
歴史をたどると、見方も様々でしょうが、ルノーのプレミアムスポーツブランドとして生まれ変わったアルピーヌのニューモデルについて、ショーカー「VISION」が公開されております。2017年に、ディエップの工場にて生産される新世代アルピーヌを示す、このショーカーは見ての通りA110をモチーフとした「ミッドエンジン、2シーター、クーペ」。
パワーソースも新開発の4気筒ターボで、0-100km/h加速が4.5秒ということですから、それなりにライトウェイトボディに仕上がるとしても、300馬力は超えたエンジンになるのであろう、と予想されるのでした(718ボクスターが300馬力で4.9秒なので)
インテリアを見ると、シフト操作はボタンとなっていて、センター部分のデザインからMTの設定は考慮していない、2ペダル専用車といった趣。トランスミッションはEDCの想定でありましょうか。
それはともかく、このアルピーヌ「VISION」、ミッドエンジンにしてはエンジンルームの熱を抜くアウトレットも、外気を取り込むインレットも見あたらないのが気になるところ。床下から取り込む、リアウィンドウ下部のスリットから抜くという想定にも思えますが…。
そして、歩行者保護のためでしょうか、ボリュームのあるフロントフードを見ていると、もしかするとイメージリーダーとしてのミッドシップ仕様と、量産性を考慮したFF仕様がラインナップされるのかも? などと思ってしまうのでもありました。そういえば、ルノー5アルピーヌ、というFFターボ車もありましたし、5にはミッドエンジンのホモロゲーションモデルもありました。
その両方のヘリテージを受け継ぐのは、開発コスト的に考えづらいとはいえ、FFとMRがラインナップするというのも歴史的には正統なイメージなのかもしれない、と妄想する次第(汗)
精進します。
クリッカー編集部@clicccar
アルピーヌ「ヴィジョン」画像ギャラリー ―伝説のラリーマシンが2017年に蘇る!【動画】 https://t.co/yYOHhPoOXj https://t.co/kUP7E1e46Z
2016/02/19 19:14:08

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