クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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インプレッサ

久しぶりに雪中ドライブを楽しんでみて。

雪道の安全運転は、とにかく無理をしないこと。降雪地では地元ナンバーの動きに注目
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SUBARU グローバルプラットフォームとシンメトリカルAWDという同社のコアテクノロジーを味わうというテーマで、今シーズン初の積雪路ドライブ。ベアリングのような細かい雪が降っている中での試乗では予想外に滑りやすい路面に出会ったり、除雪の関係で道路幅が狭くなっている箇所があったりと「雪道ってこうだったなあ」と思い返すシーンの数々。とはいえ、最新のクルマ(SUBARU XVなど)とスタッドレスタイヤ(BSブリザックVRX2)というコンビネーションであれば、まったく滑らないとはいわないまでも、不安を覚えることはなかったのでありますが……。

そうなると雪道であっても制限速度で走ることは難しくないのですが、風向きや地形の関係でコーナーを抜けると急に路面コンディションが変化するといった場面に出会うこともあり。そうした気を付けるべき箇所では、たいてい地元ナンバーの道を熟知しているであろうクルマが手前でしっかり減速するなど「わかっている」行動をするので、それらを参考に速度をコントロールしておくと「なんかありそう」という心の準備ができるというのは、雪に慣れていないドライバーとしての心得というか、防御反応でしょうか。

その意味では”慣れているドライバー”が皆無で、なおかつ道路状況も把握しづらい南関東での積雪路というのは、不要であればクルマで外出しないというのが吉でありましょう。前述したように最新のパッケージングで横滑り防止装置をオンにしてあっても、まったく滑らないわけではありません。とくに登坂などでアクセルをグッと踏み込むとクルマが左右に振られてしまうケースはありましたし、オーバースピードで舵の効きが悪くなるということもありましたから。当たり前のことですが、ドライの舗装路と同じ感覚で運転できるというわけではないというのを再確認でありました(汗)。

今シーズンの初雪ざんす

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)がシェアした投稿 -


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センター出しマフラーが気になるインプレッサ future sport concept #TMS2017 #45thTMS

グリルと回したレイアウト、ある意味で現実的なインプレッサのセンター出しマフラーはSTIのロゴ入りだった…
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そういえば第45回 東京モーターショーのSUBARUブースにて、現実的なコンセプトカーとして気になったのが「インプレッサ future sport concept」。イエローのボディカラーにブラックをプラス、シルバーをさし色として加えた外観が、新しい提案という雰囲気をまとっておりました。WRXのようなアスリート系スポーツではなく、もっとカジュアルなスポーツ感は、これまでのスバルが持っているようで、確立できてはいないキャラクターで、こうした方向性でのブランディングに向かうのだろうなというマーケティング的な部分が興味深い一台だったのです。
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そして、なにより気になったのはカッター部分にSTIのロゴが入ったセンター出しマフラー。シンメトリカルAWDをコア・テクノロジーとして掲げるSUBARU。リア・ディファレンシャルを持つためセンター出しにするには、これまでとは異なるレイアウトにする必要があるはずと興味を持って、覗き込んでみれば……一見すると排気効率を無視したようなパイプの取り回し。このあたり、急造感は否めないところですが、将来的にSTIのアフターパーツとしてセンター出しマフラーのリリースも考えたアピールでありましょうから、もう少しスマートなレイアウトのスポーツマフラーが出てくる可能性を期待してみたり。いや、こうしてウネッたパイプが後ろ姿でチラリと見えるのも、スポーツの表現としては面白いかもしれませんけれど(汗)
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東京モーターショーが閉幕してから時間が経ちましたが、そんなことを唐突に思い出してみたり。

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インプレッサのEPB、マニュアル制御モードがあればジムカーナで使える?

スバルの新世代プラットフォームを初採用した新型インプレッサは、国産Cセグメントとしては出色の走りを感じることができるわけで、リニアトロニックと名付けられたチェーン式CVTの設定しかないとはいえ、スポーツドライビングを楽しむ素材としての可能性を感じる今日このごろ。
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EPBボタンでサイドターンが決まるSPORTモードがあればジムカーナで使える?
とくにFWDもラインナップされているインプレッサであれば、ジムカーナのようなAWDだと無差別級に区別されてしまうスピード競技にも参加できるので、競技としてのスポーツドライビングも楽しめそうなイメージあり。ただし、そこでネックとなりそうなのがパーキングブレーキが電動式のEPBであること。スイッチを長引きすることで補助ブレーキとして機能させることはできるようですが、効きのタイミングや強さをコントロールできないのであればサイドターンが事実上無理といえるわけですから。

ただ、その点についてはメーカーとして対応してくれればメカニズムとしては可能といえそうな気がするでありました。具体的には、スポーツモードに限ってはパーキングブレーキのスイッチ操作に対してリニアにキャリパー内蔵のモーターを作動させるということは不可能ではないでしょうから(ただし、サイドターンをカバーするにはモーターの出力的に足りないという問題も出そうではあります)。

そして、ハードウェアとしてEPBでのサイドターンが可能となれば、そのスイッチをステアリングに配置することで、新しいドライビングスタイルが楽しめそうな気もするのでした。とはいえ、それを改造で行なうのはナンバー付きのスピード競技ではNGとなりそう。

JAFのモータースポーツ諸規則(http://jaf-sports.jp/information/regulation/)によると、追加アクセサリーによるブレーキの操作は許されていないので、EPBボタンをステアリングに追加することはレギュレーション違反といえそうなのでした。
追加アクセサリー:車両の美観または居住性に関する付属品(照明、暖房、ラジオ等)といった、車両の動きにいかなる影響も及ぼさないものはすべて、制限なく認められる。ただし、これらの付属品が、例え間接的であっても、エンジン、ステアリング、強度、トランスミッション、ブレーキ、ロードホールディングの効率に影響を及ぼすことがないという条件の下に限る。
スイッチは純正のまま移設することについてはグレーゾーンかもしれませんけれど…。

もっとも、インプレッサ1.6iが参加できるジムカーナのPN1クラス(1600cc以下の2WD車で、2006年以降に新型車として登場したクルマ)の主流はスイフトスポーツとロードスターで、いずれも車重1t前後というクルマでありますから、1.3tを超えるインプレッサに勝負権があるとは思えないのも事実なのですが……(汗)

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2017年1月・2月でスイフトの販売台数は計8,069台

フルモデルチェンジしたスイフト、1月は前年比177.5%、2月は209.0%
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栄枯盛衰が数字で見えるのが販売台数のデータ。かつてトップ3の常連だったホンダ・フィットも2017年になって10位が定位置となっていたりするのでした。プリウスとノートの一騎打ちも興味津々ですが、いずれにしても名前で売れる時代じゃなくなっているとは感じるところ。いまどき新車の購入層というのはムードで流されることなく、しっかりと自分の好みで選んでいるという印象も受ける昨今。

その意味で、スバル・インプレッサやスズキ・スイフトのような意欲作は、販売店の規模では不利であっても数字を残してくるという印象ありで、その推移にも興味を惹かれるわけです。スイフトの数字は上に記してありますが、インプレッサの1月は160.3%、2月が158.0%、なかなか順調な印象です。

そして前年比での数字にインパクトがあるのはホンダ・フリード。1月は295.0%、2月は313.9%。正常進化的なフルモデルチェンジで、ここまで数字を伸ばしているのは、やはり段違いな仕上がりが市場から評価を受けているということでしょうか…。高価格帯ではアルファード、ヴェルファイアも前年比で1.5倍程度に伸びているのが気になったりもするのです、ハイ。

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スバル新型インプレッサ、北米でスモールオーバーラップテストを受ける

キャビンはほとんど変形していない、衝突安全性の高さ
 
スバル・インプレッサといえば、新型からは北米向けはインディアナ州の工場でも生産されるようになったわけですが、その新型モデルがアメリカIIHSの衝突試験を受けたということで、映像や成績が公表されております。

ひとまず目につく試験項目はすべて最上級のGood評価、ぶつからないを目指した「アイサイト」による予防安全はもとより、衝突安全性においてもトップクラスの性能を有しているといえそう。

それにしても、スモールオーバーラップの映像は、なんとも安心感にあふれるもの。オフセットしてぶつかった状態を見ていると、Aピラーやルーフが歪んでいる様子も見れないほどキャビンはびくともせず、乗員を守っている様子が見て取れるのでありました。

詳細データはこちら。
http://www.iihs.org/iihs/ratings/vehicle/v/subaru/impreza-4-door-sedan/2017

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2017年3月登場、SUBARU XV。SGPのフットワークに期待大

先代モデルではサスペンションの動きにちょっとした違和感もありましたが……

Subaru XV teaser
 2017年3月に新型SUBARU XVがローンチ予定。スケジュールは3/7にジュネーブモーターショーにてワールドプレミア、3/8に日本国内仕様の公開、そして3/9より国内先行予約開始といったもの。

公開されている横からの画像を見ると、ボディそのものはインプレッサスポーツ(5ドア)と共通で、車高アップとルーフレールの追加によるSUVテイストの実現という方向性は現行モデルと同様なイメージ。

ただし、大きく違うのは今度のSUBARU XVは、プラットフォームの設計段階から考慮されているであろう点。もともとはインプレッサの派生車種でありますが、グローバルでスバルの売れ筋モデルとなったXVが派生車種扱いのままであるはずはなく。新型モデルでは、最初から計画に組み込まれているはず。

じつは、現行型(GP系)の印象でいえば、XVには物足りなさを感じていたのも事実。とくにシャシーの味付けについては、過去のエントリで以下のように記しております。
5ドアは、いかにもスバルの量販モデルとして開発したのだろうな、と想像できるテイストで、一言でいえば「目立ったネガがない」のです。
一方、クロスオーバーとして車高を上げたXVでは、縮み側のストロークは伸びているものの、逆に伸び側が足りない印象で、ちょっとだけ不安に感じさせる仕草を見せるのでありました。それは、まさしく5ドアのジオメトリを基本にロードクリアランスを大きくしたのだなあ、と実感
この時に感じたのは、いわゆるストラット式サスペンションのロアアーム角度の適正化といった話にもなるのでしょうが、新世代のSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用する新型XVではそんなことがあるわけはないでしょう。だとすると、SUVとしての最低地上高を持ちながら、インプレッサが示したようなシャシー性能を実現していることを期待するのが自然な流れでありましょうか。


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