クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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エヌワン

高級軽自動車「N-ONE」試乗ムービー。街乗りキャラのベストチョイスはOriginalグレード

ターボも悪くない、6速MTは楽しい。なによりNAエンジンがキャラにマッチしていた



エントリーグレードで160万円ほど、上級グレードでは200万円に迫る(ボディカラーやオプション次第では超える)という価格帯の新しい軽自動車「N-ONE」。価格帯的にじわじわと売れるタイプのモデルかと思った部分もありましたが、初期受注は好調なようで。2020年11月20日の発売から約一か月が経った12月20日時点での受注は8,000台を超えたということであります(販売計画2,000台/月)。

初期受注のグレード構成比は以下の通り。

Original 34%
Premium 19%
Premium Tourer 18%
RS 29% 

PremiumはNAエンジン、Premium Tourerはターボエンジンでトリムとしては同じ仕様といえるので、合計するとPremium系で37%となりますが、そうして考えるといい感じのバラけているというか、想定してきたユーザーに適切に届いているといえそう。





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ホンダN-ONE RSのターボ+6MTのポテンシャルは?

N-ONE RSだけでしか味わえないロングストローク・ターボエンジン+6速MTのパフォーマンスを探る

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メーカー希望小売価格199万9800円、限りなく200万円に近い価格のホンダのセダン系 軽自動車N-ONE RSがいろいろな意味で話題となっております。たしかに最新世代S07B型ターボエンジンと6速MTの組み合わせというのは唯一のものですが、ひと世代前のS07A型ターボエンジン+6速MTのパワートレインを専用ミッドシップボディに積むホンダS660のエントリーグレードが203万1700円で設定されていることを考えると、ハードウェアの価値としてはS660に圧倒的軍配が上がるというのが個人的な感想だったり。

ちなみに、N-ONEが搭載するS07B型エンジンのボア×ストロークは60.0×77.6mm(S07A型は64.0×68.2mm)となっておりまして、圧縮比は9.8(S07A型は9.2)。最高出力47kW/6000rpm、最大トルク104Nm/2600rpmというスペックは両エンジン共通となっていますが、実際の乗り味では異なるであろうことは容易に想像できるのでした。









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ホンダの新型N-ONE RSをアルトワークスと比べてみると……

6MTのN-ONE RSと5MTのアルトワークス。価格差46万2000円は妥当か?

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9月にティザーのはじまったホンダの軽自動車N-ONEのフルモデルチェンジがついに正式発表。すでに、最新のプラットフォームやパワートレインと初代のボディパネルを組み合わせるという、前代未聞のモデルチェンジであることは明らかとなっていましたが、メーカー希望小売価格や燃費性能といった数字も公になったというわけです。

気になるのは、軽自動車として初めてターボエンジン+FF+6速MTというパワートレインを実現したN-ONE RS。そしてパフォーマンスに関する数字を見る前に、目が釘付けになったというか、点になってしまったのが、その価格。なんと199万9800円という高価格な軽自動車になっているのでした。

おそらく誰もがN-ONE RSのライバルとして挙げるであろう、スズキ・アルトワークスのFF・5MT車より45万円以上も高い価格は、もはやホンダはアルトワークスをライバル視していないことを示しています。もしライバルと考えているのであれば、もう少し価格を寄せてくるはずですから。むしろ、N-ONEの価格は同社のS660に寄せていると考えたほうが妥当といえるレベル。たしかに、ほぼ同じパワートレインを積んでいて、S660より何十万円も安い値付けのほうが問題になる可能性があるのかもしれません。


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