信号のない横断歩道の手前にはダイヤのカタチ(ひし形)をした道路標示があります
MAH00757_Trim_Moment

いろいろご意見ありましょうが、交通事故の発生件数が減っているのはハードウェアとインフラの進化というのが持論。

たしかに運転手の安全意識を高めることは重要ですが、そうした啓蒙活動は長らく行なわれてきたわけで、ここ10年内の大幅な事故減少は、AEBS(衝突被害軽減ブレーキ)に代表されるADAS(先進運転支援システム)の進化が大きく貢献しているのだろうと思う次第であります。

その上で、ADASでは減らせないと感じるのが信号のない横断歩道における事故。法律上は横断しようとしている歩行者を優先して、車両は停止する義務があるのですが、なかなかそうはいっていないのも事実。もっとも、コンプライアンス意識の高まりからか、横断歩道における歩行者優先を順守する意識も強まっているという印象もありますが……。



とはいえ、信号のない横断歩道を認識してから両サイドの歩道に目をやり、横断しようとしている歩行者を見つけて、減速・停止するというのは運転手の力量によっては難しいと感じるのも事実でしょう。

そのために覚えておきたいのが、タイトルにもした「ダイヤの先には横断歩道」という合い言葉。路面にダイヤマークを見つけたら減速する意識が街乗りでの安全運転には大事というわけです。続きを読む