クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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スイフト

今年のイヤーカーはスズキ・スイフトに決定!

スイフトが「2025年次 RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞するのは4代連続で予想通り?

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下のリンクにあるように、今年のイヤーカー第一弾(?)となるRJCカー オブ ザ イヤーが発表され、スズキのコンパクトカー「スイフト」が受賞したということです。

スズキの小型乗用車「スイフト」が、NPO法人 日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する「2025年次 RJC カー オブ ザ イヤー」を受賞しました。



個人的なスイフトの印象は、完全新設計の3気筒エンジン+マイルドハイブリッドが持つ全体的なスムースネス、Z世代の好みも考慮しつつ空力特性を追求したスタイリングなど、コンパクトカーとしてバランスの良い一台と感じておりましたので、いわゆる賞レースにおける高評価にも疑問はないところといえるでしょうか。
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それでもライバルに負けている?レギュラーガソリン仕様の高圧縮比SKYACTIV-GをMAZDA2に搭載

マツダファンなら覚えておきたい「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)」というパワーワード

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マツダのコンパクトカー「MAZDA2」はデミオ時代から数えるともはやモデル末期に近づいているという印象さえありますが、2021年6月の商品改良ではガソリンエンジンが高圧縮版に超進化、かなり気合の入った進化を遂げております。

コンパクトカーらしくレギュラーガソリン仕様の1.5リッターガソリンエンジンの圧縮比は、なんと今回の進化によって12.0から14.0へと高まっているのでした。トヨタ・ヤリスの3気筒エンジンも14.0の圧縮比ですから、それ自体は驚くほどではありませんが、ゼロベースで開発したトヨタの3気筒エンジンと異なり、MAZDA2のエンジンは基本はそのままに改良したという話ですから、これほど圧縮比を上げたというのは正直驚き。

そのあたりのメカニズム的な内容についてまとめたのが、こちらのコラム。マツダが実現したSPCCI(火花点火制御圧縮着火)のノウハウを活かすことで、「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)という新しい燃焼方式を実現したというのがマツダのアピールするところなのでした。





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2020年 クルマのミライYouTubeチャンネルの再生時間トップ10。人気は水平対向エンジンのあのクルマ

一年間の総再生時間は2万1516時間、視聴回数51万回に大感謝!

2021年の仕事も本格的に始まったタイミングですが、あらためて2020年を振り返ると、個人的にはYouTubeチャンネルを本格的に再始動したのはトピックスのひとつ。チャンネル自体は2006年10月に開設していたのですが、いまどきのYouTube的には活用せずごくたまに、それもほぼ無編集の動画をあげているだけという感じでしたので。そんな感じの放置チャンネルだったのですが、ちょうど新型コロナウイルスによって社会が変わり始めた頃に、新しいことをはじめる時間ができたのを機に動画を作り始めたのでした。結果として一年間で51万回も再生していただき、また11月からは各種条件をクリアしてふたたび収益化もすることができました。本当にありがとうございます。

さて、しばらくはちゃんとチャンネル名もつけずにやっておりましたが、いまでは『YsPlanning 山本晋也 【クルマのミライ】』と名前をつけております。チャンネル名からもご想像できるでしょうが、2021年はブログとのメディアミックス感をより強めていこうと思っている次第。ブログで速報、動画で深掘りというパターンもあるでしょうし、試乗動画の深掘りをブログ記事で展開するというパターンも考えております。というわけで、ひとまずは2020年に自分のYouTubeチャンネルでどんな動画が人気だったのか総再生時間でのランキングを紹介させていただきます。宜しければお時間のある時に再生していただければ幸いです。

第一位
ホンダN-VANの6速MTはクロスしていて超楽しい 
公開日:2020/04/25
2020年内・総再生時間:1046.4時間
2020年内・再生回数:4万1929回


第一位は、2018年夏に試乗したN-VANの動画データが発掘されたので、それを再編集したもの。YouTubeにアップするつもりはさらさらなく、動画ごっこくらいのつもりで撮ったデータなので挨拶もろくにしていないのですが、ネタの希少性からかロングテール的にずっと再生していただいております。

第二位
新型レヴォーグのエンジンは完全新設計のリーンバーンターボ「CB18」。ボアピッチから設計思想を考察する
公開日:2020/08/21
2020年内・総再生時間:874.0時間
2020年内・再生回数:1万306回






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トヨタ、ホンダ、スズキのBセグ向けハイブリッドシステムを比較する

ヤリスとフィットのエントリーグレードで再計算。
ハイブリッドの燃費伸び率も調べてみた


コンパクトカーのハイブリッドシステムは安くあるべし! と思う部分もあるのですが、もちろん燃費性能の向上も重要な要素。というわけで、ハイブリッドは同等グレードのガソリンエンジン車に対して、同じモデルの中で比較するとどのような差があって、それがメーカーごとのシステムの違いとどんな関係にあるのかを軽く考察してみたのが、こちらの動画。サンプルとしてはトヨタ・ヤリス、ホンダ・フィット(以上2モーターハイブリッド)、そしてスズキ・スイフト(1モーターハイブリッド)であります。



こちらの動画では、ヤリスがGグレード、フィットがNESSグレード、そしてスイフトはRSとハイブリッドSZで比較していますが、結果としてヤリスのシステムがエンジン車に対して高くなっているのでは? という結論に至ったのですが、それはあくまで一例であります。

ブログ用に別グレードで計算してみたのが、以下の表。

ヤリスフィットスイフト
価格差40万円44万円30万1400円
重量差60kg110kg70kg
燃費伸び率166%144%115%
比較グレードXBASICRS/SZ

ヤリスとフィットは廉価版のエントリーグレードをサンプルに、スイフトは選択肢が一択なので動画と同じ組み合わせで各種スペックを比較してみたのでした。こうしてみると、ホンダのe:HEVのほうが価格差は大きいですし、なにより重量増が多いは気になるところ。ちなみに、燃費伸び率というのは単純にWLTCモード燃費でハイブリッド車とエンジン車の比率を出してみただけの参考値ですので実際に燃費を計って検証したわけではありませんが、やはりヤリスのハイブリッドシステムの凄さを実感させられる数字といえましょうか。





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スズキの1モーターHEVはホンダの2モーターHEVより高いか、安いか

ハイブリッドシステムやEPBといった装備ではフィットに軍配。ADAS機能ではスイフトが若干リード

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スズキ・スイフトが商品改良で新設定した「ハイブリッドSZ」グレード。スズキ独自のRMT(ロボタイズドトランスミッション)に小さめ(10kW)の1モーターを内蔵させたハイブリッドシステムを1.2リッターエンジンと組み合わせた、スイフトにおいて唯一のグレードであります。

駆動方式はFFのみ。メーカー希望小売価格は208万7800円と、スイフト(スイフトスポーツ除く)では最高額の最上級グレードという位置づけ。先進安全装備も充実しているのですが、残念な点もあり。今回の商品改良では幅広いグレードに全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールが設定されたのですが、このハイブリッドSZは、低速域非対応のアダプティブクルーズコントロールに留まっているのでありました。詳細はリンク先で確認ください。


 
とはいえ、スイフトのラインナップや他グレードとの価格差でいうと、まずまず妥当な価格帯とも思えるわけですが、ではライバルと比較してみるとどうでしょうか?

ここではフルモデルチェンジしてe:HEVなる2モーターハイブリッドシステムに進化したばかりのホンダ・フィットと比較してみようと思う次第。さて、どんな結果になってしまうのでしょうか?

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スイフトスポーツが商品改良。オレンジ×ブラック2トーンが新しい

スイフトスポーツにブラックルーフの2トーンカラーが新設定。9パターンのボディカラーから選べる!

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スズキ・スイフト/スイフトスポーツが商品改良を行ない5月25日から発売することを発表しております。というわけで、リリースベースですが動画を作ってYouTubeにアップしております。

スイフトについては、デビュー当初から気になっていた1.0リッター3気筒ターボエンジンを積むグレードが廃止となったのは残念と感じる部分もありますが、スイフトスポーツは先進安全装備を標準装備することで、価格はアップしながらも、より現代的なスポーツカーとしての魅力を高めているといったところでしょうか。動画内でも触れていますが、先進安全装備(スズキセーフティサポート)についてはレスオプションとして外すことも可能で、モータースポーツで使う人のことも考慮しているように見えるのは朗報と感じる次第であります。
 
なによりスポーツカーとしてアップデートしたな、と感じるのはスイフトスポーツのボディカラーがブラックルーフを含む9パターンとなったことでありましょう。




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