クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

タント

ダイハツ謹製、自動運転レベル3の軽自動車に興味津々

交通空白地に求められる小さな自動運転モビリティと軽自動車の相性は抜群

_1030720

先日、東京お台場で開催された「SIP-adus 展示・試乗会」に行ってきた際に目に留まったのが、この一台。ダイハツがタントをベースに作った自動運転実験車であります。

イベント全体の話は、こちらのコラムをご覧いただくとして、自動運転タントについて伺った話について、当エントリではシェアしたいと思います。



続きを読む

ダイハツ・タントがマイナーチェンジでオートホールド付きEPBを標準装備

スーパーハイトワゴンとしては日産・三菱に次ぐEPBの設定で、同カテゴリーの力関係は変わってくるか?

tanto_newcolor

軽自動車の主流といえるスーパーハイトワゴン・カテゴリー。その元祖的存在といえるのがダイハツ・タントですが、現時点での販売実績ではホンダN-BOXやスズキ・スペーシアの後塵を拝している状況。同社の新世代アーキテクチャDNGAを採用した初モデルであり、開発にはかなり力を注いだタントですが苦戦しているという印象が強いのでした。



そんなタントがマイナーチェンジを実施。その内容をまとめると以下の通り。

ターボエンジン車に、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能、コーナリングトレースアシストの3アイテムを標準装備化。

オートホールド機能付きEPBというのは軽自動車も広まっているところでありますし、ライバルであるN-BOXやスペーシアには備わっていない機能(日産ルークス、三菱eKには設定ありますが)なので、商品力をグッと上げたという印象で、販売現場でもアピールしやすいのでは?

なお、コーナリングトレースアシストとは、走行中カーブの差し掛かりでドライバーのブレーキを補助し、遠心力に負けず安定した姿勢を保つ機能ということであります。

そのほか、ボディ色にプラムブラウンクリスタルマイカやターコイズブルーマイカメタリックを追加したのもマイナーチェンジの変更点といったところでしょうか。

続きを読む

日産ルークスは2月25日に発表! デイズの名前が取れてどうなる?

デイズルークスあらため「ルークス」発表記者会見は2020年2月25日10時より。YouTubeで生中継!


新車の発表といえば、昔はギリギリまでスケジュールが隠されているものでしたが、いまやティザーサイトなどでピーアールするのは当たり前の手法となり、サプライズで発表というケースも減っております。そうしたティザー展開はしていない「日産ルークス」ですが、YouTubeでの生中継を用意していることで発表のタイミングを公表しているのでした。

ひっそりと公開しているわけではなく『待望の新型系スーパーハイトワゴン「日産ルークス」発表記者会見の模様を生中継いたします。ぜひご覧ください』と書いているあたり、事前にアピールしたいという意思はありありと感じるわけです。

もっとも日産ルークスについては三菱eKスペースと兄弟関係にあることは自明であり、拙ブログでも触れているようにeKスペースがすでに発表されておりますから、いまさら隠すことではないのかもしれませんが……。



 続きを読む

「2020年 軽自動車のすべて」発売! 取材メモ動画をこっそり公開中!!

今回も「軽自動車のすべて」において使い勝手の解説を担当。取材のライブ感をお伝えします!


モーター誌に強い出版社の三栄(旧・三栄書房)の「●●のすべて」というシリーズをご存知でしょうか。新型車の登場にあわせて製作される新車バイヤーズガイドの老舗的存在です。そのシリーズには統括版といって、ジャンル・カテゴリーごとに何十台ものクルマを一挙紹介するものもあります。

本日(2020年2月22日)に発売されるのが「2020年 軽自動車のすべて」。いまや日本の新車マーケットにおいて4割のシェアを占め、また登録車と合わせた販売ランキングでもトップグループを形成する軽自動車のすべてを紹介しようという本。ここ数年、こちらに寄稿させていただいております。

今回、原稿を書かせていただいたのは、以下の9モデル。

ダイハツ・タントカスタム
ダイハツ・タント
日産デイズルークス
日産デイズ
ダイハツ・ムーヴキャンバス
ダイハツ・キャスト
スズキ・アルトラパン
ダイハツ・ミラトコット
ダイハツ・アトレーワゴン



続きを読む

新型eKスペースは、ニーエアバッグをオプション設定しているゾ!

新型eKスペースは安全意識の高いクルマ。フロント・サイド・カーテンと6つのエアバッグを全車標準装備。ドライバーの脚部を守る運転席SRSニーエアバッグもメーカーオプションで用意する
safety_05_01

三菱自動車が東京オートサロンでお披露目したeKスペース/eKクロス スペース。遠からず、日産版も登場するでしょうが、このようにタイミングをずらせるあたり、バッジエンジニアリングの兄弟車ではなく、それぞれの意思が入ったモデルと感じさせる部分でもあります。

そんなeKスペースのホームページを眺めていて目が留まったのが、安全機能のページ。SRSエアバッグの展開イメージの画像に見慣れないエアバッグが含まれているのでした。それが運転席のニーエアバッグ。軽自動車ではダイハツが2代目タントで初めて採用した(はず)ニーエアバッグは、コストとの兼ね合いなのか、選ぶ人が少ないのか、最近ではオプション設定でも見なくなっている印象。しかし、新型eKスペースにはラインオプションとして設定されているのでした。

 続きを読む

ホンダの軽自動車「N」シリーズが累計250万台を達成、N-BOXが約7割を占める

2011年12月~2019年11月までの累計販売台数は2,520,786台。そのうちN-BOXは1,697,210台
1575513671469

先日、ホンダより”「N」シリーズの累計販売台数が250万台を突破”というニュースリリースが出ておりました。ニッポンの新しい軽自動車として2011年12月に誕生した「N」シリーズ。ホンダの軽自動車シェアを一気に広げ、国内生産を支えるシリーズでもあります。



ニュースリリースには暦年でのNシリーズの販売台数、N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VANの販売台数推移も載っておりますが、その数字はホンダの軽自動車がN-BOX一本足であることを裏付けるものであります。数字を抜き出すと次の通り。

Nシリーズ累計:2,520,786台
N-BOX累計:1,697,210台(67.3%)
N-ONE累計:244,411台(9.7%)
N-WGN累計:511,883台(20.3%)
N-VAN累計:67,282台(2.7%)

いくらN-BOXが最初にデビューしたといっても、これだけ1モデルの比率が高いというのはビジネスとしてアンバランスな気もしないではありませんが、基本メカニズムは共通ですから生産性からするとさほど問題はないのかもしれません。とはいえ、ひとつの車種に人気が集中しているというのはトレンドが変わったときに置いていかれる可能性があるので、もう少しバランスよく売ることがリスクヘッジになるとも思いますけれど。



続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ