クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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オートライト

トヨタJPN TAXIが法規対応プラスアルファの商品改良を実施

継続生産車に義務化のオートライトを標準装備。トヨタ流では「コンライト」と呼ぶ

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トヨタのJPN TAXIといえば、スライドドアのタクシー専用車。一般ユーザーにはあまり関係ないモデルですが、時代の要請にあわせた商品改良を実施(2021年5月10日)しております。

 

改良ポイントを引用すれば次の通り。
  • ウイルスや菌の抑制に効果があるOHラジカルを含む微粒子イオンを「ナノイー」の10倍量放出する「ナノイーX」を運転席と助手席のエアコン吹き出し口に設置
  • 太陽光やLED照明などの可視光により、抗菌性能を発揮する可視光応答型光触媒「V-CAT」を使用したハーフシートカバー(デラックスタイプ)をトヨタ純正用品に設定
  • 停電などの非常時に給電可能なアクセサリーコンセント(AC100V・1500W/コンセント1個)を全車にオプション設定
  • 照度センサーによる自動点灯・消灯を行うコンライトを標準装備
  • フューエルリッドの閉め忘れをブザーとディスプレイ表示で警告
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S660はもう買えない? だったらコペンを買おうぞ

コペンは法規対応の商品改良でドアミラーを拡大。オートライト機能も標準装備になった!

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ホンダの軽スポーツカー「S660」が2022年3月での生産終了を発表したのは、もはや知らぬ人はいないというくらい話題となり、あと一年の生産期間を残して発表したにもかかわらず、2022年3月までの生産枠は使い切るほどの受注を集め、実質的な完売状態にあることも、ご存知の通り。

では、ライバル視されることの多いコペンはどうなのかといえば、こちらは2021年4月に法規対応の商品改良を実施しているのでありました。つまり、まだまだ作る気満々といったところでしょうか。

どんな法規に対応したのかといえば、ドアミラー(後写鏡)の視界の範囲オートライト(自動点灯)の義務化という2点となっております。おそらくCGで合成したであろうWEBサイトの画像でも、たしかにドアミラーが大きくなっているような気がいたします。コペンといえば小ぶりなドアミラーがスタイルを引き締めていた面もありますので、どのくらい印象が異なるのか、はやく実車で確認してみたいところ。


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オートヘッドライトの感度調整について~日産リーフ(初代)の場合~

ナビ画面のメニューから<設定>→<車両>と選んでいくと「オートライト感度調整」が5段階で行なえる
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オートヘッドライトの感度についてホンダ・フリードで実践してみたというエントリにアクセスをいただいているようです。やはり、午後4時半頃には日の入りとなる冬場にはオートヘッドライトの点灯タイミングが気になるのでありましょうか。


というわけで、第二弾は日産リーフの初代マイナーチェンジ後のモデル(AZE0)でのオートヘッドライトの感度調整について。フリードではマルチインフォメーションディスプレイで調整を行ないましたが、リーフの場合は専用ナビ画面のほうで調整できるようになっているのでした。


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オートライト、消灯の遅れが気になるから常時点灯が気楽?

オートライトについて考えていくと結論は「常時点灯」 となるのですが、現実には社会的に認知されていない状況での常時点灯はNGだろうと思う部分もあり。

先日、たまたまオートライトのクルマを運転しているときのこと。乗り始めたのが早朝だったため、オートライトの判断はヘッドライト点灯でありましたが、そのままけっこうな明るさになっても点きっぱなし。

いや、ヘッドライトが点灯していること自体は視界の確保的には問題はないのですが、それが高速道路だったので、前走車に変なプレッシャーをかけてはいないかと心配してみたり。

その辺り、常時点灯が社会的なコンセンサスとなれば気にすることもありませんが、一方で救急車などの緊急車両がヘッドライトを点けて周囲にアピールするという差別化ができなくなる(サイレンと回転灯で十分という判断もありましょう)というのは、たしかに効果を含めて再確認しておく必要があるのかもしれないと思う昨今であります。

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画像はイメージです(汗)


精進します。














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オートライトについて考えていくと結論は「常時点灯」

まだまだ日中は暑さを感じることもありますが、秋は深まり、日が沈むのも早くなってまいりました。

というわけで、気温の肌感覚と実際の明るさのギャップがあると、ヘッドライトの点灯が遅くなりがち。


早めの点灯を意識しておくくらいでちょうどいいのかもしれません。

そんなこんなで、思い付いたことを連投気味にツイート。

オートライト(コンライト)は、安全につながる機能ですが、ユーザーにそうしたメリットを感じさせるのは難しい傾向のメカニズム。自分で点ければ済むものに、余計なコストをかけるということは、ある種のユーザー層には理解し難いのかもしれません。

もっとも、この手のオート機能というのは、慣れてしまうと当たり前になるので、メーカーが標準装備を進めるインセンティブがあるといいのだろうな、と思うのですが、わかりづらい安全装備ほど、そうしたインセンティブが湧きづらいものもないのは事実でありましょう(汗)





センサーや設計思想の違いなのか、まだまだメーカーによってオートライトの点灯タイミングは異なるといわれておりますが、そろそろ自主的に基準を決めて、オートライト装着車は同じくらいの時刻・暗さになったらヘッドライトを点けるようになったら、わかりやすいでしょうし、マニュアルで点灯するクルマも合わせて点けるという相乗効果が狙えるのではないかと思うのですが、さて?

まあ、この話題を突き詰めると、センサーの精度を上げたり、なんらかの方法で点灯タイミングをあわせることにコストをかけるくらいならば、基本的に常時点灯にしてしまって、そこからオルタネーターやバッテリーの性能をマッチングさせていくほうが手っ取り早く、確実なのかもしれませんが。

もちろん、四輪車が常時点灯にすることで、すでに常時点灯の二輪車や緊急車両が目立たなくなるという批判も昔からあるのも事実でありますが…(出汁)
 
精進します。
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