クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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グランエース

トヨタ・グランエースが大型ハイヤーニーズに合わせた商品力アップを実施

助手席がもっとも使わないポジションというのはショーファードリブンならでは。大型ハイヤーとしての機能アップにつながる改良

全長5300mm・全幅1970mm・全高1990mmという巨体の、国産唯一のフルサイズ・ミニバン「トヨタ・グランエース」が商品改良を発表しております。

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といっても外観に変わった様子はなく、以下に引用するように助手席の使い勝手が変わっただけなのでした。

助手席可倒式ヘッドレストで、後席からの広い視界を確保
助手席の運転席側肩口にパワーシートスイッチを追加し、ドライバーによる助手席のシート操作を容易に

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ランクルプラドの2.8ディーゼルが200馬力オーバーに進化! グランエースも追従するか?

2.8リッター「1GD-FTV」ディーゼルエンジンのターボチャージャーをサイズアップ、最高出力を177psから204psに向上
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トヨタのタフ4WD、ランドクルーザープラドがマイナーチェンジ。主な進化ポイントは、ディーゼルターボのパワーアップと先進安全性能の機能アップ。前者はターボチャージャーの大型化により最高出力を従来の177psから204psに向上したというもので、後者はAEBの検知性能をアップさせ、夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応したのが目立つところ。そのほか、ヨーアシスト機能付のレーンディパーチャーアラートやロードサインアシスト(RSA)、先行車発進告知機能を全車標準装備しております。

 




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トヨタのマイクロバスに高級仕様「プレミアムキャビン」が登場、ニーズはあるや?

インバウンド需要を狙っていたのだとしたら、タイミングは最悪だったのかもしれない…

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世界中で愛用されているマイクロバス(グローバルな呼び方だとライトバス)のトヨタ・コースターに21人乗りの最上級グレード「プレミアムキャビン」が登場であります。通常のロングボディでは29人/24人が定員なので、だいぶ少なくなっているのですが、その理由はいわゆるタンデムディスタンスを広くしたから。なんと座席の前後感覚は1mに設定なのだそうで。

その狙いについて、トヨタの発表では『観光やビジネスで荷物を多く持ち込まれるお客様が足元に荷物を置いてもゆったり座っていただけます。』とありますが、これはまさしくインバウンド需要を見込んでの商品企画といえそう。

ただし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により日本のみならず世界中で観光産業は大打撃を受けているわけで、インバウンド産業のニーズに合わせたモデルを登場させるのは最悪のタイミングといった印象もあったりするのでした。その意味では、海外版ハイエースをベースとした新モデル「グランエース」も同様ですが……。




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隠し玉あり? トヨタの東京モーターショーは多点展開がポイント

プレスディ前日の午前11時の時点で展示車両のリストが一台隠されている!


メイン会場となる東京ビッグサイトの事情(オリパラ対応)もあって、2019年の東京モーターショーはお台場エリアを広く使い、会場が分散しております。ビッグサイトの西・南の展示棟と臨時の青海展示棟を使い、およそ1.5kmというビッグサイトと青海展示棟の間をオープンロード(ここは入場無料)でつなぐというのは、試みとしてはおもしろいと感じる次第。取材する立場としては移動距離が長くてツライ部分もありますが(汗)


 
というわけで、2019年のモーターショーでは目当てのメーカーが、どこにブースを構えているかをリサーチしておく必要があるのですが、中でもトヨタの多点的な展開は展示車両を見るためには事前に勉強が必要なレベル。すでに発表されている展示車両は6台ですが、そのすべてがトヨタブース(青海展示棟)にあるわけではないのでした。

新型グランエース:トヨタ車体ブース(青海展示棟)
新型ヤリス:ヴィーナスフォート(https://www.venusfort.co.jp/
新型小型EV:FUTURE EXPO会場(MEGA WEB)
コンセプトカー「LQ」:FUTURE EXPO会場(MEGA WEB)
MIRAI Concept:FUTURE EXPO会場(MEGA WEB)
e-Palette(東京2020オリンピック・パラリンピック仕様):トヨタブース(青海展示棟)

むしろ、ほとんどMEGA WEB会場に置かれているというのは、モーターショーというよりはトヨタ的には通常運転なのかもしれません(苦笑)


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