アメリカでは信号機のある交差点をラウンドアバウトに変えると死傷事故が8割近く減ったとの報告あり
アメリカの交通安全の調査団体であるIIHSのTwitterアカウントを見ていたら、彼の地においてラウンドアバウトウィークが始まったのだそうで。
ラウンドアバウトというのは交差点を円形としたもので、いずれの方向から来た車両もストップすることなく円形路の部分に進入して直進・右左折を行なうという構造の道路。以下にイギリスのドライビングスクールの公式チャネルがYouTubeに上げていた動画を貼っておきますが、こうした構造の交差点をラウンドアバウトと呼ぶのはご存知の通り。



この動画でも説明していうようにビギナーがスムースにラウンドアバウトを通過するにはトレーニングが必要であったり、またそれなりの面積が必要なので単純に従来型の交差点をラウンドアバウトに変えるのは難しいという問題もありますが、信号機が不要というのは停電時に強いというメリットや電力消費を抑えられるというメリットあり。また、停止しないことで燃費にも有利な道路といわれております。

そんなラウンドアバウトは交通事故の低減にも大いに貢献するのだとか。IIHSのレポートによると以下のようなデータがあるのだそうです。続きを読む