クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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ダイナミックフォースエンジン

新しいトヨタ・カムリ、ハイブリッドの操作系に走りへの意識ありや

アクセルペダルはオルガン式、シーケンシャルシフトで回生ブレーキを6段階で調整
日本仕様のカムリはモード燃費28.4~33.4km/Lの2.5リッターハイブリッドのみをラインナップということで、新型ダイナミックフォース”A25A型”エンジンにリチウムイオンバッテリー版のTHS II(トヨタハイブリッドシステムII)を組み合わせたパワートレインとなっているのでした。
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走りを前面に押し出したプロモーションをしている新型カムリ、ハイブリッドだからおとなしく走るべしというわけではないようで、レーシングミッション感覚で操作できるシーケンシャルシフトマチックを搭載。エンジンブレーキ(回生量)を6段階で調整できる機能も備えているほど。

さらにアクセルペダルは床につけたカカトがズレにくいオルガン式となっているのは意外といっては失礼かもしれませんが、予想外の選択。カタログの文言を借りれば『ドライバーの操作動線を最適化する』ことをコンセプトにしたコクピットに仕上がっている模様(実車を見たことがないので、自分個人としての判断はできかねますが)。

そして、シーケンシャルシフトは採用してもパドルシフトは備えないという判断は、カムリがターゲットにしているであろう層を考えると適切な判断と思うのは、ある年齢層においてシフトノブに手を置いて運転する印象が強いから。アラフィフの自分もそうした手癖については自覚もありますし(汗)
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トヨタ・カムリ発表、日本仕様は2.5リッターハイブリッドのみ

エンジン型式は「A25A-FXS」システム出力155kW、モード燃費は28.4~33.4km/L
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シャシーからパワートレインまで、トヨタニューグローバルアーキテクチャ(TNGA)をフル採用したグローバルモデル「カムリ」が、ついに日本デビュー。2.5リッターハイブリッドだけの設定となっておりますが、プロモーションとしては”走り”を前面に出している模様。
ハイブリッドで走りを楽しめる時代になっているというアピールはいまさら驚くことではないのですが、驚くのは燃費性能。けっして小さくはないボディ(スリーサイズ4,885×1,840×1,445mm)でJC08モード燃費が最良グレードで33.4km/Lというのは驚異的。先代モデルが23.4~25.4km/Lあたりだったと記憶しておりますし、フィットハイブリッドのスポーティグレード(30.4km/L)より燃費性能に優れているというわけですから。

ただし、燃費性能が33.4km/Lなのはベーシックグレードのみで、上級グレードのモード燃費は28.4km/L。なるほど「車重の違いによって等価慣性重量(排ガス計測時に使う負荷基準)を変えているのか」と早合点したのですが、カムリ各グレードの車重を見てみると、軽いほうから1540kg、1570kg、1600kg。いずれも等価慣性重量1700kgのゾーンにあるのでした。ということはタイヤサイズ(銘柄も含む?)の違いによる走行抵抗の差が、燃費データに出ていると考えるべきなのでしょう、おそらく。

だとすると、ベーシックグレードの重量を削って等価慣性重量1590kgのゾーンに入れたとしたら、どんな燃費数値を叩き出したのでありましょうか。ダイナミックフォースエンジンと呼ばれる熱効率に優れた新世代エンジン(熱効率の発表値は41%!)とモーター出力88kW・システム出力155kWの2モーターハイブリッドを組み合わせたパワートレインのポテンシャルに思いを馳せてしまうのでした(汗)
等価慣性重量の区分け、間違って記憶しているかもしれませんので、ご指摘いただければ幸いです。
http://toyotagazooracing.com/jp/nascar/

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世界初の連続可変容量オイルポンプの動作がひと目でわかる動画

吸い込み工程を短くすることで吐出量を連続的にコントロールする世界初のオイルポンプ

2017年の人とくるまのテクノロジー展も、駆け足で会場を見て回る結果になってしまったのですが、その中でもジッと見つめてしまったのが、こちらの展示。トヨタの新世代Dynamic Force Engineに使われている連続可変で吐出量をコントロールできるオイルポンプの動きを示したもの。

最初は、アウターローターが動くだけで吐出量が変化する理由がわからなかったのですが(汗)、説明を受けながら動きを見ていくと、スプリングを縮めてアウターローターを偏芯させることでオイルを吸う時間が短くなっているというのが腑に落ちてくるから、こうした展示というのはありがたいと実感。トロコイドポンプの動きをアタマの中では再現できない自身の能力不足をカバーしてくれるのでありました(大汗)

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連続可変で油圧を変えたい理由は、必要に応じてオイルポンプの負荷を軽減することでエンジン全体としての効率を上げるためで、なるほどシンプルな構造で燃費改善に効くのでありしょう。さらに、制御油圧をロストしたときには最大吐出量で稼働するのでトラブル対策も万全な構造というわけでしょうか。電動オイルポンプでも同様の制御は可能でしょうが、解説員の弁からはコストと効率面から有利といったムードを感じたのでした、エエ。

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