クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ステランティス

プジョー208と2008の電気自動車が電費カイゼンでCEV補助金65万円に増額

e-208 は 395kmへ15kmアップ (WLTCモード)、e-2008は 380kmへ20kmアップ (WLTCモード)

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ステランティスからFIAT500eというコンパクトな電気自動車が上陸したばかりですが、同じくステランティスのプジョーブランドが誇るコンパクトな電気自動車e-208とe-2008がギア比の変更などのマイナーチェンジを実施。WLTCモードでの一充電航続距離を上記のようにガッツリ伸ばしております。

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2038年までにゼロカーボンを目指すステランティスの5つの戦略とは

10年内に欧州での販売を100% BEVに、北米では50%をBEVにするというプラン。2038年にゼロカーボンを目指す


 
プジョー、フィアット、ジープなど多くのブランドを傘下に抱えるステランティスが「Dare Forward 2030」という長期戦略計画を発表、あわせてプロモーションムービーを公開しております。

こちらのムービーは長期戦略の背景にあるメガトレンドが生み出す未来について描きつつ、ステランティスのスタンスを示すといった内容ですが、そのメガトレンドとは以下の5点。

  1. ENERGY TRANSITION
  2. MOBILITY AS AN EXPERIENCE
  3. DIGITAL MOBILITY
  4. FRAGMENTATION
  5. VOLATILITY

電動化やコネクテッドが進むのはもはや既定路線。その先を見据えた戦略を掲げることが自動車メーカーのサバイブには必要である、この5つのテーマからはそんな意思を感じるのです。

そんなステランティスの長期戦略において、具体的な商品計画の軸となるのは電気自動車。

他社をリードする2038年までのカーボンニュートラルを掲げ、欧州では2030年までに市販車を100%ゼロエミッションにするという戦略を発表したのでした。その99%以上は電気自動車、そして1万台前後の規模で商用の燃料電池車も用意するというのは、エリアによっては水素社会が進むという判断でしょうか。

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乗れば納得! 日本におけるプジョーの電動化比率は1割以上

実売比率で10~15%程度が電動車になっているというプジョー。なかでも3008 HYBRID4を選ぶ気持ちは共感できる!

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イタリアのフィアット、北米のクライスラーが合併して生まれたFCA、プジョーやシトロエンを軸とするPSA。この両社が一体となったステランティスが生まれてから一年が経過しました。内部の話はわからないものの、外野から見ているかぎり統合は順調に進んでいるように思えます。とくに日本での現地法人については徐々に一体化を進めているという印象を受けておりました。

そんな中、2022年3月に日本法人も合体、ステランティスジャパンを設立するという発表があったのでした。その発表では、ステランティスジャパンの擁する7つのブランドについての現況や将来性についても報告がありました。そんなこんなを記事化したのが、こちらのコラムですが、その中で気になったのは電動化に関する話題です。

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ステランティスが研究する路面からのワイヤレス給電システムは電動化の救世主になる?

路面からのワイヤレス給電と駐車時のワイヤレス充電を同じ受電装備で対応できればスタンダードになる可能性あり!?

ArenaDelFuturo

少々古いニュース(といっても12月初旬に発表されたもの)ですが、世界トップの多彩なブランドを抱える自動車メーカー「ステランティス」が、電気自動車のワイヤレス給電についての実験を始めているということです。


簡単にいうと、走りながら舗装路から電気を受け取るというシステムの実験。道路にコイルを埋め込み、車体側の受電装置で電気を受け取り、その電力で走るというもの。つまり、バッテリー充電量を気にせず遠くまで走れるという電気自動車につながる技術といえます。 

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プラグインの電気自動車が増えると電力供給はひっ迫するのか?

世界的大市場、アメリカでは2030年までに電気自動車(バッテリー式電気自動車、燃料電池、プラグインハイブリッド車)を年間販売台数の40〜50%にすると宣言

  

アメリカではフォード、ゼネラルモーターズ、ステランティスの3社が2030年までに新車販売の半数近くを電気自動車(バッテリーEV、プラグインハイブリッド車、燃料電池車)にすると宣言していたり、日本では政府として2035年までにすべての新車販売を電動車にする(この場合はハイブリッド車含む)と目標設定していたりするわけですが、プラグイン(充電)するクルマの普及というのは化石燃料の消費が減る一方で、電力消費量が増えることにつながるのは自明。




電気自動車(バッテリーEVやプラグインハイブリッド車)の普及における課題のひとつに、電力供給は大丈夫なのかという話があるわけです。冒頭の動画は、2030年の日本においてバッテリーEVの普及予測と電力供給の関係からどうなのよ?という疑問に関する自分なりの意見をまとめたものですが、結論をいえば「問題ないでしょう」。そもそも電力会社が供給に対する不安や課題を呈しているのでなければ、外野が勝手に課題化する必要はないだろうとも思うのでありました。

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超人気!シトロエン・ベルランゴに新色追加の嬉しいニュースと価格改定の悲しいニュース

BERLINGOにメタリック系のボディカラー2色を追加あわせて特別仕様車XTR PACKをレギュラー化

フレンチ系スライドドア車として新しいファミリーユーザーを開拓していると話題のシトロエン・ベルランゴが小変更を発表。

手短にまとめると、『ボディカラーは従来のアクアグリーンをディープ ブルーに変更。さらにメタリック コッパーを追加。あわせて特別仕様として人気のXTR PACKをレギュラーモデル化して、エントリーグレードのFEELにもブラインドスポットモニターを標準装備』といったところ。

メーカー希望小売価格は、FEELが317万円、SHINEが344万円、SHINE XTR PACKが354万円となっております。
20210201_BERLINGO_NEW_COLOR_09
ディープブルー(設定されるのはSHINEグレードのみ)
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