クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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スカイライン

昭和の「4VALVE DOHC TURBO」は、令和に「ASSB E-4ORCE」なった!

日産がジャパンモビリティショーにサプライズ登場させた「ハイパーフォース」のルーツはDR30といえるワケ

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記念すべき第一回ジャパンモビリティショーにて、日産ブースの主役に躍り出たのが「ハイパーフォース」。まったく現実味がなく、メタバースの世界から飛び出したようなスタイリングからしてデザインコンセプトであることは明らかですが、白と赤のLEDが点滅するエンブレムは、歴代GT-Rのそれを感じさせるもので、電動化時代のGT-R像を示すコンセプトというのが、大方の見方のよう。

しかし、あえてGT-Rにしていない! と思う部分もあり。それがリアフェンダーにある「1000kW ASSB E-4ORCE」という金文字であります。

最高出力、全個体電池、四輪の駆動力制御機構といったメカニズムをアピールする内容かつ金文字となれば、思い出すのはスカイラインRS(DR30)では?

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415馬力のエンジンが510万円で買える!ランドクルーザーの人気はコスパだ

すでに納車まで一年待ちというランドクルーザー。王者の風格とコスパの良さを考えれば、それも納得


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先日、日本仕様が正式発表されたトヨタ・ランドクルーザー。同社のホームページによると、すでに納期は一年以上先になる見込みなのだとか!?



ホームページに記されている文言をそのまま引用すれば、次の通り。

2021年8月2日に発表した新型ランドクルーザーにつきまして、ご注文をいただいてからお届けするのに多大な時間を要する見通しとなっておりますことを、心よりお詫び申し上げます。
8月2日以降にご注文をいただく場合の納期は、1年以上となる見込みです。
弊社といたしましては、少しでもお客様への納期を短縮できるよう、取組みを検討して参りますので、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
まさに売れすぎて困っちゃうという状況になっているわけですが、ランドクルーザーのスペックを価格を眺めてみると、その売れ行きにも納得。なにしろ超コスパがいいのでした。


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日産インフィニティの中核SUV「QX60」はV6エンジンのAWDで発表

スカイラインクロスオーバーとして売られてもふさわしい風格を持つミッドサイズSUV。3.5リッターV6エンジンの最高出力は295米馬力!

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日産がプレミアムブランド「インフィニティ」の新しい3列シートのSUVモデル「QX60」を世界初公開。現時点では細かなスペックは未公表で、アメリカと中国の工場で生産されることがアナウンスされているくらい。すなわち、北米と中国という世界の二大市場に向けた商品企画というわけです。

 

日本では販売予定がないようで、日本向けのリリースでは『パワフルなV型6気筒エンジン、新型の9速オートマチックトランスミッション、インテリジェント4WD(四輪駆動)、ナビリンク機能付きのプロパイロット・アシストなどを採用』といったくらいしかテクニカルな情報はないわけですが、さすがに主要マーケットであるアメリカでは、もう少し詳しい情報が発表されておりました。


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日産スカイライン開発中止という報道に感じる違和感の正体とは?

そもそもスカイラインはインフィニティQ50の日本仕様。モデル的には開発は継続されるはず

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 ※画像は2021年4月に設定されたインフィニティQ50 Signature Edition

日産のスポーツセダン「スカイライン」が開発中止になると日経新聞が報道したことが一部で話題となっております。記事タイトルだけ見ると、日産は開発資源をSUVに集中させるような印象があり、その前提での議論が進んでいるようにも思えますが、はたしてそれは正しいのか?

そもそも現行を含むV6になってからのスカイラインというのは、けっしてスカイラインとして開発されたわけではないのは、ご存知の通り。日産のプレミアムブランド「infinity(インフィニティ)」のミドルセダンを、日本でスカイラインとして売っているという背景があります。

現行スカイラインでいえばインフィニティQ50がベースになっているわけです。一時期は”日産”スカイラインなのに、ボディ各所にはインフィニティのエンブレムが確認できるという仕様だったこともありました。


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横浜ゴム、ADVAN HFタイプD復刻版のサイズを拡充で思い出すこと

R30スカイラインが履いている純正アルミホイールをR31に履かせていたことがありまーす(棒

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以前から旧車ファンの味方としてヒストリックタイヤを復刻生産している横浜ゴム。1980年代の”走り屋”ブームの中で大人気を博した「ADVAN HF TYPE-D」も、そうした復刻モデルのひとつでしたが、今回10サイズの追加設定が発表され、そのイメージカットとしてR30スカイラインに履かせた画像が公開されました。

このクルマ、デビュー当時も人気でしたが、スカイラインがR31にフルモデルチェンジした後に公開された映画「首都高速トライアル」でのメインマシンとして登場したことで、走り屋にとってレジェンドマシン入りしたという印象もアリ。もちろん、西部警察での劇中車として人気を集めていたのは言うまでもありませんが。

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トミカ50周年、あのカラーリングが現代によみがえる

トミカと日産のコラボといえばコレ。スカイラインRSのカラーリングが象徴でしょ

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先日、横浜にある日産のヘッドクォーター(本社)に訪れる機会があり、せっかくなので一階にあるショールームをウロウロとしていたところ、こんなカラーリングのGT-Rが展示されているのを発見。1980年代のシルエットフォーミュラ・レースにおいてレースに復帰したスカイライン、そのタイトルスポンサーに合わせたトミカ・カラーはある意味で伝統のカラーリングといえるもの。

トミカ50周年に合わせて日産のデザイナーが、そのヘリテージを考慮して生み出したカラーリングが提供され、実際に50周年記念トミカとして発売されたわけですが、日産ショールームに置いてあったのは、その実車版。デザイナーのコメントとして『GT-Rの名を冠さなかったスカイラインR30と、スカイラインの名を冠さなかったR35GT-Rを、このトミカカラーリングで一緒にすることができたことには強い思いを持っています』と書かれていましたが、実車を目前にすれば、その言葉には膝を打つ思いであります。





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