クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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サービスステーション

黄色い貝のマークを見るのもあと半年足らず。Shellブランドがなくなるとハイオクガソリンはどうなる?

日本のガソリンスタンドにおけるShellブランドの命は2021年4月までと発表済み

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黄色い貝のブランドアイコンでおなじみの「シェル」は、フェラーリF1をブランドイメージとしたハイオクガソリン「V-POWER」を展開するなど、クルマ好きにとってはキャラの立ったブランドとして認知されていると思われますが、ガソリンスタンド(SS:サービスステーション)の看板としては、あとわずかの命であることはご存知でしょうか。

すでに日本においてシェルブランドを展開してきた昭和シェルは出光興産に統合されており、2021年4月からは、昭和シェル系を含む全国のSSを「apollostation」として展開していくと発表しているのでした。



はたして、統合したときにハイオクガソリン「V-POWER」がどうなってしまうのか。残して欲しいと思うファンもいるかもしれませんが、おそらく単なるハイオクガソリンとなって個性を消していくのでは? というのが個人的な予想だったりするのでした。続きを読む

減っていく、給油インフラ……

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いまや、ガソリンスタンドが廃墟状態となっているシーンも珍しくなくなりました。

一時は、コインパーキングや中古車店として、居抜きで利用されているケースも少なくありませんでしたが、もはや活用されることもない様子。

ガソリンスタンドが廃業する理由は、設備の老朽化(法規的な耐用年数を含め)もありましょうが、結局のところはコストをかけて改修しても、回収が期待できないのが減っていく理由でありましょう。

資本主義ですから、儲かると期待できれば、こうして放置状態になることはないわけで。







考えてみれば、クルマの燃費がよくなれば、ガソリンスタンドというのは売上が減少するというビジネスであって、いまのトレンドは逆風であります。かといって、ほかのインフラビジネスのように地域独占もできず、競争にさらされるとあっては、撤退するのは致し方なし。

だから、電気自動車が有利と短絡的に言うことはありませんが、それでも車両所有者・使用者が、それなりにインフラ維持がしやすい普通充電での運用が、隠れたトレンドになっていきそうだと、あらためて思う今日この頃でもありました。

それは、日本だけでなくグローバルな話として。


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精進します。

※画像はイメージです(汗)











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