クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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テイン

TEINの純正形状”プレミアム”ショックアブソーバーに昔のモータースポーツを思い出す

日本が誇るスポーツサスペンションブランド「TEIN」の世界戦略は高級リプレイスメント
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先日、試乗したTEIN(テイン)のデモカー試乗記事が公開されております。テインといえば車高調サスペンション!と反射的に答えたくなるわけですが、このデモカーに装着されていたのは純正形状の「EnduraPro(エンデュラプロ)」シリーズ。スプリングも純正という仕様なので、じつは車高は下がっておりません。この商品自体はグローバル向けが基本で、その位置づけは”プレミアム・リプレイスメント”、直訳すると高級補修部品という感じになりますが、純正相当の補修部品に「耐久性」であったり「乗り心地」であったりといった要素をプラスしたショックアブソーバーというわけです。


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バンプストップラバーの欠点をクリアするテインのHBS



この映像はあくまでイメージで、写っているクルマに装着されているわけではないのですが、サスペンションパーツメーカーのテインのデモカーであります。

先日、テインのエンジニア氏と雑談する機会ありで、新製品の「Flex A」と、そのキーテクノロジーである『HBS(ハイドロ・バンプ・ストッパー)』についてあれこれ聞くことができたのでした。

http://www.tein.co.jp/products/flex_a.html

従来はダンパーの底づきを防ぐためにバンプストップラバーを用いていたのに対して、底づき直前の領域で急激に減衰力を上げることで、底づきを防ぐというか、バンプストップラバーがバネ的に受け止めていたのに対して、オイルの抵抗によって受け止める(=熱変換する)ので、反力が発生しないというのがメリット。 

たしかに、この方式であれば、バンプストップラバーの反発による挙動のあれこれがクリアになるので、新次元のサスペンション・セッティングが可能になるのでありましょう。

思えば、バンプストップラバーというのは、当てっぱなしを前提としていたクルマもありましたし、かつてはバンプストップラバーの材質や、それ自体をコイルばねとすることで反発力も含めて管理下において利用しようとしていたこともあったような記憶あり。

まさに新しい時代の到来であります。

そして、このHBSの構造からすると、おそらく複筒式が前提であり、その点でも時代の変わり目を感じるのでありました。


精進します。






左手でウインカーを操作したくなる国産車、そのわけは?

先日、ちょっと驚く体験をしたのでした。

タイトルに書いた通り。国産車なのに、左手でウインカーを操作したくなる感覚に襲われたのです。

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そのクルマには、もともと減衰力を前後とも64段階で調整できる車高調がついていて、それを室内から自在にコントロールできるだけでなく、縦・横のGや速度によってマッピングした減衰力に切り替えるという機能付き。

当初のセットアップで運転しているうちは、意外にマイルドな車高調だなあ、くらいのもので、国産車のチューニングカーの域は出ない印象でありました。

このクルマに乗っていたのは、こちらの媒体の取材だったのですが、驚くことは、その取材の最中に起きたのです。

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詳しくは誌面に譲るとして、徐々にセッティングを煮詰めていくことで、クルマ全体の印象が変化していくのを感じます。インプレッションを担当した、とあるモータージャーナリスト氏(どなたかは誌面でご確認を)が、ときおりワイパーを動かしてしまいます。

すなわち、ウインカーとワイパーを間違えてしまうほど、欧州車チックな乗り味へと変化していったのでありました。

当初は、自分もワイパーが動くたびに笑っていたのですが、実際にステアリングを握ってしばらく走ると、左手でウインカーを出したくなる衝動に襲われます。たしかに、ドイツ車(とくにVW、アウディ)に似た挙動を感じるのです。

それも一般道を移動的なスピードで動いているときの、日常的な挙動に感じるのですから、おそらく縦Gに応じた減衰力調整による姿勢作りが、そうしたVW・アウディ的なイメージを生み出しているのでしょう。

逆にいうと、日常域における加減速での姿勢、挙動感が、VW・アウディが持つドイツ車ぽさにつながっているのかも。この辺りの味付け、飛ばしていると見えなくなりがちなのですが、そっち方面の乗り味がお好みというユーザー向けのセッティングとして、ポイントになりそうなどと思うのでもありました。


アラフィフになっても発見ばかり(汗)

精進します。








アクティブサスペンションというアピールは、スポーツ性能第一を感じさせますが、いわゆる上質な味付けにも活用できそうで、このサスペンションは可能性が広い! と実感なのでありました。
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