クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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クラリティ

ステップワゴンも販売終了? ホンダ狭山工場閉鎖で囁かれる噂とは

2021年6月現在、狭山完成車工場で作っているのはレジェンド、クラリティ、オデッセイ、そしてステップワゴン……

 

ホンダは一時期の拡大路線を止め、適切な生産能力に整理する方針を発表して久しいところ。代表的なところでは、イギリスやトルコの完成車工場閉鎖が発表されておりますが、その一環として2021年度内に埼玉県にある狭山完成車工場(以下、狭山工場)の閉鎖も決まっております。

そんな狭山工場、近年は主にスライドドア車とセダンの生産を担ってきたラインでもあるのですが、工場閉鎖に伴って、そうした生産車の販売終了にもつながるのでは? という情報が流れております。

具体的には、現時点で生産しているレジェンド、クラリティ・シリーズ、オデッセイ、ステップワゴンが販売終了の対象となっているというのが、もっぱらの噂。実際、今年度内での狭山工場閉鎖に向けて、他工場に生産を移管していない状況をみると、いずれも販売終了となるというのは状況証拠としては十分ともいえそう。

そのあたりをつらつらと話しているのが冒頭の動画ですが、中でもステップワゴンが販売終了になるとインパクト大かもしれません。



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スマホアプリで愛車とつながるのは、プラグイン車だけの特典?

リモートでエアコンをオン/オフできるのはアイドリングストップ条例の中ではEVの特権か?

こちら、30秒ほどの日産リーフ・プロモーションムービーがテーマとしているのはクルマとつながるスマートフォンの専用アプリ。このアプリは「ニッサン コネクト EV」というもので、新型リーフだけでなく旧型でも利用できるもの。もちろん、旧型リーフ・オーナーの自分も愛用しているアプリであります。先日のアップデートにより、デザインがリニューアルされ、トップに出てくるホーム画面からダイレクトにリモート充電と乗る前エアコンの操作ができるようになって、使い勝手が向上したのはオーナーだけが知る進化かもしれませんが……。

いまの時期は空調不要で快適に過ごせるので乗る前エアコンのお世話になることはあまりないのですが、夏場や冬期には快適性をアップしてくれる機能。充電中であればバッテリー残量を気にせずに利用できる機能でありますし、なによりアイドリングストップが広まっている昨今、駐車中にエアコンを入れる(エンジン車であればエンジンをかける必要がある)ことができるというのはプラグイン車の特権といえるかもしれません。

もっともクルマとスマートフォンをつないでいるのはデータ回線であって、しかもダイレクトにつながっているわけではないので、操作のレスポンスにおいては改善の余地ありと感じることも。ホンダのクラリティは近くにいるときにはBluetoothでクルマとスマートフォンをつなげることができる(離れているときは車両側のデータは3G回線を利用)ので、好レスポンスとなっているのが、うらやましいと思ってしまうのでした。もっとも、ほとんどのリーフ・オーナーは、クラリティのレスポンスを未体験なのでしょうけれど。あの反応速度を知ってしまうと改善を求めたくなること間違いなしでありましょうし、自分もその一人であります、ハイ。

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ホンダ・クラリティシリーズ、18インチホイールがマストな意図とは

特徴的なリアタイヤカバー、そこから見えるホイールサイズにはデザイナーのこだわりあり
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ホンダのリアタイヤカバー付きモデルといえば、自分自身が過去に所有していた初代インサイトを思い出すのですが、そういえばインサイトを手に入れるきっかけとなったのは、そのエアロダイナミクスボディの醸し出す魅力で、市販車として突き抜けた空力ボディというのはそれだけで魅力なのだなあ、と思いだすところ(あくが強いため好き嫌いがはっきりとするのも認めるところですが)。

さて、初代インサイトのリアタイヤカバーは、ホイールの中心あたりまでを隠すものでしたが、クラリティシリーズのそれは、ほぼタイヤを隠しているだけといった形状。タイヤカバーだけではなく、リアにはカーテンエアダクトも設けていることで初代インサイトのように大きくカバーせずとも狙ったような空力性能を実現できているということでありましょう。

そんなクラリティのリアタイヤカバーで注目すべきは、前述のようにホイールを残してタイヤのゴム部分だけをカバーしているように見えること。これは空力性能というよりはスタイリングの面でのこだわりで、タイヤは隠しつつ、ホイールは全体をきっちりと見せる狙いがあるとのこと。そのあたりは、『クラリティPHEVのすべて』に掲載されたデザインインタビューにて触れていたり……。お目通しいただければ幸いです(汗)


クラリティPHEV、一つの給油口と、二つの充電口を持つクルマ #honda #clarity #PHEV

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ホンダの燃料電池車で感じたステアリングフィールの記憶

ホンダの燃料電池車「クラリティ フューエルセル」、燃料電池というパワートレイン以外で記憶に残るのはステアリング周りの絶妙な感触。

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ブリヂストンのエコピアEP160というエコタイヤではありながら、235/45R18というそれなりに勇ましいサイズのタイヤを履いている上に、前軸重だけで1tを超えているので、電動パワーステアリングが無理をしているようなフィーリングになるのかと思いきや、さにあらず。余裕しゃくしゃくのアシストぶり。

一方、アシストを減らせばステアリング操作が重くなってスポーティに感じるでしょう? といったある意味で安易な味付けでもなく。全体にしっかりとアシストを感じさせながら、だからといってタイヤからのインフォメーションに厚いフィルターをかけてしまうようなこともないといった印象なのでありました。

ステアリングフィールだけを抜き出しても、ここ数年のホンダ車ではベストセッティングと感じたのが、このクルマだったのです。もっとも、前輪駆動ながらモーター駆動ゆえのスムースさが駆動由来のノイズを減らしていることも、そうした印象に寄与しているのかもしれませんけれど…(汗)




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「クラリティ フューエルセル」、意外にもボディカラーは3色でシルバーは設定なし

先日、市街地で乗る機会を得たホンダの燃料電池車「クラリティ フューエルセル」。現時点では官庁・企業といったフリートユーザー向けのリース販売だけというスタイルではありますが……、ボディカラーの設定にフリート向けには欠かせない、あの色が見当たらないのでした。

ちなみに、設定されているボディカラーは、ホワイトオーキッド・パール(白)、クリスタルブラック・パール(黒)、プレミアムブリリアントガーネット・メタリック(赤)の3色。
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そう、フリートユーザーにはニーズがありそうなシルバー系のボディカラーが未設定なのであります。ショーファードリブン的にはブラックがあれば事足りるのかもしれませんが…(汗)






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そして現時点での3色のラインナップというのが、燃料電池以外のバリエーションにおいて、異なるボディカラー(イメージカラー)で差別化するためなのかどうか。現実的には生産性から多色設定が難しいのでありましょうけれど…。

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ホンダ・クラリティ3兄弟。揃い踏みするのは2017年

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ホンダから登場した量産燃料電池車「クラリティ フューエルセル」。その発表時から同じ車台(車体)を使った電気自動車、プラグインハイブリッドカーの存在は示唆されていたわけですが、ちょうど日本でメディア向けの試乗会が開催されているタイミングで、アメリカで” Clarity Electric and the Clarity Plug-in Hybrid ”についての正式な発表があった模様。

クラリティ フューエルセルの技術的な特徴として、燃料電池ユニットをはじめとするパワートレイン全体を一体化してをV6エンジン並のサイズに収めた(正確にいうとV6エンジンとトランスミッションを合わせた大きさでしょうか)というのがありますが、それを前提としたことも、車台を応用しようと考えたからなのでありましょう。

ちなみに、車両としての開発チームはそれぞれ別個になっているようですが、それも共通プラットフォームの別モデルとして考えると、自然な話なのでありましょう、おそらく。

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発表されている画像を見ると、アメリカホンダの記者会見ではアコードハイブリッドとクラリティ フューエルセルを並べたようですが、クラリティベースのプラグインハイブリッドが登場するということは、アコード”プラグイン”ハイブリッドからシフトするということでありましょうか。

それにしても、クラリティという車名・車体で複数の電動パワートレインをラインナップするという戦略は、わかりやすさも感じられつつ、クラリティ=燃料電池車というイメージをつけてしまうと今後の展開にマイナスとなりそうに思うのですが、そのあたりの手当をあまりしていないような印象も。果たして、どんなブランディングを考えているのか気になるのであります、ハイ。


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