クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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エコピア

電気自動車リーフ1.8万km走行後のフロントタイヤ。外側が摩耗気味な理由とは?

電費を稼ぐために最小解の減速でコーナリングしようとする傾向がタイヤの減り方に現れた?

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走行距離8500kmほどで中古で購入したリーフ(AZE0)のオドメーターがようやく1.9万kmに届きました。コロナ禍で出かける機会が減っていたわけではなく、そもそもこのくらいのペースでしかクルマに乗らない生活なので、自分としては予想通りなのですが、さすがに2万kmに近づいてきてタイヤ由来のノイズが目立つようになってきたというか、グリップ感も下がってきた印象。

というわけで、あらためてタイヤの状態をみようとステアリングを目いっぱい切って、iPhoneでパチリしたのが、この画像。見ての通り、右フロントで向かって左側がアウト、右側がイン。そして、じっくり見ていくとトレッド外側が明らかに摩耗が進んでいるのがわかるのでした。






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リーフの電費が9.9km/kWh達成。その理由はタイヤ空気圧にあり?

しっかり感が欲しくて指定空気圧より高めの冷間280kPaに合わせてみたところ……
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昨日、お台場方面までリーフで移動。かなり厳しい渋滞にハマった時間もありますが、ほとんどが自動車専用道路で信号待ちでの停止がないという意味においては電費に有利なシチュエーションではありました。それでも9.9km/kWhというのは記憶にある限りのベストレコード。カタログスペックも軽々と超えております。ちなみに、エコモードはオフで、シフトポジションは「B」。最新のリーフほどではありませんが、初代リーフでもBレンジにするとワンペダルでの調整範囲が広がり、首都高速のような速度域や渋滞具合の道では乗りやすいものですから。とはいえ、おそらくこの好電費の理由を自己分析するとドライビングスタイルではないという風に思うのでした。じつは、前日には茨城までのロングツーリングをしているのですが、自分としては同じような運転をしたつもりなのに9.2km/kWhでありましたから。



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ブリヂストンが乗用車用タイヤを6%値上げと発表

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2017年6月1日より、ブリヂストンの乗用車用サマータイヤは平均6%の値上げ
非常に手短な、しかしインパクトのある一斉値上げのお知らせです。
株式会社ブリヂストンは、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを決定致しました。
 昨年来、タイヤの主要原材料である天然ゴムをはじめ、合成ゴムなど石油化学系原材料の価格が高騰しております。
 これらタイヤ原材料価格の高騰に対し、当社は生産性の向上やコスト削減などの企業努力を行ってまいりましたが、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断し、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすることを決定したものです。
四輪、二輪、産業用車両などなど乗用車・バン用スタッドレスタイヤを除く商品で6~10%程度の値上げ(出荷価格)ということは、本体価格2万円/本のタイヤを交換するとして、8万6400円→9万1584円への価格上昇ですから穏やかな話ではありません。タイヤは消耗品ですから、交換をせずに済むというわけにはいきませんし。もっとも、燃料価格の変動に比べれば大人しいものという見方もできるかもしれませんが(汗)

ところで、2016年の年末近くにブリヂストンは『分子構造を高度に制御したポリイソプレンゴムの合成に成功』という発表をしております。この技術を用いれば、現在よりも安定供給が望めるのでしょうが、商品化は2020年代ということですから、最短でも数年後の話であります。
それにしても、廉価なアジアンタイヤが日本のアフターマーケットを席巻している昨今。価格上昇は世界的な傾向でしょうが、市場のシェアが大きく変わりそうな予感もする今日このごろでありました……。

精進します。
  




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