クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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クラウン

素っ気ないエンジンルームは新型クラウンクロスオーバーの残念ポイント?

ひとりの元クラウン・オーナーとして感じた”らしくない”エンジンルームの眺め

トヨタだけでなく、国産車のフラッグシップ的キャラクターである「クラウン」がフルモデルチェンジで大きく変わったことは、かなり世間の注目を集めた模様です。実際、クラウンが16代目へのフルモデルチェンジを発表したタイミングでは多くのWEBメディアにてクラウン祭りと表現できるほど関連記事へのアクセスが多かったという話も漏れ伝わってきているほどであります。

そんな祭りの乗っかったコラムのひとつが、こちら。元クラウン・オーナーの目線を交えながら新型クラウンクロスオーバーはクラウン足りえているのかというのを実車を見た印象も踏まえてまとめさせていただきました。

 

で、こちらのコラムでは「時期尚早」とばかりに触れなかったのですが、非常に個人的なポイントとして気になっているのは、じつは素っ気ないエンジンルームだったりします。

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FR時代のクラウンを江戸幕府にたとえるならば…

トヨタ・クラウンが16代目に進化したのは明治維新? ならば15代目までを徳川将軍と対比させてみる

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トヨタ・クラウンが16代目へのフルモデルチェンジで、ファミリーモデルへの大変革をしたことの余韻が自動車メディアをいまだ震わせています。単なる新車紹介記事だけでなく深掘り系のコラムなどもニーズがあるようで、個人的にも次のようなコラムを書いていたりするのでした。





元クラウンオーナーとしての目線であったり、大学では文学部史学科に通ったりした経験を活かしたコラムだったりするのですが、後者の記事で触れているように、新型クラウンが16代目ということで、トヨタの豊田章男社長は江戸幕府になぞらえて、16代目は明治維新のような大変革だ! と言っているのでありました。

ではFR時代のクラウンと徳川の歴代将軍を対比させると似た部分があるのでしょうか。一気に並べて確認してみたいと思います。

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コスパ良し! 「いつかはクラウン」が帰ってきた!!

はやくも見慣れたクロスオーバーの新型クラウン。2.5リッターTHSグレードのお買い得感は異常

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トヨタ・クラウンが16代目へのフルモデルチェンジを機に「クラウン・ファミリー」としてラインナップを拡大したことが話題となっています。あまりにもドラスティックな進化のために、FRレイアウトを捨てて、エンジン横置きのハイブリッド電動4WDになったことが忘れられているのではないかと思うほど。もし、それが狙いだったとすれば「上手くやった」ということなのかもしれません。



さてさて、トヨタ・クラウンといえばいまだに「いつかはクラウン」というキャッチコピーのインパクト大だったりするわけですが、新しいクラウン・ファミリーの長男ともいえるクロスオーバーは、たしかに「いつかはクラウン」時代の『じつは手の届きそうな価格で、中級グレードのコスパは高い』というクラウンらしさを体現するグレード構成と価格設定になっているというのが個人的な印象。

そのあたりを記したのが、こちらのコラムですが、同じようなパワートレインで比べるとハリアーから15%高という価格設定は、かつてのマークII兄弟とクラウンの価格差というか、立ち位置に似ているという気もするのですが、さて?



新型クラウンクロスオーバー価格帯
2.5Lハイブリッド・・・・・・435万円~570万円
2.4Lターボハイブリッド・・・605万円~640万円

ハリアーのハイブリッド4WD価格帯・・・380万円~504万円
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16代目の新型クラウンは4バリエーション展開。クロスオーバーから発売開始

SUVテイストという声はあれど、全高1540mm、最低地上高145mmのスペックは乗用サルーンの範囲

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トヨタのフラッグシップとして知られる「クラウン」が16代目で大変身。クロスオーバー、セダン、スポーツ、エステートというまったく異なる4つのバリエーションを用意するという発表に不意打ちをくらったスクープ担当者も多いのでは?

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そんな新型クラウンですが4つのバリエーションが揃うのは1年半後だそう。どんな順番で登場するのかはっきりとした発表はありませんが、トヨタが発表している4台が揃った画像の順番がヒントになっているのかもしれませんし、発表会ではクロスオーバーにつづくのは、クラウンという名前にユーザーが期待するセダンになることを匂わせる発言もありました。いずれにしても、1年半後に揃うということは半年おきに登場すると考えるのが妥当かもしれません。









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新型クラウンSPORTが2021年12月に発表したCROSSOVER EVと瓜二つな件

クラウンが4車型でフルモデルチェンジ。電気自動車がないってホント?

トヨタのフラッグシップセダン「クラウン」が、トヨタのフラッグシップに生まれ変わりました。

2022年7月15日に発表された16代目クラウンは、クロスオーバー(リフトアップセダン)、スポーツ(5ドアハッチバック)、セダン(ファストバックセダン)、エステート(SUV)といった4車型で構成されることが明らかになったのです。



これまで次期クラウンが「SUVになる」だの「セダンは残る」といった噂がありましたが、まさかの4バリエーション展開だったというわけ。そして、どれも異なる顔を持つ4車型がクラウンという名前を冠するというのは、それぞれのカテゴリーにおいてトヨタ・ラインナップにおけるフラッグシップであることを意味すると理解すべきでしょう。

ところで、個人的に気になっているのはクラウン・スポーツのスタイリング。ディテールを除いて、そのスタイルは2021年12月に発表されたトヨタが開発中のBEV(電気自動車)「CROSSOVER EV」そのものなのです。

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しかしトヨタ側は、この2台の関連性について公式アナウンスはしていません。さらに、クラウンの発表会における「クラウンのBEVバリエーションについて」の質問においても、トヨタサイドは回答を濁していたように見受けられます。

これまで未来のBEVとしていたクルマが、じつはハイブリッドのクラウンでした……というのでは、2021年12月の発表がウソだったということになります。ここまで同じスタイルなのであれば、クラウンとしてBEVを出すと明言するほうが正直であって、現代的なブランディングとしてはポジティブだと思うのですが、さて?



もっとも、15代に渡るFRクラウンの歴史が終わってしまったインパクトに比べると、こうした話は些細なことなのかもしれません。続きを読む

ディスカバークラウンが公開した横顔から感じること

ボンネットが高くて、ルーフが低めのシルエットに見える

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2022年7月15日のオンライン発表を目前に、トヨタが次期クラウンのサイドビューをティザーサイトで公開しました。ここからわかることは何でしょうか?

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