クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

コンチネンタル

いまどき低めのタイヤ指定エア圧がザ・ビートルの走りを生む?

標準指定値は冷間200kPa、フル乗車時の推奨はリアが高め
image
一月ぶりにザ・ビートルカブリオレのタイヤエア圧をチェック。とはいえ、個体の良さなのか、製造品質のおかげなのか、新車購入から4年を経てもタイヤから空気があまり抜けないのでありまして、温間で200kPaをちょっと超えるくらいの数字をキープしているのでした。ちなみに、タイヤはOEのコンチネンタルのまま、であります。

もっとも冷間指定値が200kPaなので温間で200を超えるくらいというのは、多少は抜けているのでしょう。というわけで、せっかくなのでフル乗車時の指定エア圧に変更しようと、フューエルリッドを開けて指定値を確認してみると……FWDながら意外にもリアが高めの指定圧になっているのでした。

さらに同じフォルクスワーゲンのミニバンではフル乗車・フル積載時にフロント260kPa・リア310kPaという指定値。

たしかに標準指定エア圧がドライバーだけが乗っているという前提で最適化した数値だとすると、フル積載状態で負担が増えるのは後軸といえ、乗員や荷物が増えたのあわせて後輪のエア圧を上げるというのは理に適っておりますが、それにしても310kPaというのは驚きであります、ハイ。

精進します。
  




人気ブログランキング

独コンチネンタルのEV・HEV様の駆動モーターユニットはチャイナ市場がターゲット

ドイツ系サプライヤーのコンチネンタルより”New Electric Drive from Continental: Tailor-Made for the Chinese Market”なる発表あり。

いろいろと記しているリリースですが、シンプルにすると「大きく成長の期待できる中国市場向けにEV、HEV向けの減速装置と一体化したモーターユニットを出していくぞー!」というビジネスチャンスへの大宣言といったところでしょうか。

そして、モーター出力は60~120kWとなっていますから、狙いはミドル級以上のモデルでありましょう。

ちなみに、日産リーフのモーター出力は、定格出力70kW・最高出力80kW。トヨタ・プリウスの駆動モーターが最高出力60kWでありますから、そのあたりからスタートする車格・価格帯が想像できるのでした。

At the IAA 2015, the automotive supplier will introduce the compact, cost-effective, and high-performance system for the world's largest market to the public

Transmission and power electronics integrated in the motor: complete electric drive for hybrid and electric vehicles of all sizes (60 to 120 kW)

Tailor-made electrification: Continental offers a wide range of pioneering Solutions
さらに制御系も含めて提供していこうというスタンスなのも、いろいろな意味でチャイナ市場を意識している感ムンムンでありましょうか。

というわけで、コンチネンタルの発表している減速装置一体のモーターユニットの筐体画像がこちら。トランスミッション(変速装置)一体といっても、電動駆動系ではおなじみといえる一速固定の模様。
img_2015_06_30_New Electric Drive from Continental


img_2015_06_29_emotor_uv-data

それにしても、このユニットを使うEVというのは想像しやすくても、HEV(ハイブリッドカー)にも使うというのはどんなレイアウトを想定しているのか、疑問でありましたが、イメージイラストを見て、氷解。

イメージイラストではフロントエンジンは縦置きになっておりますが、おそらくFWD車のリアに、このモーターユニットを置いた、パラレルハイブリッドを想定しているのでしょう。であれば、EVとHEVに同様のソリューションを提案するというのは量産効果からいっても理に適った話ではあります。

とはいえ、さすがにパラレルハイブリッドの想定というのは時代に合わないような気もするのですが……いかに? 



精進します。














人気ブログランキングへ

独コンチネンタルの熱可塑性ポリウレタン部品の提案あれこれ

ドイツ系の大手サプライヤー、コンチネンタルから素材置換の提案・実例が発表されております。

ContiTech Develops Lighter and More Resistant Materials for Vehicle Components

今回発表されているのは、熱可塑性ポリウレタンを使ったエアサス用の保護カバーと 熱可塑性ポリウレタンと炭素繊維強化ポリアミドによるギアを組み合わせたトルククラッチだそうで。

img_pr_2015_06_16_vc_1_uv-data
The material of the new protective gaiter is much more flexible and has greater rebound strength than the standard material made from thermoplastic polymers. This means that its resistance capability is much greater.


img_pr_2015_06_16_vc_2_uv-data

The new torque clutch comprises three components made from carbon-fiber-reinforced polyamide or thermoplastic polyurethane. The weight is less than half that of previous variants.
ポリウレタン製カバーは強度や耐久性に有利なようで、トルククラッチは軽量化(従来素材の半分)なのがメリットだとか。それ以上に熱可塑性ということは製造面でのアドバンテージもありそうですが、その辺りをアピールしていないように見えるのは、サプライヤー的には藪蛇だからでしょうか……なんちゃって(汗)


精進します。














人気ブログランキングへ
 

タービンハウジングを水冷というミニの3気筒エンジン

img_2014_07_15_turbocharger_en-data

こちら、BMWミニの3気筒エンジン(1.5リッターターボ)に採用されているという、コンチネンタルのターボチャージャーを示したもの。

なんと世界初のアルミニウム製タービンハウジングなのです!

タービンハウジングですから、吸気側ではなく、排気側のことでありまして。エンジンベンチの映像などで、真っ赤になっている、あの部分をアルミニウム製として軽量化を図ったというのがニュース。

アルミニウム製では溶けてしまうのでは? と思うところですが、単純にアルミに素材置換したのではなく、エキゾーストマニホールド部分と一体化されたタービンハウジングは、その中にウォーターラインを設けて、水冷化していることで、軽さと耐熱性(温度上昇を防ぐ)を両立しているそうでであります。
The coolant flowing through this jacket ensures that the external housing surface does not get hotter than 120°C (248°F) and the internal temperature does not exceed 350°C (662°F)

その表面温度は摂氏120度以下に保たれるそうですから、なるほどアルミでも問題ないでしょうし、もっといえば周辺の熱害対策的な意味でも有利といえそう。

今回は直列3気筒エンジンとの組み合わせということですが、たとえばV型エンジンでバンク内にタービンを配置するようなレイアウトでも優位性を示しそうな予感、なのでありました。

そして、こうしたユニークなメカニズム、新アイテムを使っているとい話題だけで、ミニ・クーパーが欲しくなったりするから不思議なものというか、なんとも変わった趣味と申しましょうか(汗)


201311-P90139193-zoom-orig

それにしても、ターボチャージャー周辺の熱トラブルを解決するコンチネンタルのソリューション、これはかなり広範囲に評価されそうで、パテント次第では他のサプライヤにも拡大しそうな予感なのでした、ハイ。


【コンチネンタルのプロモーションムービー追加】
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ