クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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スバルテクニカインターナショナル

SUBARUの最人気SUV「フォレスター」にSTI Sport新設定!

パワートレインは1.8リッター直噴ターボ。足回りはSTIチューンのSFRDダンパーが注目ポイント

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2022年の夏に予定されているフォレスターの一部改良において、追加設定される「STI Sport」グレードの情報公開が始まりました。

STI Sportというのは、パワートレイン系は標準グレードのまま、シャシー系をSUBARUワークスであるSTIの知見によってグレードアップしたスポーティバージョンといえる位置づけのグレード名。すでにインプレッサやレヴォーグなどには設定がありますので、今回のフォレスターSTI Sportについても似たような立ち位置と考えてよさそうです。


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STIオリジナルの電気スポーツカーはレーシングカーに非ず【東京オートサロン2022】

ル・マンのレーシングカー風に見えるけれど、あくまでもスポーツクーペ。狙うはニュルブルクリンク6分40秒

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2022年の東京オートサロンでSTI(スバルテクニカインターナショナル)が発表した電動マシンが「STI E-RA CONCEPT」。SUBARUのモータースポーツを統括するSTIが2年前から開発を進めてきたという電動スポーツカーは、一部のメディアではレーシングカーといった風に紹介されているようですが、さにあらず。

STI新規事業推進室の森 宏志 部長にうかがったところ、あくまでも2シータークーペであり、GT3マシンのような位置づけをイメージしているスポーツカーのコンセプトだということでありました。

  

たしかに、言われてみればレーシングカーとしてはキャビンが広くなっていますし、リアのクオーターウインドウが確認できるのはスポーツクーペ的。SUBARUではなく、あくまでSTIとしてのプロジェクトということでSTIのロゴしか車体についていないのも注目点で、このコンセプトカーはSTI単独での少量生産のスポーツカーというプロジェクトが動いていることをさりげなくアピールしているのかもしれません。

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オーバーフェンダー装備のWRX、STI S209を日本で見る貴重な機会

STIギャラリー企画展「TRY & ERROR 創造の軌跡」は2021年3月頃まで展示予定

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SUBARUのモータースポーツ統括会社、STI(スバルテクニカインターナショナル)の本社に併設されているSTIギャラリー。新型コロナウイルスの影響で閉鎖されていましたが、営業再開したということで見学&取材に行って参りました。WEBメディア「Clicccar」さんのほうでアウトプット(記事化)しておりますが、再開したSTIギャラリーでの注目ポイントは、新しい企画展「TRY & ERROR 創造の軌跡」が始まっていること。

これは北米でローンチした初めてのコンプリートカー「S209」の開発における、まさしく「TRY & ERROR」を、実際のパーツやインスタレーションによって表現するもので、もちろん日本未発売の「S209」もしっかりと展示されております。このコンプリートカーを見るだけでも三鷹まで行く価値あり。しかも、柵の向こうに置かれているのではなく、ベタベタと触れるように置かれているのです(実際にベタベタ触るのは新しい生活様式的にもどうかと思いますが)。いずれにしても、この機会を逃すとS209をこれほど間近に見ることができることはないでしょう。今のところ2021年3月くらいまでの展示を予定しているそうですが、新型コロナウイルスの影響が拡大しないともいえませんので、スバリストであれば早めに訪れておくのが吉といえそうと思ったり。






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SUBARU WRX S4のSTIコンプリートカー、500台が完売になったわけ

瞬殺ではなかったけれど、およそ2週間で500台の予約を集めたWRX S4 STI Sport #

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以前、「SUBARU WRX S4、最後を飾るSTIコンプリート「#」のポイントは?」というブログエントリをあげたのですが、500台限定のコンプリートカーが予約受付終了のお知らせ。
STIチューンの内容や、特別なアピアランスを考えれば完売御礼状態になるのは不思議ではないものの、とはいえWRX S4がCVTだけの設定で、古くからのMTにこだわるスバルファンとは相容れない部分もあることを思うと、予約開始から約2週間での受注終了(完売宣言)というのは、思っていたより早かったと感じる向きもあるのでは?






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SUBARU WRX S4、最後を飾るSTIコンプリート「#」のポイントは?

WRブルーからの卒業。専用色「セラミックホワイト」を選びたい最後の特別仕様車

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SUBARUのスポーツセダン「WRX S4」が、この秋での生産終了を前に”最後の特別仕様車”といえるWRX S4 STI Sport#(シャープ)を登場させるということでティザーがはじまっております。

特別仕様車と書きましたが、扱いとしては生産ラインでくみ上げるSTIコンプリートカーといった位置付けのようで、各種アイテムが備わっていることがティザーサイトにて公開されているのでした。

2020-05-26


STIが体幹チューニングと呼ぶフレキシブルタワーバーなどのボディ剛性コントロールアイテムの中ではリアのフレキシブルドロースティフナーは国内向けコンプリートカーとしては初採用。低背圧マフラーなどのチューニングは、かつてSTIコンプリートカーとして存在した「WRX S4 tS」での経験を活かしたメニューといえそう。

空力デバイスとしてはSTI製大型フロントアンダースポイラーやリアバンパーサイドのアウトレットが目立つところで、パッと見ての外観イメージとしては2017年にWRX STIベースで製作されたコンプリートカー「S208」に近い印象といったところでしょうか。
 
もっとも、これらのコンプリートカーと比べると「STI Sport#」の足元は18インチで、ブレーキもベース車同様というのは少々物足りないと感じるかもしれませんが…。

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2017年に運転した中でベストハンドリングだったのは……

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2017年の個人的ベストハンドリングマシンは、STIが体幹を引き締めた純正サスのインプレッサスポーツ
仕事のスタイルとして、あまり試乗感想文を書くようなタイプではないので、かなり狭い範囲の話になるかもしれませんが、2017年にちょい乗りした様々なクルマを思い出すと、ベストハンドリングだったのは【ワークスチューニング試乗会】で乗ったSTIチューンのインプレッサスポーツ。このクルマ、ボディ補強はしつつサスペンション自体は純正でありましたから、かなりしなやかな味付けだったのですが、とにかく四輪の接地感があってバンピーな路面も気にならずに踏んでいけるし、曲げていける感触。とくに後輪がストロークしながら、しっかりとトレッドの食いつく面を路面にタッチさせるようキャンバー変化しているのが安定感につながっているようで、とにかく好印象が記憶に残るのでありました。こうした感触を生み出しているのは、SUBARUの新世代プラットフォームSGPの良さを引き出すチューニングのおかげでありましょう。そして、そのシャシーレベルの高さを味わうと、最新のSGPにパワフルなターボエンジンを載せたモデルの登場を期待してしまうわけで、それは現行のWRX系は待ちという判断にもつながるわけです。もっともEJ20エンジンのライフを考えると、新世代プラットフォームまで待つのが正解とはいえないかもしれませんが……(汗)



精進します。
  




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