クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

インサイト

初代インサイト、まったく色褪せることない、その魅力。

typeone_insight
今だから軽さが際立つ、ロングなギア比も2010年代には違和感なし

先日、久しぶりにホンダ・インサイト(初代・5MT)に乗る機会あり。

かつて愛車としていたクルマですから、シートに座っただけで、ちょっと変わったドライブフィールにも体が馴染むのを感じるわけですが、それにしても軽いというのは正義だなあ、と再確認。クラッチをつないだときの一歩目の軽やかさは、いまどきのクルマでは中々味わえないもので、ハイブリッドによるモーターアシスト云々を除いても、これはひとつのスポーツに対する回答であると思う次第であります。

そして、当時は周囲のクルマに比べてロングだと感じていたギア比は、現代では標準的なものでエンジン回転がそれほど上がらない感覚が普通になっているのは、数年ぶりに再会したからこそ気付いた部分でしょうか。

ちなみに、かつて所有していた個体はシルバーだったのですが、こうして見るとインサイトらしい色を選んでもよかったのかもしれない、などと思い返してみたり。

そんなわけで、初代インサイトに乗る機会を得たのは、ホンダスタイル誌の某企画のおかげ。まさかNSXと初代インサイトの関連性を文章にできるとは思いも寄りませんでしたが、間違いなくつながりを感じることはできたのでした……。



初代インサイトといえば、ウルトラマン・シリーズで使われたのも記憶に残るところ。長らく仕事机に飾っていたのですが、子供に奪われてからは、どこにいったのやら(汗)
16C1135_11_D336991

精進します。


  




人気ブログランキング

200km、7時間、平均時速27キロ、燃費計の表示は?

image

片道100km足らずの道のりに3時間半、それが往路も復路も……。

お盆休み直前、8月10日の高速道路は非常に混んでいました。流れる区間は通常通りなのでしたが、渋滞区間はダラダラと動くこともないようなストップ・アンド・ゴー状態。結構な時間、アイドリングストップでエンジンが止まっていたような気もします(汗)

しかも、それなりに夏らしい気温ですからエアコンも常時作動。一名乗車とはいえ、燃費には不利な状況で、JC08モード燃費(26.0km/L)に対する達成率78%というのは、まずまずという印象でありますが、さて?


渋滞ハマったわりには、まあまあの燃費かな?

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)が投稿した写真 -





精進します。
  







人気ブログランキングへ

エアコンはAUTOにおまかせ、冷風はルーフに向けて。

image

オートエアコンが備わっていても、マニュアル操作を好むユーザーがいることは個人の趣味としては否定しませんが、いまどきのオートエアコンであればクルマ任せがベターであろうとは思うところ。

目標値まで下げて、そこから温度をキープする…といった振る舞いはマニュアル操作でも可能ですが、エネルギーの消費などを考慮すると機械任せには敵いませんから。その辺りはATとMT論争にも似ていて、ある時点からAT(2ペダル)のほうが効率面でも人間の操作を超えたように、エアコンについても同様な状況になっているのでは?

で、そうしたオートエアコンの使い方としてオススメしたいのは冷房であれば風向きを上にしてルーフ内張りに当てて、室内全体にマイルドに冷風を拡散するような使い方。乗り込んだ直後などは冷風を求めて乗員に直撃するような風向きにしたくなるでしょうが、キャビンの温度をキープするイメージにしたほうが結果的には快適度は上がると思うのですが、さて?




精進します。
  







人気ブログランキングへ

エンジンとミッション、油脂交換の効果を実感

image

先日、わけあってエンジンオイルとCVTのトランスミッションオイルを交換したところ、感覚的ではありますがメンテナンス前に比較して1km/Lほど燃費が改善したと感じたのでありました。

そう、カタログの燃費性能とリアルドライブの乖離などといいますが、カタログ値というのはパワーなどのエンジンスペックにしても、理想的にメンテナンスされている状態での数値であって、メンテナンスを怠ってしまうと性能を発揮できないのは当然の話。

もっとも、パワーについていえばネット値というのは車載状態に近いとは言われておりますが、JISの「自動車用エンジン出力試験方法」にもあるように、あくまで軸出力であって駆動輪出力と比較してあれこれいうのはナンセンスなはず。メディアであっても、”あえて”軸出力と駆動輪出力を混乱させているケースも少なくないようですが……。

精進します。
  







人気ブログランキングへ

距離より時間? 経年劣化したシフトノブを交換ついでにグレードアップ

2016-04-22-15-04-53

いきなり完成形の画像で恐縮です。はやいもので今年、3度目の車検を迎えるホンダ・インサイト(ZE2)。ふと左手でシフト操作をすると、ベタつく感触があったので、シフトノブ(セレクトレバー)を見てみると……ゴムの部分が痩せて劣化しておりました。

主に近距離ユースで使っているので、トータルでの走行距離は少なめなインサイトですが、ちょこちょこと毎日載っているので、操作系に触れる時間としては少なくないのかもしれません。外置き駐車にしているにも劣化の理由かもしれませんが(汗)

というわけで、シフトノブを交換。便利なもので、思い立ってネットで注文すると翌々日にはパーツが手元に届く時代。交換作業も5分足らずとお手軽メンテナンス。せっかくですから上級グレード用のレザーシフトノブにアップデートしてみた次第なのでありました。

ざっと作業の様子を撮ったものを並べておきますが、最初にカバーを外すところがクリアできれば、難しいところは何もない感じ。ネジロックを省いたのは自己責任であります、ハイ(大汗)

2016-04-22-14-59-49

シフトノブのカバーはハマっているだけ。再利用するのであればパーツ外しなどを使ってキズがつかないようにすべきですが、新品パーツにもカバーは付属しているので、マイナスドライバーなどでコジっても問題ないかもしれません。

2016-04-22-15-00-01

シフトノブは二箇所のネジで固定されているのみ。ドライバーをさすスペースを考えるとLレンジでの作業となるので、平坦な場所でパーキングブレーキはしっかりかけて。タイヤ止めを使うことが推奨、でしょうか。


2016-04-22-15-00-54

ネジを緩めて抜いたら、上に引き抜けば外れます。オレンジ色はネジロック剤と思われますが……(大々汗)

というわけで、あとは逆の手順で新品シフトノブを装着して、カバーを付ける前にシフト操作がスムースにできるかを確認すれば終了。

2016-04-22-15-02-52

ネジは短く、落としやすいと思われるので、先端がマグネットになってるドライバーを使うのがオススメでしょうか。今回、マグネットタイプを持っていなかったので、使っていないスピーカーの磁石にこすって磁力を持たせてみましたが、小さなネジを二箇所なので十分に役立ってくれました。

image

レザーとステッチの触感が、違うクルマになったよう! リフレッシュして、まだまだ頑張ってもらわないと!



精進します。








人気ブログランキングへ 

ホンダ新型クラリティに初代インサイトの影を感じてみる

ホンダから登場した新型燃料電池車「クラリティ フューエルセル」。そのカットモデルを見ていて既視感を覚えたのが、こちら。水素タンクやサスペンションアーム支える部分がアルミで製作されているのでした。
IMG_4294

肝心要な水素タンクを支えるフレームでありますから、アルミの特性を活かしたクラッシャブルゾーンというわけではもちろんなく、あくまでも強度と軽さを求めてのアルミ使用なのだそうで。

そして、その少々、荒々しい仕上げが初代インサイトを思い起こさせるのであります。

インサイトのエンジンルームに置かれたバッテリー、それはアルミの角パイプとプレス材を組み合わせて作られていました。これも軽量化のためで、場所は違えどもなんとなく共通性を感じたわけです。

ちなみに初代インサイトのフロントフード下は、こんな風景。
IMG_0570

この画像は後期型ですが、ある意味でインサイトのスペシャリティ感を示すアルミ製のバッテリー周りはデビュー当初からそのまま、であります(汗)

なにより、クラリティ フューエルセルは高根沢で少量生産されるわけですが、かつて存在した栃木製作所 高根沢工場といえば、NSXやインサイトといったアルミボディ車を生産するために生まれたような場所(後にS2000も作られましたが)。
同じ建屋というわけではないでしょうが、同じ高根沢の地で生まれた初代インサイトと最新のクラリティ フューエルセルに共通する部分があるのは運命なのかもしれません。

  

精進します。








人気ブログランキングへ
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ