それぞれのエンジンで上級グレードとなるSportとTouringにはパドルシフトも備わっているということ。いずれも、上級グレードは18インチタイヤ仕様となっているあたり、2.0リッターと1.5リッターターボは好みに合わせた違いで、同格といったイメージでしょうか。


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一ヶ月弱のティーザー期間を経て、N-BOXスラッシュ発売開始

11月27日にティザーサイトオープンしたホンダの新型軽自動車「N-BOX スラッシュ」がついに本日12月22日に発売開始。

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すっかり飽和したと思える軽自動車マーケットでありましたが、さにあらず。

このところ、軽自動車は各社が市場を拡大すべく新しいカテゴリーを開拓する意欲作が続々で登場しているのでした。

これまで何度か各社がチャレンジしてきたクロスオーバー・カテゴリーでようやく成功したスズキ・ハスラー。スーパーハイトワゴンと似ているようでキャンパー寄りのイメージにシフトしたダイハツ・ウェイク。ホンダでも福祉車両をレジャーユースにも拡大するN-BOX+がありました。

そして、4ドアクーペという世界的にはラグジーカテゴリーからコンパクトへ拡大しつつあるトレンドを取り込んだのが、N-BOXスラッシュ、なのでありましょう。

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事前公開されていた画像で気になっていたのはリアドアの処理。フェンダー部分を兼ねているようで、どんな風になっているのか不明でしたが、リアドアを開けるとフェンダー内部が覗けるといった構造。このシームレス感は新鮮ではありますが、いわゆるオーバーフェンダー的な加工や、ファットなタイヤを履かせるといったドレスアップにおいて、どんなチャレンジングな手法でクリアするのか、気になるポイントでもあります。保安基準的な部分も含めて。


精進します。









 

新モデル「グレイス」、フィットセダンというよりヴェゼルセダンのイメージ強し

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ホンダのグローバルコンパクト・プラットフォームを使った第三のモデル「グレイス」が誕生。

フィットアリア(セダン)の後継といった見方、書き方をしがちなニューモデルでありますが、先日ちょっとだけ見た際の第一印象は、「むしろヴェゼル・セダンだなあ」というものでありました。

ハイブリッドだけのラインナップということもありますし、また(おそらく)主要ターゲット市場となるアセアン地域ではショーファードリブンというキャラクターも担う必要があるからなのでしょうが、トランクを持つコンパクトカーというより”小さなサルーン”といった雰囲気もあり。ちなみに、東南アジアでは「シティ」と名付けられております。





そして、個人的に注目しているのは、4WDグレードの燃費性能。フィットのそれが29.0km/Lなのに対して、グレースは29.4km/Lと上回っているのでありました。
空力性能の違いが、この好燃費につながっているという話もありますが、たしかにこのサイズであればボディ長の影響はそれなりにありそうで、走行しての感触も気になるところ。

しかも、4WDシステムはヴェゼルのリアルタイム4WDと異なり、オーソドックスなビスカスカップリング式となっているのもコスト面も含めて好印象。

システムとしては、ハイブリッド4WDというカテゴリーのオススメになりえそうな印象もあるのでした。

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掲載画像は、アクセサリー装着車につき、標準よりもラグジュアリー感が高まっております、あしからず。

 


精進します。











 ついでにポツリ(汗)

 

ダイハツの温故知新ミックス、タント×ネイキッド=ウェイク?

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というわけで、ダイハツから新しい軽自動車『ウェイク』が誕生、と。


いろいろ見方はありましょうが、もはや軽自動車の室内を大きくするには底床化を進めると同時に、”上行く”しかないのでありまして、それでこのような名前になったのでありましょう……というネタは各所で披露されているのでしょうが(汗)

ところで、このモデル。スーパーハイトワゴンというシルエットではありますが、ディテールにはどこか懐かしさも。

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この角度からですと、クロスオーバー的なスタイリングだった「ネイキッド」を思い出してしまいます。


イメージとしては、” タント×ネイキッド=ウェイク ” でしょうか。

というわけで、ウェイクの本質はワゴンではなく、昔でいうところのRV(レジャービークル)なのでしょう、きっと。


ところで新車発表に合わせて衝突実験画像が公表されておりました。

55km/h前面衝突
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64km/hオフセット衝突
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55km/h後面衝突
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フルラップではエンジンベイが消滅しそうな勢いにも見えますが、意外に着座位置は後方なので、足元への攻撃性がどの程度なのか気になるといえば、気になるところ。

この辺り、JNCAPのデータが楽しみな一台といえそうですが、さて?

 

精進します。





ダイハツ・ムーヴに標準ターボが追加の理由はきっと……

ダイハツ・ムーヴがマイナーチェンジで、標準モデルにもターボグレードを追加、だそうで。


この手の標準モデルにターボを積んでしまったゆえの、ちょっとした無理矢理感に萌えてしまうのは、きっと少数派で、この仕上げは万人受けするとはいえないだとは思うのです。

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そのターボグレードに新採用された自発光式3眼メーター(盤面・ディスプレー色はアンバー) の落ち着きのない感じもあいまって、急ごしらえという印象を受けるのが正直なところ。


では、急ごしらえでムーヴの標準モデルにターボグレードを用意する必要があったのか?

理由を想像するに、おそらく来月発表・発売のホンダ「エヌワゴン」対策ではないかと思う次第。まだ価格や詳細スペックは非公表のエヌワゴンですが、グレード構成は公開されております。


自然吸気エンジンのプリクラッシュブレーキ付きグレードが売れ筋となるのでしょうが、カスタムと標準が用意されるエヌワゴンにおいて、標準モデルにもターボエンジン搭載車がラインナップされているのに注目。

ムーヴやワゴンRにガチンコとなるであろうエヌワゴンが、標準モデルにプリクラッシュブレーキも付いたターボエンジンを搭載グレードを用意しているとなれば、迎え撃つムーヴとしては”標準ターボ”を用意することはマストなのでしょう。となれば、ワゴンRにもプリクラッシュブレーキ付き標準ターボが出てくるのか? 各社のマーケティング、セールス戦略から目の離せない年末商戦となりそうです、ハイ。

しかし、こうして装備が充実して、手頃な価格のモデルが増えてくると、ますます軽自動車のマーケットは拡大しそうです、エエ。
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