クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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スタイリング

自動車好きは「デザインをパクった」と言いたがるけれど……

量産仕様が生産される2年前には実物大のモックアップが存在していた! 通常のスケジュール感というのは年単位なのです

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先日来、拙ブログでもエントリをあげているように、スバル・ソルテラというまったく新しい電気自動車が間もなく登場といったムードになっています。小生が試乗したのはプロトタイプでしたが、だからといって「量産仕様とは●●が異なります」といったエクスキューズもなく、まったく市販状態・量産仕様と同等なのだなあと感じる仕上がりでもありました。







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自動車の大顔化についてなどUstreamでダラダラトーク。

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先日、ボルボのラインナップを俯瞰的に見る機会があって思いついたこと。

「顔が大きめのグローバルCセグは、プロポーション的に幼い顔にしたほうが好きかもなあ」という話をUstreamでダラダラと。

Broadcast live streaming video on Ustream

衝突案件、歩行者保護からフロント・オーバーハングが長く、ボンネットが高くなる傾向にある最近の自動車。それでいてボディ長はセグメントによって、それほど大きくなっているわけではなく、結果として「大顔のプロポーション」になりがち。

それを等身的な言い方で表現すると、7等身から6.5等身にプロポーションが変わった、人間でいえば幼いプロポーションに変化したといえるかもというのが、このUstreamでのメインテーマとなった仮説。

だとすると、プロポーションの変化により、似合う顔つきというのも変わってくるわけで、VWのビートル、BMWのミニといったヘリテージカーが、マーケットで一定の支持を得ているのは、現代的な大顔プロポーションと、この手の丸目フェイスが、懐かしさのアピールとは別の意味で高評価につながっているためでは? などと考えてみたりする今日このごろ。

精進します。



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目立つところが似ているのはカテゴライズとしての象徴なのでは? という、つらつらUstream



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とまあ、北米市場向けの日本車というカテゴライズがあるとしたら、どんな共通イメージがありえるのだろう? という仮説で並べて見比べていて、下のエントリを書いたという部分もあるのですが。


ともあれ、こうしてヘッドライトなど目立つ部分に共通性が感じられるというのは、それによってカテゴライズするユーザーをターゲットにしている証というか、象徴するアイテムとして必要なのか、などと感じるのでありました。

そして、思いついたのが『クルマのマスクが似ている印象なのは、赤文字雑誌と共通する部分もあるのでは?』という仮説でありました。


女性向けファッショントレンドを紹介する赤文字雑誌が、そのターゲットユーザーを明確にするために表紙ロゴを赤くしているように、クルマもヘッドライトやグリルといった象徴的な意匠によってマーケットへアピールしていて、そこが似ているのは当然の話であって、そうしてカテゴライズした上で、ライバルと差別化するというのが商品力という仮説。ターゲットユーザー以外には、似ている、真似しているように見えるかもしれませんが、その対象としているマーケットにおいては、それは前提条件的であって、批判するようなネガティブ要素ではないのでは、という話でもあります。

そんなこんなを、つらつらUstream。
 
Video streaming by Ustream
20分もしゃべりながら、マーケティング的なセグメントやカテゴライズ以上にマーケットというのは細分化していて、世界的なトレンドなんていうのは幻なのだなぁ、とも思った次第。



それにしても、いろいろ難しい。

精進します。

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