クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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エネオス

ホンダの交換型バッテリーが日本のインフラになるか? コマツが小型ショベルに採用


着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を、コマツが国内でレンタルを開始する電動マイクロショベル「PC01E-1」に採用

①電動マイクロショベルPC01E-1
ホンダが展開する可搬型・着脱式のバッテリーパックがビジネスとして拡大する第一歩を踏み出した!

すでにビジネスタイプの電動スクーターでは実績ある着脱式可搬バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」。その技術を基本に、ホンダ一社だけでなく国内4メーカーで採用するという動きもありますが、その前にコマツの小型ショベルカー「PC01E-1」に採用が始まったという発表がありました。

もっとも2021年にホンダとコマツの間で、交換型バッテリーを使うことでの基本合意を結んでいまし、その試作機も公開されていましたから、サプライズ的なニュースではありませんが、いよいよレンタル開始ということで、実際に使われるようになるというのは普及における大きな一歩。

最初は問題が起きるかもしれませんが、そうして課題を抽出しつつ対応することは電動化における進歩を加速させる重要なファクター。ショベルカーとしては小さなボディですが、電動化のステップとしては大いに期待できる一歩ともいえるわけです。

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トヨタWoven CityにはENEOSによるグリーン水素が供給される!

グリーン水素とは水電解装置にて再生可能エネルギー由来で作られた水素のこと

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日本では経済産業省が中心となって進めている印象もある「水素社会」。一見すると化石燃料を水素に置き換えるエネルギー政策を想像してしまう部分もあります。当面はそうした部分もあるでしょうが、将来的な方向としては再生可能エネルギー(風力・太陽光など)により発電した電気を水素のカタチにして保存・活用する社会という風に捉えるべきでしょう。ガソリン改質で水素を生み出してもカーボンニュートラル的には意味がありませんから。

そんな再生可能エネルギーで生み出す水素のことを「グリーン水素」と名付けているのが日本の産業界であります。水素生成の段階からカーボンニュートラルという意味合いと捉えることもできますし、具体的には再生可能エネルギー電力を利用した水電解によって生み出された水素のことを指す言葉と理解しておけば大筋では問題ないという感じでしょうか。



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ENEOSが再生可能エネルギー由来の水素を供給。トヨタの定置型燃料電池で電気を供給する世界とは?

トヨタの実験都市「ウーブンシティ」はENEOSをパートナーに水素社会の実現にトライする

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トヨタが静岡県裾野市に建設を進めているスマートシティの実験都市「ウーブン・シティ」において水素社会の先取り実験もすることが明らかになっております。

具体的には、ENEOSが再生可能エネルギーによる水素製造と水素ステーションの運営を担当、そこから水素供給を受けたウーブン・シティではトヨタ製の定置型燃料電池により発電を行ない、シティに電力供給するというのがプロジェクトの基本線。

さらにウーブン・シティとその周辺における物流車両に水素を燃料とする燃料電池車を用い、燃料電池車の水素需要を検証するとのこと。

ようは再生可能エネルギーによって水電解をして生み出したグリーン水素をつかった水素社会が、持続可能なのかを実証しようということでありましょう。


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