クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アルピーヌ

今週末、8月21日~22日はル・マン24時間の決勝日

ル・マンweekスタート、トヨタの連覇なるか? 最大のライバルはアルピーヌ?

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WEC(世界耐久選手権)におけるメインイベント「ル・マン24時間耐久レース」が始まりました。2021年の決勝レースは8月21日~22日にかけて行なわれるわけですが、すでに現地では公道も閉鎖され、いわゆるル・マンウィークがスタートしている模様。

そして決勝に向けて有力チームからもリリースが発表されております。

ご存知、ここ数年唯一のワークスとして3連覇を果たしてきたトヨタGAZOO Racingは今シーズンからの新レギュレーションにあわせたハイパーカーGR010 HYBRIDでのル・マン初陣となるわけですが、そのリリースの構成からは、ル・マンでは不運に見舞われる7号車(マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)を、今年こそ勝たせようという意思がビンビンに感じられるのですが、いかがでしょうか?


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MVアグスタとアルピーヌが夢のコラボレーション。スーパーヴェローチェALPINEは3万6300ユーロ

イタリアの伝統的二輪ブランドにフランスのモータースポーツ四輪ブランドのテイストをふりかける

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MVアグスタより「Superveloce Alpine」が発表されました。スーパーヴェローチェとは日本仕様で最高出力108kW(148PS)を発揮する総排気量798ccの3気筒エンジンを積むスーパースポーツですが、「Superveloce Alpine」は、そこにアルピーヌのテイストを散りばめたというコラボレーションモデルであります。

公開されている画像からもわかるように、青と白のカラーリングでアルピーヌらしさを表現。フェアリングにはアルピーヌの「A」ロゴが入り、青いステッチが施された黒いアルカンターラのシートもアルピーヌのイメージを表現しているという仕上げ。バーエンドミラーはベースモデルと同じ仕様といったところでしょうか。

こういっては失礼ながら、MVアグスタとアルピーヌの両ブランドはそれほど強烈なイメージもないのでこうしたコラボレーションでもどちらかが勝ってしまうということはなく、バランスよく見えるのは自分だけでしょうか。





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ルノーF1チームからアルピーヌF1への改称をブランディング的に考えると…

ルノースポールを縮小して、アルピーヌの守備範囲を拡大する未来が見える!

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イタリアGPの決勝直前、ルノーから2021年シーズンに向けてチーム名称変更の発表あり。これまでルノーDPワールドF1チームとして運営してきましたが、アルピーヌF1チームになるのだとか。

パワーユニットの名称は「Renault E-TECH hybrid」ということなので、ルノーが完全になくなるわけではなく、ルノーの中にスポーツブランドとして「アルピーヌ」があるといったポジションを明確に示す名称変更で、アルピーヌ・ブランドを強化する狙いがあるのは明らか。そういえば、アライアンスを組んでいる日産も新しい商品計画ではスポーツカーを重視すると発表していましたが、なにか似たような方向性のブランディングを感じてしまうのは気のせいでしょうか。

さらに気になるのはルノー・ブランドの中にアルピーヌとルノースポールが並び立つことで、ブランド価値が分散することになりますし、ブランドのリーダーとしてリソースを集中することがスマートであることを考えると、ルノースポールをアルピーヌに吸収させて整理するのではな? などと思ったりするわけです。





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復活したアルピーヌA110、やはりイメージカラーはブルー

ついに市販車のオフィシャルフォト公開。名前は「A110」と発表
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がついにベールを脱ぎました。

コンセプト段階では白いボディでしたが、とうとうボディカラーにブルーを選択。名前もそのまんまな「A110」であると発表したのであります。
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気になるのはパワートレインの搭載位置・方向でありますが、そのあたりはジュネーブモーターショーでのワールドプレミア待ちであります、ハイ(汗)

精進します。


  




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蘇るアルピーヌは、フラットフロアでリアディフューザーを備える

復活するアルピーヌの軽量アルミ製モノコックボディがチラ見せされましたが、今度はアンダーフロアの空力性能をアピールであります。
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新生アルピーヌの市販モデルはオーソドックスかつ本格的なアンダーフロアの空力処理
このイラストを見る限り、フラットフロアとリアディフューザーを組み合わせることで、流速を高めるといったオーソドックスな手法をとっている模様。そして、ディフューザーの中央にエキゾーストの出口を置いているようなのは、市販スポーツカーらしい処理にも感じるのです、ハイ。

こうして、小出しに情報を出す手段も、ディザーとしてはオーソドックスな感も否めませんが…(汗)


精進します。
   




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ニッサンV8エンジンのALPINEがル・マンでクラス優勝

2013年からスタートしたアルピーヌのWECプロジェクトが、2016年のル・マンにてLMP2クラス優勝を遂げております。
いやはや、フォードGTのデビューウィンもそうですが、ALPINEもリ・ブランディングの一環としての耐久レース参戦でありましょう。個人的には、ALPINEといえばラリーのイメージも強いのですが、そのヘリテージやフランスのブランドという点からすると、ル・マンというのは絶好のブランディングの場。あえてLMP2をステージに選んだのも、そのキャラクターから考え抜かれた戦略なのでありましょう、おそらく。

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いや、まあLMP2の最多エンジンサプライヤーが日産であること、もちろんアルピーヌも日産V8エンジンを積んでいることを思うと、グループ内でのリソース活用云々なのかもしれませんが(汗)

そして、そろそろアルピーヌ・ブランドのスポーツカーがローンチするタイミング(2017年より生産開始をアナウンス済み)なわけですが、はたしてどこまでル・マンのイメージを受け継いだプロモーションになるのかも興味津々。コンセプトカーはモンテカルロ・ラリーでの活躍を想起させるようなムービーでしたので……(汗)


精進します。
  







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