クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ティグアン

フォルクスワーゲン・ティグアンがマイナーチェンジで気筒休止エンジンを搭載

標準エンジンは1.5リッターの排気量アップ。300馬力オーバーのハイパフォーマンスグレード「R」も設定

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フォルクスワーゲン(VW)の主力モデルといえば、言わずと知れた「Golf(ゴルフ)」ですが、そのアーキテクチャを利用したSUVといえるのが「Tiguan(ティグアン)」。

そのティグアンが日本におけるマイナーチェンジを発表。ボディサイズは、全長が先代比で 15mm 伸びた4515mm。全幅 1840mm、全高 1675mm、ホイールベース 2675mmとなっております。

新しいLEDヘッドライトなどによるフロントマスクのブラッシュアップ、同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”全車標準装備、コネクテッド対応のインフォテイメントシステムの採用など全体として進化しているニュー・ティグアンですが、やはり注目はパワートレインの進化でしょうか。

従来、1.4Lだったガソリンターボエンジンは、4気筒のうち2気筒を止めることのできる気筒休止機構を与えられた1.5Lエンジンとなり、さらにハイパフォーマンスグレードには320馬力(235kW)の2.0Lターボエンジンが与えられているのでした。

新型「Tiguan」メーカー希望小売価格(税込)
  • TSI Active 1.5 TSI (110kW) / 7DSG ¥4,079,000
  • TSI Elegance 1.5 TSI (110kW) / 7DSG ¥4,839,000
  • TSI First Edition(特別仕様車) 1.5 TSI (110kW) / 7DSG ¥5,249,000
  • TSI R-Line 1.5 TSI (110kW) / 7DSG ¥5,039,000
  • R 2.0 TSI (235kW) 4MOTION / 7DSG ¥6,849,000 



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EURO NCAP、2016年の試験車両におけるラージファミリークラスのベストはトヨタ・プリウス

2016年ユーロNCAPの試験に歩行者検知の衝突被害軽減ブレーキという項目が加わったということで、新しい基準による評価が始まった記念すべき年になったそうで。
歩行者検知オートブレーキのテストを最初に受けたクルマはトヨタ・プリウスだった…
そうした新基準を受けたクルマの中で、それぞれにベスト・イン・クラスのモデルが発表されております。
 
In 2016, Euro NCAP tested 18 new passenger cars and four heavy quadricycles and today announces some of the year’s highlights. Three cars are awarded ‘Best in Class’: the Toyota Prius in the ‘Large Family Car’ category; the Hyundai Ioniq in the ‘Small Family Car’ category; and the VW Tiguan is the best ‘Small Off-Roader’ of 2016
ラージファミリーカー・クラス:トヨタ・プリウス
スモールファミリーカー・クラス:ヒュンダイ・アイオニック
スモールオフローダー・クラス:フォルクスワーゲン・ティグアン

衝突安全というパッシブセーフティだけでなく、レーンキープアシストや衝突被害軽減ブレーキなどのプリクラッシュセーフティ性能を評価するようになったというのは時代の変化でもありましょうか。

ちなみに、プリクラッシュセーフティでいえば現時点での最高峰といえそうなメルセデスEクラスがベスト・イン・クラスに選ばれていないのは、エグゼクティブカー・クラスで試験を受けたのがEクラスだけだったという理由のようでありあます。

ちなみに、プリウスの試験映像はこちら。

影から出てきた歩行者を検知できるかどうかが評価をわけるポイントともいえそうですが、逆にいうと路上駐車の危険性(リスク)が、あらためて浮き彫りになっているのかもしれません。

精進します。
  




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フォルクスワーゲンはプラグインハイブリッド「GTE」を拡大させる

フォルクスワーゲンといえば、ゴルフGTEを日本市場に投入したばかりですが、フランクフルトモーターショーではフルモデルチェンジしたティグアンにもGTE(プラグインハイブリッド)を設定すると予告。

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なるほど、新設計したトリプルクラッチのモーター内蔵6速DSGですから全面展開するのは当然であります。

ただし、フォルクスワーゲンの新世代アーキテクチャであるMQBに則って作られているであろうティグアンにおいて~もちろんゴルフもなのですが~、ハイブリッド用バッテリーをリアアクスル前方(ガソリン車では燃料タンクのある辺り)に置いたために燃料タンクがリアオーバーハングに移動しているよう。

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ちなみに、下の透視イラストはTDIで、燃料タンクがリアアクスル前に置かれているのがわかります。そして、AdBlue用の尿素水タンクがオーバーハングに見えるような気がしますが、さて?



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それはさておき、後突で守るべきプライオリティとしては、燃料タンクよりリチウムイオン電池のほうが上だ、という主張であっても納得ですが、どのような対策の結果として、このレイアウトになったのか、しみじみ気になる今日このごろなのでありました。

というわけで現場に行かないとわからないことが多いものです(汗)

もっとも現場に行くだけの甲斐性はないのでありますが(出汁)


精進します。















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