クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ザ・ビートル

ラストドライブで花粉にやられた。グッバイ、ザ・ビートルカブリオレ

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約5年、2.5万km。手狭になってしまい別れることに……
子供一人であればオープン4シーターをファミリカーとして使えるのでは? という思い付きを、景気が回復したタイミングで、これ幸いと実行したのが2013年4月のこと。乗り出し価格390万円で、1.2リッターSOHCターボというパワートレインは高価に感じる部分もありましたが、高速巡航で条件が良ければ20.0km/Lに迫る数値も目指せる、ダウンサイジングターボらしい燃費性能に感心することもしばしば。

さらにいえば、7速DCTとの1.2リッターターボのマッチングも上々で、アクセルを踏み込めば、その体躯が軽量コンパクトに思えるくらいのキビキビとした走りが楽しめるのでありますから、パフォーマンスに不満はなし。とはいえ、さすがに背もたれの立ったリアシートはタイトで、チャイルドシートに収まっている時代には問題がなかった子供も、身長130cmを越えてくるとさすがに手狭。いよいよファミリーユースも難しくなってきてしまい、泣く泣く手放すことに。

上の画像は、そんなザ・ビートル カブリオレとの最後のドライブとばかりに、アネスト岩田 ターンパイク箱根をオープンドライブしてきたときの一枚。ターンパイクの登りも楽々とクリアするパフォーマンスは、最低限のメンテナンスをしてきただけで約5年を経過しても劣化を感じさせないもの。もっともタイヤも新車時のままで劣化していますので、当初感じたシャシーの上質さはそれなりに劣化しておりましたが。

それよりも、このクルマのネガとしては坂道発進。ある条件にハマるとアクセルをかなり踏み込まないと加速しないような症状が出てしまうことがあり、そこにDCTとターボの相性の悪さを感じたのは、このクルマを長く乗ろうと思わなかった理由のひとつ。もうひとつ助手席側のドアミラーの角度が悪く、後方視界に難ありなのもザ・ビートルとは期間限定のお付き合いと感じる部分でもあったりして。もっとも、それ以外の部分では、とくに走りのフィーリング面における不満はなく、自分の中でのクルマに求めるハードルが上がってしまったと感じる、大げさに言うと人生を変える一台でありました。

それにしても、最後のドライブから帰宅した夜から、鼻づまりと涙に悩まされたのは箱根という場所と季節柄のせいだったのか、別れを惜しむ気持ちが自然とそんな状態にさせたのか(泣)

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精進します。
  




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さらばビートル、また会う日は来るや?

2012年から現在まで、日本国内で約35,000台(含むカブリオレ)を販売したザ・ビートルが2019年に販売終了
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2019 年に日本での The Beetle の販売が終了することに伴い、多くの Beetle ファンに対する感謝を 様々な形でお届けするキャンペーン“See You The Beetle”を実施いたします。The Beetle は、 フォルクスワーゲンの原点であるオリジナル Beetle (Type 1)の系譜を継ぐ 3 車種目となるモデル であり、日本導入は 2012 年。現在までに約 35,000 台(含むカブリオレ)を販売いたしました。唯一 無二のビートルデザインは、フォルクスワーゲンのアイコンとして、世代や性別を超えて愛されて 参りました。“See You The Beetle” キャンペーンの第 1 弾となるのは、この度発売いたします 限定車「The Beetle SOUND」です。今後も“See You The Beetle” キャンペーンの傘の下、 The Beetle ファンのみならず、幅広い皆様に魅力的な商品の提供やイベント、販売促進活動を展開 してまいります。
というわけで、カブリオレの販売終了からも想像されていたビートル販売終了の時期が2019年と明言されてしまったのでした。もともと、この手のパイクカー的、ヘリテージを利用したモデルが長くつづくとは思っていなかった面もありますが、BMW MINIはビジネスとして拡大しておりますし、フィアット500も日本においては中心車種となっているので、それなりに市場はあるのかなと思っておりましたが、ついにディスコン宣言であります。おそらく、グローバルでの販売についても同様の流れでありましょうが、“See You The Beetle” ということは、また逢う日が来るのでしょうか……。

そして、個人的にはザ・ビートル カブリオレのオーナーでありますから、販売終了という四文字に触れて、寂しい気持ちと大事にしていこうという感情とが混ぜ合わさっていたり。まあ、大事にするにしても、どのみちDCTが音を上げるような気もしないではないのですが(汗)

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精進します。
  




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世界最速VWビートルが誕生、ボンネビルで約328 km/hを達成!

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フォルクスワーゲンの、とくに北米市場におけるアイドル的なモデルといえるザ・ビートルがボンネビル・ソルトフラッツで行なわれる最高速チャレンジに参戦。市販車の積むEA888 2.0リッター直噴ガソリンターボを大幅に改造して区間最高速として時速205.122マイルを達成したのだとか。

ちなみに、エンジンはもちろんタービンは大型化され、ピストン、コンロッド、カムシャフトなどを変更。最高出力543馬力まで高めた仕様ということですが、市販車改造部門で約328 km/hという数字は十分に「世界最速のビートル」といえるのかもしれません。もっとも、初代ビートルにモンスターエンジンを載せた改造車であれば、さらに凄まじい速さの個体もあるかもしれませんが…。

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それにしても、黄色いボディにブラックのストライプ、そしてホイールにムーンディスクといった出で立ちは、アメリカでのヘリテージを意識したプロモーションであることをビンビンに感じさせるもの。ブランドはドイツ、生産国はメキシコというザ・ビートルですが、半分くらいはアメ車キャラといえるオンリーワンの存在であることを再確認させられるのでありますが、さて?

精進します。
  







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アメリカで2017モデルのビートルがピンクになった限定車 #PINKBEETLE

日本ではピンクのクラウンがプロモーションとして使われたことがありましたが、北米では「ピンクビートル」で2017モデルをアピール中。 ハッシュタグ” #PINKBEETLE ”によってSNSで拡散中なのだとか。

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ポップなカラーリングが似合うイメージのビートルでありますが、意外にもピンクのボディカラーが公式に出てくるのは初めてなのだそうで。それにしても、画像を見ている限りは、大径ホイールが大迫力であります。実際にはクーペが17インチ、コンバーチブル(カブリオレ)が18インチを履いているそうですが(汗)






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インパネやハンドルスポークがボディ同色となっているのはザ・ビートルの特徴ですが、廉価グレード同様にインパネがブラックになっているのは、「さすがに目の前がピンクなのは…」という判断なのでありましょう、おそらく。

ところで、コンバーチブルでホワイトレザーのインテリアカラーなんていう仕様があったら、いかにもピンクビートルらしく仕上がるのでは、などと想像しますが、さて?

日本でも、このプロモーションは行なわれるのでしょうか…。

精進します。
  







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平均速度62km/h、燃費表示は18.8km/L

モード燃費と実際の違いの話もありますが、たいていのクルマ(におけるパワートレインや空気抵抗の関係から)、60km/h定地走行での燃費が最も優れる傾向にあるといいます。

というわけで、先日のことですが、高速道路が多めのルートで、280kmの行程を4時間半ほどで走って、平均速度が62km/hだったときの燃費表示がこちら。

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トリップはリセットしていないので無視していただくとして、昼間には30度近い外気温表示になった中でエアコンも使用した燃費としては、JC08モード値が17.6km/Lのクルマとしては十分以上な印象なのであります。

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ちなみに、今回は走行前と走行後に同じガソリンスタンドで満タンにしていますが、使ったガソリンから導かれる燃費は18.8km/L。満タン法は精度における信頼性がないという印象ですが、メーター表示と満タン法が同じ数値になったのは偶然なのかどうか。

東名から圏央道経由で関越・寄居パーキングまで。中央の車線で流れにのって。

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)が投稿した写真 -



ちなみに高速道路を流れにのっての数値は20km/Lオーバー。ビジネスユースのクルマが目立った平日の圏央道、全体に燃費に有利な速度できれいに流れていたのは、デジタルタコグラフなどによる燃費ドライブの影響でありましょうか(汗)

精進します。
  







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下り参考記録? 燃費表示22.2km/Lを達成

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先日、ビッグマイナーチェンジを果たしたフォレスターを試乗する機会に恵まれたのでした。


よりSUVらしさをアピールする佇まいはもちろん、お値段以上の高級車感を増した日常域での走りが印象に残ったのでありますが、それはさておき。

試乗会場となったのは山梨県河口湖方面で、そこから横浜までの帰路は基本的に下り坂であります。ルートとしては、<河口湖インターから中央道(八王子JCT)圏央道(海老名JCT)東名>といった感じで走ってのオンボードでの燃費表示がこちら。

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走行距離としては100km以上の区間での燃費としては記憶にあるかぎり、このクルマ(ザ・ビートル カブリオレ)としては過去最高の数字。

もっとも、こうした追い風参考記録的な数値を、まるで平均値のように話をするのは誤解を招くもので、あくまで大筋では下り坂における参考値ではあります。とはいえ、2並びを見て興奮しているのは、停止してすぐにエンジンを切らずにパチリと撮っているところからバレバレかもしれませんが(汗)

ちなみに往路での燃費表示は撮り忘れていますが、15km/Lは上回っている数字だったので、外気温的に内燃機関に有利な時期なのでありましょう、やはり。

 

精進します。

なお、フォレスターの試乗記は各種WEBメディアに寄稿させていただいておりますので、そちらもよろしくお願い致します。











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