クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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コンセプトカー

昭和の「4VALVE DOHC TURBO」は、令和に「ASSB E-4ORCE」なった!

日産がジャパンモビリティショーにサプライズ登場させた「ハイパーフォース」のルーツはDR30といえるワケ

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記念すべき第一回ジャパンモビリティショーにて、日産ブースの主役に躍り出たのが「ハイパーフォース」。まったく現実味がなく、メタバースの世界から飛び出したようなスタイリングからしてデザインコンセプトであることは明らかですが、白と赤のLEDが点滅するエンブレムは、歴代GT-Rのそれを感じさせるもので、電動化時代のGT-R像を示すコンセプトというのが、大方の見方のよう。

しかし、あえてGT-Rにしていない! と思う部分もあり。それがリアフェンダーにある「1000kW ASSB E-4ORCE」という金文字であります。

最高出力、全個体電池、四輪の駆動力制御機構といったメカニズムをアピールする内容かつ金文字となれば、思い出すのはスカイラインRS(DR30)では?

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ホンダが、新世代プレリュードを発表。トヨタ似と話題?

フロントマスクはプリウスを思わせるともっぱらのウワサ

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東京モーターショーあらためジャパンモビリティショーが始まりました。

名前は変わってもショーの華といえば、夢にあふれたコンセプトカーなのは変わりません。

とくにリアリティのあるモデルは注目度も高く、ホンダがサプライズで公開した「プレリュード・コンセプト」も、そうした話題を集めるコンセプトカーのひとつ。

プレリュードといえば、1980年代に一世を風靡したデートカーであり、スポーティとは異なる若者向けモデルとして独自の価値観を表現していた伝説の名前。それが令和の時代に復活するとなれば、ニュースバリューは十分にあるわけです。


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がっつり見せた新型ヴェゼル・モデューロXは発売が近い【東京オートサロン2022】

先代のヴェゼル・モデューロXはモデル末期に登場したが、新型ではデビュー1年後に設定できる?

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東京オートサロンで自動車メーカーが次期モデルをチラ見せするというのは、もはやおなじみのプロモーション手法となっておりますが、2022年のオートサロンでデビュー間近と感じたのが、こちら。

ホンダアクセスによるコンプリートカー、「Modulo X(モデューロエックス)」の最新作となるヴェゼルe:HEVモデューロX コンセプトであります。



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SEKISUIのミッドシップ的ショーカーの正体は?

フランクフルトモーターショーでワールドプレミアを飾った積水化学のコンセプトカーがオートモーティブワールドに登場
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2020年1月15日~17日、東京ビッグサイトで開催された自動車関連の総合展示会「オートモーティブワールド」には大小さまざまなブースが立ち並び、各社がストロングポイントをアピールしていたわけですが、その中でも目立っていたと感じたのは青海棟にブースを構えていた積水化学。なんとオリジナルのコンセプトカーを展示していたのでした。

このコンセプトカー、すでに2019年のIAA(フランクフルトモーターショー)にて発表されているものですが、いかにもミッドシップのスポーツカーといったスタイリングは十分に刺激的で、同社のような素材メーカーが作るレベルではないと感じるほどの完成度であります。

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#東京モーターショー2019 もっとも欲しいと思ったクルマは「 #NISSAN #IMk 」

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軽自動車プラットフォームを使った小型EV、まさに日本の近距離移動用モビリティの最適解
開幕前には、いろいろネガティブな話も言われていた東京モーターショー2019ですが、全般的に天気もよく、それなりに盛況だったという印象。いろいろ批判もありましょうが、自動車ショーとして新たなチャレンジを始めたことは評価すべきではないでしょうか。

個人的には、子供についはオール無料のアウトオブキッザニアは(息子が)楽しめましたし、これから定番となっていきそうな印象も受けるのでした。楽しんだ後に終了証をもって各社のブースにいくと記念品をもらえるというオペレーションも悪くはないと思いますが、各ブースでアウトオブキッザニアを展開するというのもありかもしれません。

さて、モーターショーの華といえばコンセプトカー……というのはオールドスタイルの楽しみ方かもしれませんが、ともかく東京モーターショー2019でもっとも気になったコンセプトカーは、日産の軽自動車級電気自動車である「IMk」でありました。

EVに対してロングツーリング性能はあまり求めないというスタンスの自分としては、満充電で200kmも走れば十分で、その意味では軽自動車サイズでニーズを満たすことができるというのが正直なところ。もともと、そうした考えを持っていたのでありますが、リーフを日々の足として使うようになって、ますます近距離ユースでのニーズを満たしてくれればいいと思うようになったのでした。とはいえ、高速道路で100km程度の移動はしますから2人乗りの超小型EVではニーズを満たせないわけで、軽自動車サイズのEVというのは維持費などを考えてもウェルカムな存在。

しかも日産が出すのであれば、ZEPS2のような定額充電サービスも手頃な価格で実現できるでしょうし、そもそもバッテリーの使い方などのノウハウ面でもEVとしての仕上がりが期待できるわけで……。



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銅板細工のような風合いがジャパン感を演出する日産の軽EVコンセプト

日産のデザイナーが「アカガネ(銅)」と呼ぶ、新しいボディカラーの存在感
   

日産が2019年の東京モーターショーの主役とすべく発表したコンセプトカー「ニッサン IMk」。
新開発のEVプラットフォームを採用し、軽自動車規格というコンパクトなボディサイズでありながら、これまでの常識を覆すEVならでは力強くスムーズな走りと驚きの静粛性を実現する革新的なシティコミューターです。最新の運転支援技術やシームレスなコネクテッド機能を搭載し、ドライバーが自信を持って運転できるようサポートするだけでなく、クルマでの移動をもっとワクワクした体験へと変えていきます。エクステリアには都市部の洗練された景観から日本らしい伝統的な街並みにも自然に溶け込む上質でシックなデザインを取り入れ、新しい時代の小型EVの姿を提案しています。
簡単に言ってしまえば、日産が主体となって開発した軽自動車「デイズ」のプラットフォームはEVにも転用できますよ、というアピールであり、その電子プラットフォームは「プロパイロット2.0」のような高度なADASにも対応できるものであることを示すショーモデル。ある程度用途を割り切ることで軽自動車の価格感に収まるEVが市販可能というアピールであり、またエンジン車の軽自動車にも先進安全装備や運転支援システムを搭載可能というアピールでもあるのでしょう。続きを読む
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