クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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スクーター

約15年前の2スト・スクーター「アドレスV100」の燃費を測ってみた

カタログでの60km/h定地燃費は43.0km/L、満タン法での計測値は41.0km/Lだった!

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自動車コラムニストという仕事柄、燃費・電費は常に気になっているのですが今年になって入手した”ちょい古”の原付二種スクーター「アドレスV100」については燃費に無頓着なまま乗っています。

というのも、この時代の原付二種スクーターですから、距離標示は回転式のオドメーター(積算走行距離計)しかなく、燃料噴射がキャブレターということもあってオンボードの燃費表示もありません。

燃費を測るには、満タン時にオドメーターの数値をメモしておいて次の満タン時の距離と引き算して、走行距離と使用燃料を出す必要があって日常的にチェックする気にならないのでした。

いわゆる満タン法と呼ばれる燃費計測では、まず満タンのポイントがズレますし、長期間に使用で測ろうと思うと燃料の蒸発分をどのように加味するのか迷いますので。

というわけで、できるだけ正確に測るには一気にそれなりの距離を走る機会がなければ測る意味がないという風に考えていて、そうした機会が今までなかなかなかったのでした。

今回、サーキット秋ヶ瀬で開催されたスクーターミーティング2021を観戦しようと思いったこともあり、往復で約100kmほど走るという機会が訪れたので燃費を測ってみようと思った次第であります。



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軽さは正義! カーボン製ヘルメットを使って感じたこと

カーボン製ヘルメットを初めてかぶった。ヘルメットの300gは1kgに相当するほど軽く感じる

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2021年になって、ノスタルジーと気軽なバイクライフという点から2サイクルエンジンの原付二種スクーター「スズキ・アドレスV100」に乗っています。バイクライフといえば、欠かせないギアがヘルメット。スクーターですが、これまで使っていたフルフェイスタイプのヘルメットをかぶっていたのでした。安全面でもフルフェイスのほうが安心感がありますので、それ自体は悪くないと思っていたのですが、気軽さという点からジェットタイプが欲しいと感じることもしばしば。

というわけで、先日動画のほうでお送りしたのですが、ウインズジャパンのカーボン製ジェット型ヘルメット「A-FORCE RS JET(エー・フォース アールエス ジェット)」を購入したのでした。カーボン製ということでセールスポイントは軽量さ。カタログ値では1300g前後ということですが、実際にかぶってみると、もっとずっと軽く感じるから不思議なもの。


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交通事故を避けるためには手間を惜しまず視野を広くする意識が最重要

加齢による視力の劣化を意識して、しっかり首を動かして周囲を確認すべし



自動車メーカーに共通する思いは「交通事故ゼロ」というのは、おそらく間違っていないはずですが、自動運転技術が確立されるまでは、その実現にドライバー・ライダーの気の持ちようも重要だというのもまた事実でありましょう。

また、交通アクシデントというのは、とくにライダーにとっては「どちらが悪い」という話は別に自分自身がケガをしてしまうことにつながるわけで、自分に優先権があるような状況であっても相手に譲るなどして避けるべきだとも思うわけです。こちらの動画(モトブログ)は、そうした周囲の状況を把握することが安全運転の大基本ということで、視野を広くすることをおすすめした内容となっております。

あらためて見ると、1分30秒あたりで合流してくるワゴンの速度を把握して、あえて自分が減速して先に行かせている様子も映っておりました。



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納車から10日で200km走行。アドレスV100(CE13A)のファーストインプレッション

50km/hからの加速感は2スト的で期待通り。スタートダッシュがイマイチなのは仕様?

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このスクーター、何かおわかりでしょうか。2000年代に販売されていたスズキの原付二種スクーター「アドレスV100」で、エンジンは2スト(2サイクル)の99cc。燃料供給装置はもちろんキャブという時代のメットインスクーターなのでした。

以前から、左手でリアブレーキをかける感覚を学びたいと思いスクーターを探していたのですが、たまたま立ち寄った中古バイク屋さんの店先で偶然の出会いをしたアドレスV100にピピッときてしまい、あえて2021年に2ストエンジンを味わうという決断をすることに。

そんなアドレスが納車されたのが5月後半で、10日足らずで200km以上を走ってしまうというお気に入りぶりであります。そんなわけで、リターンライダーが日常の足としてアドレスV100を導入してのファーストインプレッションを箇条書きすると次の通り。

  • 予想より白煙は掃き出さない
  • 信号待ちなどでは2スト独特の匂いが強い
  • ゼロ発進では期待ほどの加速感じゃない
  • 50km/hを超えるとグンと伸びる感じが2スト的
  • フロントディスクブレーキはコントロール性があって乗りやすい
  • リアのドラムブレーキは必要十分な効きだけれど調整はしづらい
  • シートは十分なクッション性
  • 街乗りレベルではサスペンション関連の不満なし
  • 手持ちのXLサイズのフルフェイスヘルメットはメットインスペースに収まりそうもない

それにしても2ストの匂いというのは2021年には少々気が引けるもの。とはいえ、それを非日常的なファンにつながる要素として楽しむことができているので、どんどん愛着が増していきそうな予感です。


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四輪と同じ『e:HEV』を名乗った原付二種のハイブリッドに興味津々

ホンダの人気スクーター「PCX」が完全フルモデルチェンジ。新エンジンとなったハイブリッドモデルはドライブモードを「D」と「S」からセレクトできる。



こちらの動画で速報的にお知らせしたようにホンダの大ヒットスクーターであるPCXシリーズがフルモデルチェンジ。ボディカウルはもちろん、フレームからエンジンまで一新されております。具体的にはエンジンのボア×ストロークが、従来モデルの52.4×57.9mmから新型では53.5×55.5mmとまったく異なるスペックになっているのでした。さらに軽二輪バージョンについてはPCX150からPCX160へと排気量アップしているほど。



とはいえ、個人的な興味のほとんどは「PCX e:HEV」に持っていかれたのでした。もともとPCXにはハイブリッド仕様が用意されてはいたのですが、四輪でもハイブリッドのことをe:HEVと改称しているわけですが、それを二輪にも展開することでホンダというブランドとしての統一感を出そうというのは、電動化時代にむけたブランディングとして意味があると思えますから……。





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原付での幹線道路走行で気を付けたいポイント【ただし原付二種は除く】

原付(50cc以下の二輪車)は一般道でも通行不可な箇所があったりするから気を付けたい

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最近では、自転車も車道を走るべしという道交法の基本も認知されてきておりますが、その際に気を付けたいのは自転車やリヤカーなどの「軽車両」は走行不可な箇所が少なくないこと。幹線道路のオーバーパス、アンダーパスはたいていのケースで上記のような軽車両通行不可の標識が立っているものです。

さらに、この画像では軽車両通行不可の上に「原付通行不可」の標識も出ておりますが、この場合の原付というのは50cc以下の原動機付自転車を指しております。ですから、ピンクナンバーや黄色ナンバーの原付二種は走行不可ではないので「自分のバイクは原付(二種)だから」と思わなくてもいのですが、バイパス的な個所などでは「自二輪(125cc以下)通行不可」の標識があったりすることもあるので、それはそれで気をつけたいところであります。


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