クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

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シビックタイプR

新型シビックタイプRが価格発表、499万7300円のスポーツ&ファミリーカー

パワーもトルクもアップして、ギリギリ500万円を切ったシビックタイプRの注目度は?

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すでに7月の段階で、その姿や大筋での進化について公表していた新型シビックタイプRの販売が始まりました。注目の価格は499万7300円とギリギリ500万円切り。だからといって手が届きやすい価格帯かといえば、日本の経済状況からすると微妙かもしれませんが、あえて400万円台とした背景にはメーカーの意思が込められていると捉えるべきでしょう。

それよりも意外だったのはエンジンの進化。騒音や排ガスなどの規制が厳しくなる中で、最高出力を従来の320馬力から330馬力(243kW)へアップしてきたのも驚きですが、最大トルクが400Nmから420Nmへと大幅増になっているほうが個人的にはインパクト大。エンジン排気量は変わっていないので、ターボチャージャーの進化と最大ブーストアップあたりで実現したと思われますが、さて?




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FF・FR・MR・RR・4WD…それぞれが示す意味と走りの特徴は?【リメイクコラム】

エンジン車には5種類の駆動方式がある。それぞれの駆動レイアウトには、どのような特徴があるのだろうか。

内燃機関を積んだクルマの駆動システムを示すものとして「FF、FR、MR、RR」といったアルファベットを使うことがある。これは順にフロントエンジン・フロントドライブ、フロントエンジン・リアドライブ、ミッドシップ・リアドライブ、リアエンジン・リアドライブの略称で、エンジンの搭載位置と駆動輪の関係による分類だ。さらに、それぞれのレイアウトを基本に4WD(四輪駆動)を用意するというのが、近年の自動車における駆動方式といえる。それぞれの特徴を紹介しよう。

Next-Gen Honda Civic Type R at 2022 Tokyo Auto Salon - 3

FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
現在、市販されている乗用車においてもっとも多く採用されているのがFFレイアウトだ。フロントにパワートレインを集中させることでパッケージングにおいて有利で、キャビンやラゲッジを広くとることができる。走りの面では、前輪が操舵と駆動の両方を担うためにパワーをかけていったり、路面が滑りやすい状況などではフロントタイヤから先に限界を迎えやすく、いわゆる「アンダーステア」といって外側にクルマがはらむような挙動になりがちだ。ただし、フロントタイヤが限界を迎える手前の領域では、ブレーキングでリアタイヤの荷重が抜けやすく、後輪が滑りやすいことによるスピンモード(オーバーステア)に陥りやすい傾向も見て取れる。荷重が後ろに移動する加速時には駆動輪(前輪)の荷重が抜ける傾向にあるので、トラクション性能ではもっとも劣るレイアウトといえる。


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次期シビックタイプRは純ガソリンターボを積んでいるか?

外観は隠さず披露したものの、情報は制限中。ターボエンジンなのは間違いないけれど……

Next-Gen Honda Civic Type R at 2022 Tokyo Auto Salon - 3

2022年内に発売開始となることが明言されているホンダの次期シビックタイプR。歴代タイプRのイラストを使ったカモフラージュをまとった姿が東京オートサロンで公開されたことで、その登場間近という雰囲気にもなりつつある今日この頃ですが、まさに”包んで隠さず”状態で公開したにもかかわらず、その中身についてはホンダはノーコメントを貫いている状態といえそう。

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2022年、気になるニューモデル「シビックタイプR」の最新画像

東京オートサロンで唯一公開されるシビックタイプRプロトタイプ。会場で流れるテスト映像にも注目

18 Honda Civic Type R at Suzuka 

歴代シビックタイプRをモチーフとしたカモフラージュ柄をまとった新型シビックタイプRのプロトタイプ(開発車両)については、公式リークともいえる画像が何枚も表に出てきているのは、ご存知の通り。拙ブログでも何枚かのリーク画像を紹介させていただいておりますし、それをテーマにした自動車コラムも書かせていただいたりしております。





シビックをベースにするということでエクステリアは隠す必要もないのかもしれませんが、これだけ外観を見せているわりに、メカニズムについての情報がまったく出てこないのは、それこそがシビックタイプRのキーになる部分からでしょうか。続きを読む

2021年上半期に試乗した新型車を動画で振り返ります

2021年1月~6月に試乗した新型車、なぜかホンダとフランス車に集中していました



年の瀬といえば、一年を振り返る時期です。

そこで、2021年上半期(1月~6月)に試乗した新型車のうち動画に残しているものを振り返ってみようというのが、本ブログの主旨。単純に1月から公開した順に動画を並べていくだけですが、年末年始のお暇つぶしにご活用いただければ幸いです。

2021年最初に試乗動画を上げていたのはシビックタイプR(FK8)でありました。サーキットベストを目指して進化し続けるタイプRを、なぜか街乗りだけで味わっているという動画ですが、むしろ市街地の快適性が増しているのが電子制御サスペンションを採用している現代のタイプRの特徴で、そうした部分を感じていただければと思います……。



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新型シビックタイプRの開発テストを公式リーク。やはり鈴鹿がメインターゲットになるか?

生産は北米予定ながら日本で開発を進める次期シビックタイプR。メインステージが鈴鹿サーキットになりそうな理由はコロナ禍にあった?

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いまさらな情報になりますが、ホンダが公式アカウントで次期シビックタイプRの開発シーンを公式リークしております。すでにカモフラージュ柄の姿は公開済みですが、最近になった鈴鹿サーキットにて開発中のシーンを切り取った画像がいくつか公開されているのでした。



シビックタイプRといえば、コンセプトは「FF世界最速」であって、その速さを証明するステージはドイツ・ニュルブルクリンク旧コースというのが半ば常識だったはずですが、鈴鹿サーキットで開発している理由とは……。
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