クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

ゼロエミッション

日産リーフがマイナーチェンジを発表。ADASのブラッシュアップがメインテーマ?

新色「ステルスグレー」はEVのメカメカしさにも似合う未来を感じさせるカラー。ナビは一気に9インチへとサイズアップ
191216-01_04-1200x811
日産リーフ G ボディカラー ステルスグレー(P)/スーパーブラック 2トーン 

2019年1月に、バッテリー総電力量62kWhのe+を追加した日産の電気自動車「リーフ」が、ほぼ一年後となる2020年2月のマイナーチェンジを発表しております。パワートレインやシャシーなど目立ったハードウェアの変更はなく、「プロパイロット」や「プロパイロットパーキング」といったADAS系のブラッシュアップが主な進化ポイント。そのほか、車内Wi-Fiなどコネクテッド系も進化を遂げている模様。また予防安全では斜め後方の接近車両を検知する「BSI」を新採用したのが注目でしょうか。個人的には、新色のステルスグレーが気になる存在ですが、まあ売れ筋になる系統の色ではないでしょうか?

続きを読む

クルマはEVシフトが明確になりつつある。はたして水素社会はやってくるか

car_nenryou_denchi_fcv_haisui
CO2排出量削減で再生可能エネルギーの活用が増えると、自然と電気や水素で走るクルマが増える
気候変動や地球温暖化について異議を申し立てる人もいますし、CO2排出量の削減が無意味だと指摘する人もいます。しかし、おそらくゼロエミッションへの流れが変わらないのは単純に生活圏の空気がきれいに感じられるようになっているからで、大きなマインドとしては大気汚染対策として認められつつあるからだろう、と思う今日この頃。そのためには排ガスを出さないことが理想で、結局は化石燃料を極力使わない方向に単純化されるというのも感じているところ。そうなると結果的にCO2排出量の削減にもつながるわけですが……。


続きを読む

CO2排出量の問題プラス都市部の大気汚染がZEVの推進力になると予想

効率やバランス面では内燃機関を程よく使うことも重要ですが、ゼロエミッション化の優先順位が上がっていると感じる昨今
haiki_gas
自動車に限らず、モビリティ業界全般、いや産業界を含めた社会全体での環境対応というのは急務。とくに気候変動への対策と、その手段としてのCO2排出量削減は、その象徴といえるでしょうか。また、先進国・途上国を問わず都市部での大気汚染(スモッグ)というのは定期的に話題になるところ。日本は目に見える大気汚染(黒煙などのPM系)については他国に先んじてクリアした感はありますが、それでも夏場には光化学スモッグが発生することもあり。内燃機関を使っている限り、大気汚染のリスクは常に背負っている状態といえるわけです。

走行中に排ガスを出さないゼロエミッション車であれば大気汚染のリスクがゼロになるかといえば、生産や発電などの過程で発生する分がありますからそうとはいえないのでしょうが、それでもリスクを抑えることにはつながるはず。CO2排出量の削減と同時に大気汚染への対応を考えると、少なくともパーソナリティモビリティについては再生可能エネルギーを利用したゼロエミッション車を走らせるという方向に向かうだろうというのが、いろいろと眺めてきた上での個人的な予測。自動車メーカーが、そこまでは考えていないというのは理解しつつも、資本経済の仕組みからすると社会的なニーズが生き残る商品を生むわけで。ともかく次世代モビリティを予測するには、CO2排出量削減だけでなく大気汚染の視点も常に持っておく必要があるとは思う次第。もちろん、コネクテッドや自動運転といったテクノロジーも重要なピースになりますから、いずれにしても単純な話にはならないのでありました。

続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ