クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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タイヤ

スズキ・エブリイバン、2022年11月の平均燃費が悪化したわけは?【軽バンライフ】

一般道を走る機会も多かったこともありますが、空気圧チェックを忘れたのが17.5km/Lという悪い燃費につながった模様

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毎月、定例で報告しております愛車エブリイバン(DA17V‐4型・2WD・5MT)の月間燃費。11月は17.5km/Lでありました。すっかり涼しくなりエアコンを使う機会もなくなりましたので、WLTC校外モードの18.0km/Lくらいの数字は出るかと期待しておりましたが、思ったほど伸びずでありました。

なお、ここまでの月間平均燃費は以下の通りです。

●2022年度 月間平均燃費データ
4月:18.7km/L
5月:17.9km/L
6月:18.3km/L
7月:15.3km/L
8月:16.9km/L
9月:17.2km/L
10月:18.1km/L

基準というか目標となるカタログ値は以下の通り。

WLTCモード 17.0 km/L
 〃市街地モード 15.4 km/L
 〃郊外モード 18.0 km/L
 〃高速道路モード 17.1 km/L
JC08モード 18.7 km/L

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タイヤの空気圧管理もIoT。シェアリング時代に向けた実験開始

横浜ゴム、オリックス自動車とタイヤ空気圧の遠隔監視システムの実証実験を開始

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自動車業界100年に一度の大変革期と当たり前のようにいわれ、CASEだのMaaSだのIoTといったアルファベットが飛び交う昨今ですが、自動車にとって不変といわれる黒くて丸いパーツ、タイヤにもIoTの流れが着々とやってきております。そんなわけで、横浜ゴムがタイヤ空気圧の遠隔監視システムをカーシェアリングに活用してメンテナンスの最適化をしようという試みを始めたと発表アリ。

横浜ゴム(株)はオリックス自動車(株)の協力を得て、新たなタイヤソリューションサービスとして当社が開発したタイヤ空気圧の遠隔監視システム(Tire air Pressure Remote access System=TPRS)の実証実験を8月より開始しました。実証実験はオリックス自動車のカーシェアリング事業であるオリックスカーシェアの車両に「TPRS」を導入し、東京都と神奈川県の首都圏の一部で実施します。

 

「TPRS」はタイヤの空気圧や温度、車両の位置情報をリアルタイムでリモート監視することができるシステムです。タイヤメンテナンスの大幅な省力化に加え、点検のバラツキ防止、異常検知による事故防止、適正な空気圧維持による燃費向上などに貢献し、検知データはリアルタイムでクラウドサーバーに保存します。「TPRS」はより厳しいタイヤ管理が求められる運輸・物流事業者向けに展開してきましたが、CASE、MaaSの発展による乗用車用タイヤの「生産財化」を見据え、このたび乗用車向けの検証を開始しました。
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トヨタTNGA GA-KプラットフォームのSUV 3モデルのタイヤサイズを比べてみる

RAV4 PHVとハリアーは19インチ、北米向けのハイランダーは20インチのタイヤを履く

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こちらの一枚は、先日トヨタがメディア向けに開催したハリアーの試乗会で撮ったもの。同じTNGAああアーキテクチャのGA-Kプラットフォームを採用するSUV 3モデルそろい踏みといったところでしょうか。見ての通り、左からRAV4 PHV、ハリアー、そして北米向けモデルのハイランダー。なかなか、この3台が並んでいる様子を見ることはできないかもしれません。

せっかくの機会ということで、3モデル+1(RAV4)のタイヤサイズと銘柄、指定空気圧をメモしてきましたので、ここで情報共有といきましょう。






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【新型アコード】トータル550km試乗で感じたマルとバツ

エンジンとモーターの切り替えのスムースさ、レジェンドより大きなHUDはマル。大柄なドライバーに合わせたコクピットと選択肢の少ないグレード構成はバツ

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2020年2月にフルモデルチェンジを果たしたホンダ・アコード。ようやく6月になって新型アコードに試乗する機会に恵まれました。一度目は市街地中心に150km、二度目は高速メインで400kmほどを走行したということで、かなり幅広いシチュエーションでの挙動や乗り心地などが確認できたと感じております。というわけで、本エントリの末尾にリンクを貼ったように、WEBメディアで3本ほど試乗記的な原稿を掲載していただいたのでした。

あらためて新型アコードのプロフィールを記すと、全長4900mm・全幅1860mm・全高1450mm・ホイールベース2830mm。エンジンは2.0Lで発電用と駆動用と2のモーターを組み合わせたハイブリッド「e:HEV」のパワートレインとなっているDセグメントセダン。駆動方式はFWDで、WLTCモード燃費は22.8km/Lとなっております。車重1560kgのセダンとして考えると、この燃費はかなり優秀といえますが、実際エアコンも入れて、速度的にも制限速度目いっぱいまで出した高速ツーリングでも、モード燃費の数値を叩き出すのですから恐れ入り谷の鬼子母神であります、ハイ。




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クルマを動かさないのも傷む原因。 #STAYHOME が大事なのはわかりますが…

あまりに長期間、動かさないのは故障の原因。タイヤとエンジンが大きなポイント

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新型コロナウイルス(COVID-19)を拡大を防ぐために不要不急のお出かけはせず、 #STAYHOME が求められております。人と人の接触機会がウイルス拡散の原因であれば、そうした対応をして命を守るというのは最優先になることに疑問を挟む余地はないといえますが、とはいえアフターコロナの世界に向けて様々な準備はしておきたいもの。

たとえばマイカーのコンディションを保っておくことに気を配っているでしょうか。

意外かもしれませんが、クルマというのは放置しておいても傷んでしまうもの。適切な環境で保管しているぶんには別ですが、駐車場などで雨ざらしになっていると様々な箇所にトラブルの芽をつくってしまうのであります。




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「もはやエコタイヤな風合いではない」的な。

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こちら、先日ふれる機会のあった、ホンダ・グレイスのタイヤ。上位グレードのそれとはいえ、ハイブリッドセダンながらダンロップSPスポーツなのでありました。

別にSPスポーツだからといってハイグリップタイヤであるとは限りませんし、タイヤ構造やゴムの選択によっては十分にエコ性能(走行抵抗減)も可能でありましょう。

それにしてもこのくらいエコエコしていない雰囲気というのは、ハイブリッドであったり、燃費性能であったりといった要素が当たり前になった時代だから可能なのか、それともあえてエコエコイメージを薄めようという工夫なのか。



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そしてハイブリッドだからといってタイヤ圧を高めて、そこで燃費性能を稼ごうとしていないのは、最近のホンダハイブリッドに共通の特徴。

ヴェゼルのリアなど、190kPaとむしろ低めなほどであります。
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タイヤというのは燃費への影響も大きいわけですが、同時に走りや安全といったファクターを支えるパーツでもあるわけで、そこに頼って燃費を稼ぐというのは、過去のトレンドとなるのでしょうし、タイヤそのものも燃費性能は当然として、トータルでのパフォーマンスを求められるフェイズなのでありましょう。


精進します。
 






 
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