クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

クライスラー

FCAとPSAが統合。新会社ステランティスのロゴが発表されたが…

最初からすみ分けできているFCAとPSAの統合、自動運転や電動化の開発コストが下がれば大化けする可能性もある?



すでに何度も報道されていましたし、各社から公式アナウンスもありましたが、ついにFCA(フィアット・クライスラー他)とPSA(プジョー・シトロエン他)の統合が両者の株主総会にて承認されたとの報道あり。あわせて、統合後の新社名「STELANTIS(ステランティス)」のロゴも動画で公開されております。
それにしても、FCAとPSAの統合というのは車種整理がほとんど必要ないというか、現行ラインナップにおいて被るモデルが意外に少ないという点においては、なかなかいい組み合わせではないかと思う次第。たとえば欧州AセグメントはFIAT500でカバーできますし、Bセグメント・CセグメントはPSAのプラットフォームを展開すればいいでしょうし、Dセグメント以上についてはFCAがFWD、RWDと豊富な選択肢はありますから。フィアット系のBセグ・Cセグもありますが、スケール感からすると非常にスマートに統合できそうというのが外野的な印象なのでありました。





続きを読む

ジープ・ラングラーのワイルドすぎるディテールに迫る動画

スマホ閲覧推奨の縦長動画をYoutTubeにアップ。取材シーンを公開中



先日、発売になった『2020-2021年 SUVのすべて』(発行・三栄)において、国内外のSUVについてディテールを紹介する”写真解説”を書かせていただいております。

掲載順に記すと、マツダCX-3、三菱RVR、スバル・フォレスター、ホンダCR-V、フォルクスワーゲンTクロス、メルセデス・ベンツGLC、シトロエンC5エアクロスSUV、DS・DS3クロスバック、ジープ・ラングラーといった9モデルの写真解説(有り体にいえばキャプション原稿)を書いたのでした。

こちらの映像は、ジープ・ラングラー アンリミテッド サハラのディテールチェックをしているところを書き手目線で撮ってみたもの。詳細は紙面を見ていただきたいのですが、こんな感じで取材しているといった雰囲気が伝われば幸いです。


続きを読む

Googleの自動運転、そのパートナーはFCAになる?

Vehicle Prototype 1


自動運転・自律走行車といえば、IT企業の次なる一手となりつつあるジャンル。とはいえ、車両開発から行なうというのは、ちょっと考えづらいのであります(試作車レベルならともかく量産設備を整えるのは疑問ですので)。
ひとまず、自動車メーカーと組むという流れがあっての、自動車メーカーが単なる生産請負工場になるか、居抜きで空いている工場を利用するかといったイメージで見ているのでありますが、2016年5月3日にGoogleとFCA(フィアットクライスラー)が連携するという発表あり。

Google Self-Driving Car Project and FCA Announce First-of-its-kind Collaboration(リンク先はpdf)
 Google expands self-driving test program with the all-new 2017 Chrysler Pacifica Hybrid minivan
 FCA engineers to work alongside Google engineers to integrate self-driving technology into vehicle
 Self-driving cars have the potential to make our roads safer and make transportation more accessible for millions of people
リリースの内容を大雑把にピックアップすると、ベースモデルはクライスラーのハイブリッドミニバンで、Googleの自律走行プログラムを搭載した試験車を100台ほどを製作。単純にクルマ(ハードウェア)をGoogleに提供するのではなく、共同の研究所を設けて、そこで互いのエンジニアがコミュニケーションしながら自律走行車の開発を進める…といったところでしょうか。

これまでGoogleのセルフドライビングカー(公道実験車)は同社が独自に改良したものという認識ですが、こうして自動車メーカーとコラボレーションするということは、ハードウェアの改良などで可能なことはハードに任せることで、自律走行車の最適デザインを探るというプロジェクトへとステップアップしていくように思えますが、さて?




精進します。
  







人気ブログランキングへ

さそりのFドリ、心にささる

北米エリアで、アバルト500オーナー向けに開催されている『Abarth Track Experience』なるイベントを紹介するクライスラーのニュースリリース、内容的には無関係でスルー案件なのですが、そこに使われている画像にメが釘付け。

 FT014_073FH__mid

さそりのFドリ、であります。


おそらく、サイドブレーキを引いているのだとは思いますが、こうした写真をオフィシャルに使ってしまうのは、さすが。

そして、エンジンも絵になるカムカバーなのでありました。
FT014_076FH__mid

1.4リッターMULTIAIRターボの最高出力は157馬力。冷静に考えれば驚くほどのPOWERではありませんし、この排気量の過給エンジンとしては予想通りというレベルかもしれません。

とはいえ、このさそりのカムカバーは刺激十分で、意味もなくエンジンフードを開けたくなる、そんな誘惑たっぷり。

いやいや、どんなクルマでも運行前点検はしないといけませんが(汗) 

ダッジ・チャレンジャーSRT、707馬力(煙)



The all-new 2015 Dodge Challenger SRT, with its supercharged 6.2-liter HEMI® Hellcat engine, produces an unprecedented 707 horsepower and 650 lb.-ft. of torque, making it the most powerful Challenger ever, Dodge's most powerful V-8 ever and the most powerful muscle car ever.

The Challenger's new 6.2-liter Supercharged Hellcat engine is also the first factory supercharged HEMI, as well as Dodge and SRT's first application of V-8 supercharger technology.


ダッジ・チャレンジャーSRTの2015モデル、6.2リッターのV8 HEMIエンジンをスーパーチャージャーで過給して、最高出力707馬力、最大トルク650ポンドフィート(約881Nm)。過去最強のダッジに仕上がっているそうでありまして。

そうしたビッグトルクをアピールするためでしょうか、はたして雲なのか、タイヤスモークなのか判別しづらいプレスフォトが公開されております(汗)

DG015_149CL__mid

それにしても、発表によれば、量産としては初めてスーパーチャージャーを組み合わせたHEMIエンジンだそうで、それはそれで意外であります、ハイ。
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ