クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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オデッセイ

オデッセイハイブリッド、売れ筋は「アブソルート」に納得

「銅線を巻く」から「角線で成形」に移行したハイブリッド用モーターを新採用したホンダ・オデッセイ。その発売一ヶ月での初速オーダーが公表されましたが、予想通りハイブリッドが多数派で、全体の72%を占めているとのこと。もちろん、ハイブリッドのティーザーもありましたので、ハイブリッド待ちのユーザーが多いのは想定通り。

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しかし、意外なことにハイブリッドの中での比率を見ると、スポーティグレードの「アブソルート」が90%で、標準のハイブリッドは10%にすぎないのだそうで。何故に意外かといえば、オデッセイハイブリッドにおいてはフロントマスクは全車がアブソルート顔になっているから、これほど明確な差が生まれるとは思わなかったのです、初見では。

とはいえ、ハイブリッドの標準車に先進安全システム「ホンダセンシング」をつけようとするとインターナビもセットになってしまう「EXパッケージ」か「アドバンスドパッケージ」を選ぶことになり、そうすると、400万円前後の価格になってしまうので、ホンダセンシングは積んでいるけれどナビは自分で選ぶことのできるハイブリッドアブソルートのベースグレードのほうがお買い得感が出てくるのかもしれません。

インターナビを付けるケースでも、同じような装備内容になる「アドバンスドパッケージ」で比較すると、ハイブリッドの標準車とアブソルートの価格差はわずか3万円。また、トリプルゾーンコントロールエアコンを装備する「EXパッケージ」に至っては1万円の価格差。17インチホイールの見栄えを考えると、オデッセイのハイブリッドを買うならばアブソルート一択なのでありましょう。

こうなると、ハイブリッドの標準車を選んでいる層の選択理由も気になりますが、プリクラッシュセーフティシステムが不要という層も一定数いるでしょうし、8人乗りでは356万円と他のハイブリッドと比較するとお手頃に見える面もありましょう。なにより、26.0km/Lという燃費を実現しているのは、ハイブリッド標準車だけでありますから、燃費性能を最優先するとハイブリッド標準車を選ぶことになるのですが、さてどれだけカタログ燃費を気にしていることのでしょう? とも思う今日このごろであります、ハイ(汗)


精進します。








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「銅線を巻く」から「角線で成形」に移行したホンダハイブリッド用モーターに注目

航続可能距離表示で四桁に達するロングツーリングポテンシャルを持つオデッセイハイブリッド。そのテクニカルなポイントはハイブリッドシステムの核となる駆動モーターでありましょう。

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従来というか、通常は銅線を巻いているモーターですが、オデッセイハイブリッドに向けて新開発されたモーターは複合皮膜の角型銅線を曲げ成形してコアに挿入するという新製法。これにより23%の小型・軽量化を果たした上で、モーター単体の最高出力を135kW(アコード比で11kWアップ)、最大トルクを315Nm(同8Nmアップ)しているというのがアピールポイント。



そして、巻線から曲げ成形に変えたほか、角型銅線を多点溶接することで、製造コストも大幅に下げているというのが実は重要なポイント。これまでホンダの2モーター型ハイブリッド「i-MMD」がアコードだけにしか採用されていなかったのは、高性能モーターを2つ使うことによるコストダウンの難しさが理由として耳にすることがありましたが、こうしてモーターの量産性が上がることで、ハイブリッドとしての性能向上やプラグイン化への発展性などで有利な2モーターハイブリッドが拡大しそうな予感あり。

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駆動用と発電用という2つのモーターを持つシステムへ対応としてだけでなく、クルマの電動化トレンドニーズが拡大するであろうことを考えると、高出力の駆動用モーターに関する量産性アップ・コストダウンに有効な方法を手に入れることは、将来的な差別化要素にもなるだろうと感じる次第なのでした。このモーター、ピュア電気自動車の駆動モーターとして使えるだけのスペックでありますから。

もちろん、ハイブリッド用モーターは内製となる(ホンダ創業の地である浜松製作所で作っている)から差別化のポイントといえるわけです。決して、サプライヤーから中身を知らされずに買ってきてに組み込んでいるというわけではないのでありました……。



そんなオデッセイハイブリッドの試乗記は、こちら「ホンダスタイル」誌にて(汗)

精進します。








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ミニバンの航続可能距離表示が四桁は嬉しい

先日、触れることのできたホンダ・オデッセイ ハイブリッドについてあれこれまとめているところなのですが、それにしても市街地燃費の良さは印象深し、であります。

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メーター表示を見ての通り、ほぼ燃料満タン状態から24.6kmを走った状態での航続可能距離は1002km。航続可能距離というのはタンク容量次第の部分もありますが、この手のミニバンにおいては、ロングドライブができるというのは可能性を広げるイメージにもつながりますし、なにしろ1000を超えてくる数字というのはインパクト大。

なお、燃料タンクは55リッターなので、そこまでの市街地走行をアベレージ20km/L弱で走っていたということであります(メーター表示は20.0km/Lを超えていました)。しかも、大人の男性3名乗車で、いろいろ試しながらの走行でしたので、燃費運転をしたわけでもなくの結果でありますから、実用燃費性能としてはかなり優秀といえるのでは? 

ちなみに、JC08モード燃費は26.0km/Lなので、いわゆる達成率でいうと75~80%程度。そして、こうした燃費がシチュエーションを問わずコンスタントに出るようであれば、オーナーの満足度も高そうであります。

そのほか、ハイブリッドならではのメリット、アドバンテージはいくつか感じたのですが、くわしくは(?)こちらのホンダスタイル誌にてレポート予定。ええ、隠すことなく宣伝でありました(汗)
 

  
精進します。








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アコードと基本同じシステムで26.0km/Lのオデッセイ・ハイブリッド

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東京モーターショー2015に展示されていた、2モーターハイブリッドのオデッセイが、2月の発売に向けてティザーを開始。
詳細不明ながら、「スポーツハイブリッドi-MMD」を積むことは明確になっているので、おそらくアコードと基本的には同じパワートレインなのでありましょう。アコードで30.0km/Lと車格を考えれば驚くべき燃費性能を実現しているシステムの実現する、おそらく最大のセールスポイントとなるであろう燃費性能は26.0km/L。

ハイブリッド・ミニバンでいうと、トヨタの小型モデル(ノア/ヴォクシー/エスクァイア)よりも優れているのは、たしかにウリになりましょう。

もっとも、アコードの印象からいうと、電気CVTによるシームレスな加速感こそが、この手の多人数乗車型モデルでは実際のストロングポイントになるのだろうな、とも思ったりするのでありました。

とはいえ、はたして市場にオデッセイ・ハイブリッドを受け入れる余地は残っているのかどうか。速報値だけでなく、継続的な市場規模に興味津々な一台でもあるのです(汗)


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精進します。
 








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ホンダ「ジェイド」はシュリンクするミニバン市場のカンフル剤となるか

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先日デビューした、ホンダ・ジェイドの発表会に行ってきたのですが、そこでの発言内容から気になった点を記憶の補助として整理・メモ的に残しておきましょう、と。

  • ホンダ四輪の原点といえるM・M思想と、ミニバンブームを巻き起こしたクリエイティブムーバーを、時代に合わせた都市発想ミニバン
  • オデッセイにはじまる乗用ミニバンの最新作としてミニバンの新価値を示すのが、都市型3列のジェイド
  • ライフステージやライフスタイルに影響されず、幅広く受け入れてもらえるクルマを目指した
  • シュリンクするミニバン市場への新提案
  • ストリーム、オデッセイ(先代)にはホンダの走りに期待するユーザーが多い。
すでに発表会という晴れの場においても「日本のミニバン市場は縮小傾向にある」と明言できる状況になっているというのは、はっきりとアピールしておきたいところ。

この辺りはクルマ好きでも誤解があるようですが、もはやミニバンは売れ筋ではなく、またスライドドアのLサイズ以上のミニバンにしても高級車となってしまっております。かつてのような国民的人気モデルというポジションからシフトしてしまった印象で、5ナンバーサイズのミニバンも勢いはありませんし……。

というわけで、国内向けにはハイブリッド専用モデルとなっているジェイドは、25.0km/Lという燃費の数字でインパクトを与えようとしているよう。

それだけではなく、ダブルウィッシュボーンのリアサスとして、走りのイメージも訴求。とはいえ、走りのミニバンとして玄人筋に評価された2代目ストリームからのつながりについて言及が少なかったのは、もっと走りにふった仕様が追加されるから? などと勘ぐってしまう発表会でありました、ハイ。


精進します。
 








ホンダ・ジェイドは、グローバルにJADEを名乗る!

ついに? ようやく? ともかく中国向けに登場していたホンダの背低い系ミニバン『ジェイド』の国内仕様がローンチであります。

パワトレは、1.5リッター直噴エンジンとDCTのハイブリッドで、前輪駆動のみ。

グレードは、標準のハイブリッドと、先進安全装備を標準搭載したハイブリッドX。

メーカー希望小売価格は、272〜292万円。


これまでのi-DCD車に対して、リアがダブルウィッシュボーンとなるプラットフォームなのがハードウェア的な特徴。

そして、これまでのi-DCD車は、フィット(ジャズ)、ヴェゼル(HR-V)、グレイス(シティ)と仕向地によって名前を複数持っていますが、ジェイドについては先行している中国、そして日本ともに同じ名前というのが、強い意志を感じるところであります。




精進します。





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