クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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キャデラック

キャデラックの自律走行コンセプトは操作系を持たず大きなディスプレイを用意する

CES 2022で発表されたキャデラック「InnerSpace(インナースペース)」は自律走行技術を搭載したEVコンセプト

Cadillac-Halo-Concept-InnerSpace-001

100年に一度の大改革を示すCASEというキーワードは、いずれも自動車というモビリティの価値観を変える要素ですが、とくに自動運転はクルマに乗るということの意味合いを大きく変えてしまう要素。現時点では自動運転テクノロジーは、運転支援の域を出ていないわけですが、将来的に”自律走行”が可能になれば人類はクルマを運転するという行為から解放される可能性があるからです。

ドライビング自体を楽しみたいという向きもあるでしょうが、単純に移動として考えると機械による自律走行(完全自動運転)というのは移動の価値を変えるのは間違いありません。移動の時間は、運転以外の行為をすることが可能になり、それを前提に生活を組み立てることが可能となるからです。

自律走行のクルマで移動する際に、体を休めてもいいでしょうし、会議や仕事を進めることもできましょう。さらに映画鑑賞やゲームプレイといった楽しみ方も可能となるはず。ともかく、クルマの中は寝室であり、仕事部屋であり、リビングルームにもなり得るわけです。

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キャデラック・レーシングがル・マン24時間耐久の総合優勝を目指す

2023年から第4世代キャデラックVシリーズ・プロトタイプで、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とフランス西部自動車クラブのLMDhカテゴリーに参戦することを発表

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2021年のル・マン24時間耐久レースは、TOYOTA GAZOO Racingの4連覇、そして7号車の初優勝という結果に終わったわけですが、そんなトヨタに強力なライバル誕生……かもしれません。

なんとGM(ゼネラルモーターズ)のプレミアムブランドであるキャデラックが、2023年のIMSAとル・マン参戦を発表。ル・マン総合優勝を目指して、新型ル・マン・デイトナのハイブリッドマシン「キャデラックLMDh-V.R」を開発するというのです。

ロレックス・デイトナ24時間レースの4連覇を果たしているというキャデラック・レーシングが、TOYOTA GAZOO Racingのチャレンジャーとして名乗りをあげたというわけです。

パートナーとして発表されたのは、チップ・ガナッシ・レーシングとアクション・エクスプレス・レーシング(AXR)。LMDhの共通シャシーはダラーラによって制作されるとアナウンスされております。



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キャデラックのコンパクトSUV「XT4」が日本上陸。全車左ハンドルで価格は570万円から

パワートレインは2.0リッター直列4気筒ターボエンジンと9速ATのフルタイムAWD。最高出力169kW(230PS)、最大トルク350 Nm

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キャデラックの初のコンパクトSUVとなる「XT4」シリーズが日本上陸。2021年1月16日より発売開始となっております。コンパクトといってもボディサイズは全長4605 mm × 全幅1875 mm × 全高1625 mm、ホイールベースは2775 mmといった具合。車両重量は1760 kg~1780 kgですから、けっして日本市場ではコンパクトといったわけではなく、トヨタRAV4より少々大きいくらいのイメージ。そういう意味では、国内でのSUVマーケットでいえば「XT4」はミドル級といったところでありましょうか。








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GMの「マグネティックライドコントロール」が第4世代に進化

減衰力ゼロにも設定できる磁性流体による可変ダンパー。最新版は応答速度を45%向上

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GM(ゼネラルモーターズ)の「マグネティックライドコントロール」といえば、2002年に誕生した”電磁石とショックアブソーバー内の磁性流体を組み合わせたアクティブダンピングシステム”のパイオニア的存在。そんなマグネティックライドコントロールが過去最大のアップデートを受けて第4世代に進化するとの発表あり。





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やっぱり! ホンダとGMがアライアンスに向けて動き始めた

電動化領域だけでなく、プラットフォームやパワートレインといったアーキテクチャレベルでの協業を進める!



先日、日本政府が日産とホンダの統合を画策したという報道を受けて、その2社の合併はあり得ない話で、そうしたシナリオを考える段階でセンスがないといった内容の話をYouTubeに挙げておりました。その中でホンダがアライアンスを組むとすれば、むしろ電動化領域での協業が進んでいるGM(ゼネラルモーターズ)では? といった部分にも触れていたのですが、いやはや本当にホンダとGMのアライアンスが実現しそうになって参りました。


今回、発表されたのは北米における戦略的アライアンスに合意したという内容。燃料電池にはじまった両社の協業は、すでにGMの電動化プラットフォームやアルティウムバッテリーの活用といったところまで拡大していましたが、さらにコンベなモデルにも広がるという話。すなわち、エンジンやプラットフォームといったアーキテクチャの共通化を図るという内容であります。

もっとも、今回の発表は”北米仕様”に限定した話であって、たとえば中国や欧州で展開しているモデルについては、ひとまず関係ない素振りを見せておりますが、北米専用車ばかりとは思えずグローバルモデルでのプラットフォーム共有となれば、最終的にはエリアを限定しないアライアンスに発展していくと考えるのが妥当といえる発表では?





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ミッドシップになった8代目コルベット、日本価格は1180万円からで内容に対してお買い得

消費税込みメーカー希望小売価格は「シボレー コルベット クーペ 2LT」が1180万円、「シボレー コルベット クーペ 3LT」が1400万円、「シボレー コルベット コンバーチブル」が1550万円

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2020年の東京オートサロンでジャパンプレミアを飾った、シボレー・コルベット。8代目にして、ついにミッドシップスポーツカーに生まれ変わった新コルベットの日本でのメーカー希望小売価格がGMジャパンより発表されております。日本仕様はコルベット史上初の右ハンドルを用意するというのも話題でしたが、なんと右ハンドルしか選べない設定となっているのでした。

そして価格は、冒頭に記した通り。「シボレー コルベット クーペ 2LT」が1180万円、「シボレー コルベット クーペ 3LT」が1400万円、「シボレー コルベット コンバーチブル」が1550万円となっております。

最高出力369kW/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpmという強心臓の6.2リッターV8エンジン搭載モデルと考えると驚くほどリーズナブル。コルベットというアメリカンスポーツカーを欲しいというユーザーだけでなく、とにかくハイパフォーマンスカーが欲しいという人にもおすすめできるのでは?






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