クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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カマロ

シボレー・カマロの試乗キャンペーン。いまや希少なV8・FRアメリカンスポーツ

Qi対応充電器のもらえる「NEW CHEVROLET CAMARO DEBUT」キャンペーンは2020年9月10日から10月11日まで実施

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アメリカンマッスルカーの代名詞であり、いま日本で唯一正規輸入モデルが手に入るのがシボレー・カマロ。マイナーチェンジを受けた最新モデルのラインナップは6.2リッターV8エンジンの「SS」と2.0リッター4気筒ターボの「LT RS」と「コンバーチブル」という3グレードの設定。そんな最新バージョンの日本導入は8月から始まったばかりですが、リフレッシュした魅力を加速させようと、見逃せないキャンペーンが予定されております。

それが「NEW CHEVROLET CAMARO DEBUT」キャンペーンで、なんでも公式サイトから試乗予約をして、実際に試乗をするとカマロのロゴが入ったワイヤレス充電器がプレゼントされるというもの。数に限りがあります、ということですが抽選というわけではないようなので、早い者勝ちの模様。アメ車好きであれば、こうしたせっかくに機会は注目なのでは?






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コルベットがMRになって、カマロと明確な差別化が進む

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ミッドシップになってもコルベットらしい雰囲気は健在。タルガトップもアメリカンスポーツカーらしい装備
アメリカンスポーツカーの代表格、シボレー・コルベットがフルモデルチェンジを果たし8代目へと進化。まさに刷新といえる内容で、エンジンこそ従来の流れを汲むV型8気筒OHVでありますが、エンジン搭載位置がミッドシップとなり、キャビンが前方に移動するなどシルエットは完全に異なったものとなっております。とはいえ、テールレンズの意匠やフェンダーラインなどでコルベットらしさを表現しているのはさすがといったところでしょうか。コクピットの上部分だけルーフを取り外せるデタッチャブル式となっている(外したルーフはトランクに収まる)ことでタルガトップを気軽に楽しめるのもアメリカンスポーツカーらしい雰囲気であります。また、ストリートスポーツカーとして性能を考えたときにエンジンの搭載位置はさほど影響してこないとしても、コルベットといえば市販車ベースの耐久レース(WECやIMSA)に出ているわけで、このレイアウトへの大変身は戦闘力アップにも寄与するだろうことも容易に想像できるわけです。




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6代目カマロ、4気筒ターボか、3.6リッターV6か

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デトロイトにて世界初公開されたシボレー・カマロ。

6代目となるという新型カマロ。その伝統的な名前に、いろいろ思うところありましょうが、スポーツカーというよりは、スポーティクーペというのが個人的な印象。シボレーのスポーツカーである「コルベット」と微妙に異なり、もっとカジュアルな立ち位置というイメージもあるのでした。

そんなわけで、カマロはV8よりV6が似合うと思っているわけですが、新型カマロはダウンサイジング志向の4気筒ターボもラインナップしているのがニュース。

カマロのキャラ、速さより趣味性のスポーティクーペと考えると、4発の6MTというパワトレが似合いそうでありますし、それでいて300万円台前半の値付けであれば、充分に日本市場で存在感をアピールできそう、と勝手に想像するのでした。




精進します。















シボレー・カマロ、電動バルブ切り替えマフラー採用

The 2016 Chevrolet Camarodual-mode exhaust system


The 2016 Chevrolet Camaro features an enhanced dual-mode exhaust system, with electronically controlled valves that bypass the mufflers under acceleration for improved performance and greater sound levels. The system now offers more personalization options, from a “stealth” mode to a more aggressive “track” mode.
シボレー・カマロの2016年モデルにおいて、エキゾースト系に電動バルブを仕込み、静かな「ステルスモード」とアグレッシブな「トラックモード」といった具合に排気音の切り替えを可能にしたというGMの発表。

こうした機構自体は珍しいものではなく、アフターパーツとしては20年以上の歴史があるでしょうし、また純正採用もされている技術でありますが、4つのドライビングモードとリンクさせ、その変更に寄与する要素のひとつとして使われているというのがアピールポイントとなっている模様。

The 2016 Chevrolet Camaro has a new Drive Mode Control system that tailors up to eight vehicle attributes in up to four driving modes: Snow/Ice, Tour, Sport and – exclusive to SS – Track. Each setting optimizes up to eight vehicle attributes – from the throttle progression, steering feel and stability control calibration.
カマロに限った話ではありませんが、排気音からステアリングフィール、スロットルの開度やレスポンスをスイッチ一つで自在に切り替えられる時代。

「どの部分が演出で、どこが車両の特性なのか」、言い方を変えると「なんでもできる領域とどうにもならない領域」を、しっかり切り分けていかないと、いろいろ評価や感想にズレが生じてしまう昨今でもあります、ハイ。


精進します。












カマロZ/28のディテールにヤラれました(汗)

日本ではコルベットのメディア向け試乗会が開催されているようで、しばらくはシボレーといえばコルベットな話題なのでしょうが、ふと見かけたカマロZ/28のプレスフォトの、そのディテール集にしばし目が釘付けなのでした。

エンジンパワーがありすぎて、ホイールとタイヤがスリップしてしまうというエピソードは最高速やゼロヨンのテストをしてきた経験からすると驚くような話ではないにしても、ともかくディテールのなんともアメリカンマッスル的で個性溢れる感じにヤラれてしまいます。

V8エンジンのバンク間に向かう太いパイピングとむき出しのエアクリーナー
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2ピース・フローティングのカーボンローター、そして6ポットキャリパーはピストンのピッチにもこだわっている感じなのも萌ポイント。
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リアスポイラーに追加されたガーニーフラップが調整可能というのもアメリカンマッスル風でナイス。あえて後付感のある処理にしているのも、古き良き時代へのリスペクトという印象。
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というわけで、気になる細部の画像をギャラリー的に。 おそらくオーナーになる的な意味では縁がないであろうクルマですが、どこか真似したい、惹かれるディテール満載な一台なのでありました。

カマロの空力アピール、画像表現に萌える

ニュルブルクリンク北コースにて7.37.47をレコードしたシボレー・カマロZ28について、その速さを生み出しているメカニズムのひとつ「空力」についてのPRが出ておりますが、その画像がなぜかココロをわし掴み。リリースから一部抜粋。絵柄は、上からフロントスポイラー、ウィッカービル(ガーニーフラップ)付きリアスポイラー、ボンネットフードの効果を示すものであります。

1. Front splitter
The Z/28’s front splitter is a large aero panel that provides downforce at the front of the car, enhancing cornering capability and high-speed stability. It is designed to withstand 250 pounds of downforce at its tip and is matched with an aero closeout panel under the front of the engine compartment that also enhances aero characteristics – along with molded-in aero features forward of the front wheels.
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2. Rear spoiler with ‘wickerbill’
At the outset of development, the aerodynamic coefficient of drag goal was achieved with original Camaro SS content and an accessory rear spoiler, but to meet the downforce requirements for Z/28, the rear spoiler was modified with a “wickerbill” – a small, vertical tab at the edge of the spoiler. Although an aesthetically minor change, it adds approximately 28 counts of drag, improving rear lift performance by 70 counts. That allows the Z/28 to handle turns at higher speeds and delivers greater overall high-speed stability.
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3. Hood extractor vent
A functional carbon fiber hood extractor provides increased engine cooling by allowing hot air an exit route, but also plays an important in the car’s aero performance. It provides a path for air channeled through the grille to exit out the hood and over the car. Without the vent, the air would be pushed out the bottom of the engine compartment, which could generate lift. The design is similar to the extractor featured on the Camaro ZL1.
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その効果はといえば、フロントスポイラーはダウンフォースを生むもので、リアスポイラーはガーニーフラップの追加によりリフトを押さえ込み、ボンネットフードからエンジンルームの空気を抜くことで同じくリフトを押さえ込むというのが大筋でしょうか。

そうした空力デバイスの効果はもちろんですが、それぞれの効果を切り分けて可視化したような表現、そのわかりやすさが個人的に刺さる萌えポイントなのでありますが、同意していただけますでしょうか(汗)


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