
今だから軽さが際立つ、ロングなギア比も2010年代には違和感なし
先日、久しぶりにホンダ・インサイト(初代・5MT)に乗る機会あり。
かつて愛車としていたクルマですから、シートに座っただけで、ちょっと変わったドライブフィールにも体が馴染むのを感じるわけですが、それにしても軽いというのは正義だなあ、と再確認。クラッチをつないだときの一歩目の軽やかさは、いまどきのクルマでは中々味わえないもので、ハイブリッドによるモーターアシスト云々を除いても、これはひとつのスポーツに対する回答であると思う次第であります。
そして、当時は周囲のクルマに比べてロングだと感じていたギア比は、現代では標準的なものでエンジン回転がそれほど上がらない感覚が普通になっているのは、数年ぶりに再会したからこそ気付いた部分でしょうか。
ちなみに、かつて所有していた個体はシルバーだったのですが、こうして見るとインサイトらしい色を選んでもよかったのかもしれない、などと思い返してみたり。
そんなわけで、初代インサイトに乗る機会を得たのは、ホンダスタイル誌の某企画のおかげ。まさかNSXと初代インサイトの関連性を文章にできるとは思いも寄りませんでしたが、間違いなくつながりを感じることはできたのでした……。
初代インサイトといえば、ウルトラマン・シリーズで使われたのも記憶に残るところ。長らく仕事机に飾っていたのですが、子供に奪われてからは、どこにいったのやら(汗)

精進します。



