クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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カングー

超人気輸入車、ルノー・カングーがフランス本国でフルモデルチェンジを発表

The All-new Kangoo Van, the innovative van with an athletic and dynamic style

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日本ではコアなファンを集めているルノー・カングー。本来はLCV(小型商用車)のカングーでありますから、乗用ユースだけでこれほど人気になっている日本市場というのは世界的に見るとイレギュラー的といえるかもしれませんが……。

ともかく、欧州他の地域ではLCVとして高く評価されているというカングーがフルモデルチェンジを発表。ボディバリエーションはスタンダードとロング版の2タイプで、乗用タイプと商用タイプをラインナップしているというのは従来通り。上の画像でいうと両サイドのカラフルなボディでそこそこ立派なフロントグリルを与えられているのが乗用タイプでしょうか。そして、従来型にも用意されていたBEV(電気自動車)の設定があることも画像後方で確認できるのでした。







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ゼロ・エミッションビジネスカー「カングーZ.E.」が進化!

新型カングーZ.E.は航続距離が伸びて、充電時間が短縮される
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電気自動車といえば目立っているのはアメリカのT社かもしれませんが、数を売っているという意味でのトップランナーといえるのはルノー日産。そして欧州でもっとも売れている商用電気自動車が、このルノー・カングーZ.E.なのだそうで。

そのカングーZ.E.がマイナーチェンジで航続距離を270km(従来は170km)に伸ばしたという発表あり。もちろん270kmというのはNEDCでの測定値でありますが、リアルワールドでも一充電で120~200kmは走れるようになったということをアピールしております。ちなみに、従来型ではリアルワールドで走れるのは80~125kmだったそうですから、いずれにしても実用性が上がっているといえそう。ラストワンマイルのデリバリー用途と考えれば、まずまず妥当な進化でしょうか。

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当然ですが、航続距離を伸ばしたのはバッテリーの進化が大いに貢献しているところで、新しい高エネルギー密度のバッテリーにより総電力量を33kWhとしているそう。なお、バッテリーのサプライヤー(共同開発のパートナー)はLGケミとアナウンスされております。

さらにモーターも高効率の新型「R60」(ルノー内製)で、制御系と合わせて航続距離を伸ばすのに+になっているとか。

もうひとつ、見逃せないのが充電に関する進化。新世代のAC充電器は7kW(32A、230V)で、33kWhのバッテリーを一晩(約6時間)でエンプティからフルまで充電できるといいますが、さらに1時間で35km走行程度の充電が可能というのがセールスポイント。急速充電でなくても、ランチタイムの間にそこそこの充電ができるのは、実際のビジネスユースで有効といいますが、さて?
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というわけで、以下ルノー・カングーZ.E.の気になるオフィシャルフォトを並べておきましょう。
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商用バンらしく様々なボディバリエーションがあるようで、環境対策の建前的に売られているのではなく、本当に使われているゼロ・エミッション商用バンという事実を実感するのであります、ハイ。


精進します。
  




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ルノーの1.2リッター直噴ターボは4気筒!

ルノー カングー ゼンに、6速MTとともに新設定されたH5Fエンジンは、ターボチャージャー付筒内直接噴射直列4気筒DOHC16バルブエンジン。1.2Lの小排気量ながら2.0Lクラスのトルクを実現。最高出力は115ps/4,500rpm、最大トルクは190N・m/2,000rpm。レスポンスよく軽快に回転し、低速トルクがK4Mエンジンに比べ30〜40%増大したことにより、中速域での気持ちよい加速と思い通りのパフォーマンスを約束します。また、その力強い走りは、驚くほど静か。ルノー カングーの走りに新たなテイストをもたらします。また、低燃費に配慮した走行をサポートするECOモードを設定。スイッチ操作でECOモードを設定するとエンジントルクやアクセル操作に対する制御を行うことにより、燃費を通常モードに比べて最大10%低減することが可能となります。
というわけで、カングーに、ルノーとしては初めてのガソリン直噴ターボが搭載! なのであります。


本国では2013年秋に発表された、ガソリン直噴ターボ。排気量と現在のトレンドからすると意外にも4気筒エンジンなのはダウンサイジングのテクノロジーからは外れているかもしれませんが、趣味性からするとポイント高いという印象。なんのかんの言っても、3気筒はヴァイブレーションを感じがちですから……。

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などと無責任にツイートしたのは、自分にとって最初の愛車であるスターレットGT(EP82)と、もっとも長く所有していたワゴンRターボ(CV21S)を思い出したから。さすがに、あれほどのじゃじゃ馬ターボではないと思いますし、もろもろの電子制御もついているようですが、ついつい1.2リッター4気筒ターボというスペックをハイトボディで乗りこなすことを想像するに、刺激的なカーライフへの期待高まるのでした(汗)


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