クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

クロスオーバーSUV

トヨタ・カローラクロス正式発表。カローラの名に恥じない手の届きやすい価格を実現

1.8リッターハイブリッドのエントリーグレードは259万円。WLTCモード燃費は26.2km/Lとライバルより優秀

20   CAROLLACROSS_SUBURBS_RUN_S_HV_2WD_tate

トヨタのCセグメント・プラットフォームを使ったコンパクトSUV「カローラクロス」がついに日本で正式発表、発売開始。先行してローンチされた海外版とは異なるフロントマスクを与えられた理由は日本のユーザー嗜好に合わせたからで、車両コンセプトも海外では「アーバンタフネス」となっているのに対して、日本向けは「アーバンアクティブ」と微妙に異なっているのでありました。


単にCセグメントのSUVとして生み出したのではなく、あくまでもカローラ・ファミリーの一員として生まれたことが明確なのは、その価格帯。廉価版といえるガソリンエンジン車(FFのみ設定)ではエントリーグレードを199万9000円から用意、ハイブリッドでもFFのエントリーグレードは259万円となっているのでした。この価格帯は、コンパクトSUVカテゴリーにおいて好調に売れているホンダ・ヴェゼルよりも割安感があるもので、かなり戦略的な値付けにしてきたという印象であります。


続きを読む

スバルがアメリカでウィルダネス第二弾を発表。XVのリフトアップにも期待?

大型化したフェンダーアーチモールでタフを表現するスバル「ウィルダネス(Wilderness)」第二弾のティザースタート。そのディテールはフォレスターを思わせる

Wild_2 (1)_サイズ変更

先日、日本においてスバル・フォレスターがビッグマイナーチェンジを実施したことを紹介したばかりですが、アメリカではフォレスターにさらなる進化が用意されている模様。すでにアウトバックに登場している「ウィルダネス(Wilderness)」がフォレスターにも追加されるであろう内容のティザーが始まっているのでした。




続きを読む

日産のSUV「エクストレイル」が商品改良で、ガソリン4WDは全車が特別仕様車に。そして最廉価グレードになった!

フロントグリル、フロント・リアバンパー下部、ドアロアモール、バックドアフィニッシャーをダーククロームに変更

201007-01-j_001-1200x800 
日産のクロスオーバーSUV「エクストレイル」が一部改良を実施。その内容自体は内外装のちょっとしたブラッシュアップで、たとえば『フロントグリル、フロント・リアバンパー下部、ドアロアモール、バックドアフィニッシャーをダーククロームに変更』といった内容で、それ自体は驚くものではないのですが、グレード構成の見直しには驚かされた次第。

なんと、4WDのほうが2WDよりも安いという価格設定になっているのでした。

正確にいえば装備が同等のグレードで比較すると4WDのほうが10~20万といった感覚で高価になっているのですが、装備を絞ったエントリーグレードを4WDだけに残したうえで、さらに4WDのガソリンエンジン車については全車を特別仕様車のVセレクションとすることで、よりリーズナブルな価格を実現するという戦略はちょっと驚きであります。



続きを読む

JDパワーで高評価、SUBARU XVが大幅な商品改良を実施。そのポイントは?

新色「プラズマイエロー・パール」がオリジナリティを主張するXVの商品改良

118691352_4284994678238832_5720577576458197009_n

ルーフレール・レス仕様だと全高1550mmという都市型のプロフィールながら、最低地上高は200mmを確保するスバルのクロスオーバーSUV「SUBARU XV」がマイナーチェンジを実施、2020年10月8日から発売すると発表しております。

グリル内やバンパー両脇のシルバー(メッキ)加飾の面積を拡大したフロントフェイスが変更点では目立つところで、そのほかエクステリアではアルミホイールの意匠もリフレッシュしているとのこと。まさしく正常進化といったところですが、ある程度新鮮味をプラスするだけで、大きく方向性を変えていないというのはマイナーチェンジ前の市場評価が高かったことを意味しているといえます。

そんなSUBARU XVのメーカー希望小売価格は1.6リッター車が220万円~238万7000円と従来同様。2.0リッター車も265万1000円~298万1000円とまったく変わっていないのでした。では、外観変更だけで機能面では進化していないのかといえば、さにあらず。

とくに2.0リッターのe-BOXERと呼ばれるマイルドハイブリッドについては「e-Active Shift Control」なるアダプティブ変速制御を盛り込んでいるのが大きな進化ポイントとして注目であります。

続きを読む

ハイブリッドはコスパ最強に見えるトヨタ・ヤリスクロス。ガソリン車のライバルCX-3と比べてみると?

ヤリスクロスのガソリン車は1.5リッター3気筒エンジン。5月に追加設定されたマツダCX-3の1.5ガソリン車と比べてみるとちょっと高かった!

RGB_20200416_J03K-IPM3_polymetal_S

ハイブリッドでライバル(ホンダ・ヴェゼルや日産キックス)と比較すると、価格も安く燃費が優秀といった具合にコストパフォーマンスが際立つトヨタの新型SUV「ヤリスクロス」。



そのラインナップにはガソリン車もあるわけで、コンパクトSUVのライバルとしてマツダCX-3と比べてみることに。というのも、CX-3には2020年5月の商品改良で1.5リッターガソリンエンジン車が追加されているから。さすがに何年も前のモデルと最新車を比べるのはアンフェアに思えますが、追加設定とはいえ登場して3か月ほどのCX-3 1.5であればフレッシュさでもいい勝負となりそうですので。

というわけで、ひとまず気になるスペックを並べてみたのがこちら。

ヤリスクロスCX-3
グレードX(2WD)15S(2WD)
全長4180mm4275mm
全幅1765mm1765mm
全高1590mm1550mm
車両重量1110kg1210kg
エンジン形式直列3気筒直列4気筒
総排気量1490cc1496cc
最高出力88kW82kW
最大トルク145Nm144Nm
WLTC燃費20.2km/L17.0km/L
価格189万6000円189万2000円

エンジンスペックは3気筒のヤリスクロスが少々上回っていますが、逆に4気筒エンジンのCX-3のほうが数千円ですがメーカー希望小売価格は安いのでした。また、車両重量で100kg異なるのは気になりますし、その違いが燃費性能にも影響している部分はあるのでしょうが、一方で全高をみるとCX-3は1550mmでいわゆる多くの立体駐車場に対応したサイズなのはアドバンテージといえそう。

続きを読む

ハイブリッド4WDで2,515,000円から。コスパ際立つヤリスクロスが発売開始

2020年4月にはじまったティザーがついに完結。ガソリン車で1,798,000円のスターティングプライスにライバル激震間違いなし

20200831_01_32_s
 
2020年8月31日午前0時、トヨタ・ヤリスクロスの発売が正式発表。これまで散々ティザーサイトで情報を出してきたヤリスクロスですが、業界の慣習として正式発表=価格と燃費の公表というわけで、メーカー希望小売価格は1.5リッターガソリンエンジン車で1,798,000円~2,441,000円、同じく1.5リッターハイブリッド車で2,284,000円~2,815,000円となったのでした。

そして燃費性能は、グレードによって異なりますが最良グレードでいうと、ハイブリッド車(2WD)が30.8km/L、ハイブリッド4WDが28.7km/L、ガソリン車(2WD)で20.2km/L、ガソリン車(4WD)は18.5km/Lなっております(いずれもWLTCモード)。







続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ