クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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タイプR

11代目シビックにもタイプR開発中。思いを込めたカモフラージュ柄で登場

歴代シビックタイプRをモチーフにした迷彩をまとった新型シビックタイプRは従来通りニュルブルクリンクを目指す

01 2023 Honda Civic Type R - Camo 

先日、11代目へとフルモデルチェンジを果たした新型シビックに公道試乗をしてきたばかりですが、アメリカでは、11代目シビックをベースにした新世代タイプRの姿が公開されているのでした。

カモフラージュボディなのでわかりづらいですが、おそらく前後ともブリスターフェンダーとなっていて、フロントの開口部もずいぶん拡大している印象。その奥にかなり大きくなったインタークーラーが見えるのは気のせいでしょうか……。


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ホンダ・インテグラが帰ってくる? タイプRと言ってはいない

北米のアキュラ・ブランドから「インテグラ」が2022年に復活することが発表された

Acura Integra Teaser Sketch

”レジェンド・リターンズ”という、ある意味で挑発的ともいえるニュースリリースがアメリカのホンダから発表されました。ここで言うレジェンドというのは、もちろん日本でいうフラッグシップモデルのレジェンドではなく、伝説的モデルの復活という意味。そのモデルとは、それはティザーイラストでもわかるように「インテグラ」であります。

言われてみれば、北米でホンダがプレミアムブランド「アキュラ」を展開した最初期のモデルがインテグラでありまして、たしかに伝説的モデルの復活といえそう。ただし、アキュラ・ブランドですからタイプR的なインテグラではないイメージで考えるべきかもしれません……。

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11代目シビックの世界初公開は2021年6月24日に決定。日本仕様はハッチバックになるか?

赤いハッチバックのシルエットをティザーサイトで公開。ゆったりとしたクーペ的ルーフラインが印象的

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かつてホンダの屋台骨を支えていた主力モデル「シビック」も、少なくとも日本市場においてはタイプRのイメージが強いカルトカーとなっているのが現実。過去には日本市場から撤退したこともあり、次期モデルの動向も気になっていましたが、なんとか日本市場でもローンチすることが決定したようです。

というにも、日本語のティザーサイトが公開され、ワールドプレミアも6月24日と発表されたから。また、ティザーサイトの画像を見ると、先行して北米市場で発売されている4ドアセダンではなく、ハッチバックのほうが日本市場には投入されることになりそうであります。


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完売した2020MYのシビックタイプRにちょい乗りしました。気になる街乗り燃費は……

コンフォートモードを選ぶと街乗りもイージーモードの乗り心地。クラッチも予想よりは軽めだから渋滞でも気にならない

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先月、2020MYのシビックタイプR(11月30日発売ながらすでに完売!)に街乗りする機会あり。そして2020MYの特徴は以下の4点。

  • フロントグリルの開口面積を従来のモデルから大きくすることによる冷却性能の向上と、フロントバンパーエアスポイラーの形状変更などで従来モデル以上のダウンフォースレベル
  • アダプティブ・ダンパー・システム制御やサスペンションブッシュ・ボールジョイントなどのきめ細やかなサスペンションのアップデート
  • ステアリングの表皮にアルカンターラを採用
  • シフトノブをティアドロップ形状に変更
逆にいうと、FF世界最速の強心臓となる235kW(320PS)を発する2.0リッターVTECターボ「K20C」については公式には変更なしといったことでしょうか。

軽量バージョンの「リミテッドエディション」が200台限定でリリースされたことも2020MYのトピックスのひとつですが、標準グレードも含めてタイプRは完売だそうで、今回のちょい乗りは貴重な機会となったのでした。

ちなみに、シビックタイプRは6速MTだけの設定というスパルタンな仕様で、メーカー希望小売価格は標準グレードで475万2千円、リミテッドエディションは550万円でありました。

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11代目シビックをアメリカホンダが発表。イメージカラーはソーラーフレア・パール

パワートレインは未公開。スタイリングはシビックらしいタイムレス・デザイン

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先日のエントリで紹介したようにホンダ・シビックがプロトタイプを発表。かぞえて11代目となるシビックの外観が完全公開されております。10代目よりもコンサバでオーソドックスなセダンといった雰囲気ですが、それでいて一目でホンダのモデルとわかるスタイリングに仕上がっております。イメージカラーはソーラーフレア・パール。オレンジを使うというのは初代シビックRSにつながるものでヘリテージを感じさせますし、そのあたりもシビックらしさにつながっている要素といえそう。
The 11th-generation Civic draws inspiration from timeless elements of Honda design, including a low and wide stance, low beltline, clean and sophisticated detailing, and an open and airy cabin. The prototype model unveiled today presages the arrival of an all-new Civic lineup, beginning late spring 2021, with the launch of the Civic Sedan followed by the sporty and personal Civic Hatchback, performance-focused Civic Si, and the ultimate high-performance Civic: Type R.
さらに発表によると、セダンから始まる11代目シビックは最終的にハッチバックやSi、タイプRといったラインナップを実現するとのこと。これまで北米仕様にだけは用意されてきたクーペボディは明記されていないので消えてしまうのかもしれませんが……。





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総額500万円で買う、いまのホンダを象徴する両極端な2台~CIVIC TYPE R VS. Honda e~

ホンダらしさ満開の「FF最速」と「街なかベスト」。どちらも500万円の予算が必要?

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以前のエントリでもお伝えしたように、新型コロナウィルスの影響で発売延期となっていたシビック・タイプRが発売開始。FF最速をホームコースの鈴鹿サーキットで証明したシビックが正式発表されております。すでに完売している200台限定のリミテッドエディションは置いておくとして、カタログモデルのメーカー希望小売価格は4,752,000円。いまの日本市場では高すぎるという声もありましょうが、尖がったメーカーチューンのモデルと考えれば妥当な価格かもしれません。
ところで、この価格帯のホンダ車といえば先日試乗レポートをお伝えしたばかりの電気自動車(BEV)「Honda e」。標準車で451万円、Advanceグレードで495万円ですから、予算感だけでいえばシビック・タイプRと迷うことになりそうな予感も。

趣味性からいって真逆に思える2台ですが、「FF最速」とか「街なかベスト」とか一点集中的なコンセプトで作ったホンダ車には、どこか共通するテイストがあるのも事実。そして、ハンドリングの気持ちよさという点では共通性があるかもしれないと思ったりするのでもあります、ハイ。







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