クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

ダンロップ

夏タイヤとしては使える状態でも冬タイヤ的にはNG【オールシーズンタイヤの罠】

履きっぱなしで持つのは3年弱? オールシーズンタイヤは冬前に交換が必要になった!

IMG_6560

2021年10月に購入、すでに一回ほど車検を通し、3年ちょっと乗っているエブリイ(軽商用バン)のタイヤを、ダンロップのオールシーズンタイヤに替えたのは2022年1月のことでした。オールシーズンでありますから、それから3年弱の期間は履きっぱなし。

その現状は以下の通り。

IMG_6558

メインのグルーブは十分に溝がありますが、右上辺りにみえるプラットフォーム(冬用タイヤとしての性能限界を判断する目安)は、ほぼほぼ露出した状態となっているのが確認できます。さらにスノーグリップに貢献するであろう細かいサイプも失われている部分が散見できます。つまり、今度の冬においてはオールシーズンタイヤではなく、機能的にはサマータイヤ状態になってしまったと判断できそう。

こうなることは、すでにオールシーズンタイヤを履いて2年が経過した時点でわかっていたことですが、冬を目前にして真の意味でオールシーズンタイヤとしての機能を喪失したといえ、履き替え必至といえる状況になっているのは事実といえましょうか。



もちろん、こうした消耗がすべてのクルマで起きると指摘するものではなく、あくまで月平均で1000kmほど走る軽バンユーザーである自分において起きたというだけの話。走行距離、車格、タイヤサイズなどが異なれば、結果は変わってくるはずですので、その点は誤解なきよう。


続きを読む

TCRジャパンにダンロップがワンメイクタイヤを供給すると発表

ダンロップレーシングタイヤの供給契約は2022~2024年シーズン

AQ3V9612 

自動車メーカーが市販するレーシングカー(TCR規定のツーリングカー)によって競われるTCRレースは、いわゆるジェントルマンからプロレーサーまでが参戦するカテゴリーとして世界中で盛り上がっているわけですが、日本でも2019年よりTCR JAPANが開催されております。そのシリーズ・ワンメイクタイヤとしてダンロップがレーシングタイヤを2022年から3シーズンの供給契約を結んだという発表あり。







続きを読む

トヨタTNGA GA-KプラットフォームのSUV 3モデルのタイヤサイズを比べてみる

RAV4 PHVとハリアーは19インチ、北米向けのハイランダーは20インチのタイヤを履く

IMG_2767

こちらの一枚は、先日トヨタがメディア向けに開催したハリアーの試乗会で撮ったもの。同じTNGAああアーキテクチャのGA-Kプラットフォームを採用するSUV 3モデルそろい踏みといったところでしょうか。見ての通り、左からRAV4 PHV、ハリアー、そして北米向けモデルのハイランダー。なかなか、この3台が並んでいる様子を見ることはできないかもしれません。

せっかくの機会ということで、3モデル+1(RAV4)のタイヤサイズと銘柄、指定空気圧をメモしてきましたので、ここで情報共有といきましょう。






続きを読む

キレイなR32スカイラインGT-Rを日産グローバル本社ギャラリーにて拝見

ちょっと雰囲気が違って見えたのは、タイヤがいまどきのデザインだから?
IMG_1156
久しぶりに日産のグローバル本社(横浜)に行く用事があったので、ついでにギャラリーをウロウロ。どうもGT-Rをフューチャーしているようで、ステージ上には最新の2020年モデルGT-Rと、来年発売予定のGT-Rニスモを展示。そして、ハコスカのレース仕様のほか、第二世代スカイラインGT-R(R32~R34)も飾ってあったのでした。希少性からするとニュルブルクリンクアタック仕様のBCNR33に注目すべきかもしれませんが、やはり目に留まったのはBNR32というのは、自分自身の世代的な影響でしょうか。ちょうど二十歳の頃に市販されたBNR32は、バブル景気だったこともあって、手の届きそうな気がする憧れの一台でありました。



また、BNR32といえば商売のネタとしてもありがたい存在。数え切れないほどの原稿を書かせてくれた名車でもあります。そんなスカイラインGT-Rを眺めていて、どこか違和感を覚えたのが、その足元。ホイールは他車流用もはやった例の16インチですが、なんとなく雰囲気が違うなと思ったら、タイヤ銘柄がダンロップ・ディレッツァZ IIIなのでした。トレッドパターンやショルダーのラインが1990年代とはずいぶん変わっていることが、そのちょっとした違和感につながったのかもしれません。もしかするとV SPECの17インチBBSホイールであれば、いまどきのタイヤでも自然に見えたかもしれませんが、さて?





-----------------
精進します。
  




人気ブログランキング

いま、インプレッサ系シャシーにマッチしているのは、215/50R17 のタイヤか?

IMG_0396

最新のスバル・ラインナップとなる一連のモデルに触れる機会あり。

スバルといっても、インプレッサ系のプラットフォームのモデルであります。最近、各メーカーでプラットフォームの規格化が進んでいますが、スバルの水平対向エンジンを積むモデルについては、そもそもプラットフォーム共有しているといえる内容でありまして(レガシィ除く)。

そうした内容については、開発エンジニア氏からも耳にしたことがあるのでありました。たとえば、インプレッサとWRXのホイールベースの違いについては、同じシャシーで車高を変えたことによる、トレーリングアーム角度の違いによるものでアーム長自体は共通……と聞いた記憶あり。

というわけで、このシャシーは、100馬力ちょっとから300馬力オーバーまでカバーするものですが、タイヤサイズにしても15インチから18インチ、195幅から245幅までという設定。

もちろん、プラットフォームの設計時に考慮しているわけで、大馬力で幅広タイヤだからといって破綻するようなことはないのですが、自分の好みとしてのバランスがとれている組み合わせは次のようなイメージで、そんなモデルがあったら乗ってみたい、と想像している今日このごろ。

最高出力:150kW
最大トルク:300Nm
タイヤ幅:215
扁平率:50
タイヤ内径:17インチ
最低地上高:145mm

あくまでもイメージ的な話であります、悪しからず。

なお、タイヤに対してトルクが出過ぎな気もしますが、出足ではトルクを絞った制御感を想像しております。


ところで、冒頭の画像は、インプレッサでもWRXでもない、しかし同系統プラットフォームのモデルがはくタイヤでありました……(汗)


精進します。














人気ブログランキングへ

インサイトのサマータイヤを検討中

1404651_679806785386169_1032264959_o

インサイトのシューズをサマータイヤに履き替え、そして国土交通省が「タイヤ騒音規制検討会」中間とりまとめについて、を発表したというタイミングもあって、新しいタイヤについてもろもろ考えている今日このごろ。

そういう要件は消費税アップ前に結論を出して、行動しておくべきなのでしょうが、3~5年は使うものですから、ついつい熟考してしまいます。

インサイト、なんだかんだ言ってハイブリッドカーですから、とりあえずの条件は、国内のタイヤラベリング制度における転がり抵抗AAAをクリアしていること。

もっとも、インサイトは『タイヤに頼らず燃費を稼ぐ』という基本コンセプトを持っている面もあるので、転がり抵抗の小さなタイヤを選ぶのはクルマの方向性とズレてしまうかもしれませんけれど……。


それはそれとして、ともかくAAAのタイヤをピックアップしてみたのでした。





さて、どうしましょう? 本日はエイプリルフールですが、そこそこ本気です(汗)
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ