クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アルトワークス

ホンダの新型N-ONE RSをアルトワークスと比べてみると……

6MTのN-ONE RSと5MTのアルトワークス。価格差46万2000円は妥当か?

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9月にティザーのはじまったホンダの軽自動車N-ONEのフルモデルチェンジがついに正式発表。すでに、最新のプラットフォームやパワートレインと初代のボディパネルを組み合わせるという、前代未聞のモデルチェンジであることは明らかとなっていましたが、メーカー希望小売価格や燃費性能といった数字も公になったというわけです。

気になるのは、軽自動車として初めてターボエンジン+FF+6速MTというパワートレインを実現したN-ONE RS。そしてパフォーマンスに関する数字を見る前に、目が釘付けになったというか、点になってしまったのが、その価格。なんと199万9800円という高価格な軽自動車になっているのでした。

おそらく誰もがN-ONE RSのライバルとして挙げるであろう、スズキ・アルトワークスのFF・5MT車より45万円以上も高い価格は、もはやホンダはアルトワークスをライバル視していないことを示しています。もしライバルと考えているのであれば、もう少し価格を寄せてくるはずですから。むしろ、N-ONEの価格は同社のS660に寄せていると考えたほうが妥当といえるレベル。たしかに、ほぼ同じパワートレインを積んでいて、S660より何十万円も安い値付けのほうが問題になる可能性があるのかもしれません。


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軽チューンのBIGウェーブがとどく夏…になるや?

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というわけで、久しぶりに軽自動車チューン情報メディアの製作に関わる機会を得た2016年(じつは、まだまだ続くのですが・汗)。コペン、S660、アルトワークスと素材が出揃ったことで、かつて『盆栽チューン』とも言われた軽自動車の楽しみ方が、21世紀版としてバージョンアップしている感を受ける今日このごろなのであります。

『盆栽チューン』という表現には、その手に収まる感と同時に奥深さも含まれているようで、個人的にはお気に入りの言葉。走らせ方やイジり方のノウハウも、単に大きなハイパワー車のダウンサイジング感覚では通用しない部分もあると感じているのも、そうした表現に共感してしまう理由でしょうか。

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ところで、S660とアルトワークスが盛り上がりすぎてコペンの存在が霞んでいるような気がするのは、先代モデルの4気筒ターボとの比較でネガティブなイメージがあるからなのかどうか。その贅沢な作りは、十分に楽しめる素材でしょうし、コペンが盛り上がってこそ、軽チューンがクルマ遊びのビッグウェーブになると思うのですが……。


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赤い片押しキャリパーとベンチレーテッドディスクのコンビネーション 

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赤く塗られた片押し(フローティング型)キャリパーと、ハブとの対比でも小径であることがわかるベンチレーテッドディスクのコンビネーション。フロントにブレンボキャリパーを装備したFFスポーツカーのリアブレーキシステム…ではなく、れっきとしたホットハッチのフロントシステム。

そう、これはアルトワークス(HA36)の純正ブレーキなのでありました。

カタログ車重670kg( FF・5MT)のクルマでありますので、これで十分なブレーキ容量を満たしていることは経験的にも理解できるところでありますから(ソリッドディスクでも対応可能な重量と思うので)、このシステムが物足りないという気はさらさらないのですが、むしろ赤く塗ってしまったことで、不要な目がいってしまうのでは、と思ってみたり。

つまり、おおくは裏方的な純正ブレーキキャリパーが、かえって目立ってしまうから、対向キャリパーでないことなどに、逆に物足りなさを感じさせてしまうのでは? と思うユーザーが出てくるのかも、と想像してしまうのです。



久しぶりに軽チューンのことで頭をいっぱいにしたので、考え過ぎてしまうのでしょうか(汗)

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個人的には好印象、違和感のないアルトワークスのレカロシート

いろいろな意味で話題のスズキの軽自動車。その中から2015年12月にデビューしたアルトワークスを一時間ばかり運転する機会あり。といっても東名高速の足柄サービスエリアから走っただけなので、ほぼ5速での巡航を味わっただけでありましたが(汗)

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で、感じたのは、レカロシートの好感触。座面高が高くスポーティに感じないという評価があるのも理解できるところでありますが、スズキのペダル類は上から踏み下ろし気味のほうが扱いやすいと前々から思っている自分としては、ちょっとミニバン的な高さは"高速巡航というシチュエーション"においては乗りやすいと感じたのであります。

なにより、このレカロシートはRECAROであることを背中で実感できるのが好印象の理由。もともと体型的のせいか、レカロシートは相性が良くないので、このシートが素晴らしいとは感じないものの、RECAROを求めるユーザーの満足度は高そうと感じたのであります、ハイ。



ちなみに、後席はスペース的には、足元も含めて広いのですが、シートバックの角度とシートベルトの位置が個人的には合わなかったのが残念な点。それでも3時間ほどの移動では疲労を感じないくらいの空間だったので、シートバックがもうちょっと立ち気味だと"軽自動車としては快適な"移動空間となりそうですが、さて?

カヤバ、スペシャルダンパー?

Sinya Yamamotoさん(@sinyayamamoto)が投稿した写真 -

 
KYBのステッカーが貼られたスペシャルなダンパーの効果はよくわかりませんでしたが、疲労の少なさが効果なのでありましょうか(出汁)


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利幅が小さいという理由でベーシック軽と距離を置いたメーカーは……?

2016年度最初のセールスランキングから「ワゴンRの時代は終わった? 軽自動車の新トレンドは軽量化」と感じるわけですが、具体的にはアルトやミライースといった軽くて、燃費を前面に押し出したモデルのシェアが増えるという印象を受けたわけです。

そしてアルトの躍進には、ワークスの追加も見逃せないと感じる次第。デビュー当初のCMキャラクター(タレント)のアレコレによるマイナスを忘れさせるほど、アルトにポジティブなイメージを受けるのは、元気玉といえるワークスの存在が無視できないはず。消去法ではなく、積極的にアルトという名前をコールしたくなることで、ベーシックグレードの底上げにもつながったのではないか、というのがブランディング的な印象。

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もちろんモデルの世代的な新しさ、スタイリングの訴求力などもあるのでしょうが、ミラとの比較においてアルトがリードしている理由のひとつに「ワークス」の存在があると思うわけです。

それにしても、アルトやミラに相当するベーシックモデルを、ホンダや日産・三菱の、ある意味で新興ブランドが持っていないのは、マーケットの未来を考えると、早急に対策が必要では? と思うところ。利幅の少ないベーシックモデルには手を出さないというのが理由でしょうが、そうしたメーカーの都合を市場変化は受け止めてくれないのでは、と感じる今日このごろなのであります、ハイ(汗)


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コペンもアルトワークスもレカロシート、しかし……

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レカロシートといえば、優れたシートの代名詞。
ではありますが、いまや軽自動車にも(かなりの高額車両ですが)標準装備されております。

この画像は、ダイハツ・コペン  セロSのそれですが、古くはスズキkeiワークス、そして登場したばかりのアルトワークスにもレカロシートはそうびされているのでした。

軽自動車に標準装備されているからレカロのブランド価値が下がるというわけではありませんが、一方でホンダのシビックタイプRが独自設計のシートを使っているあたり、レカロブランドへの潮目が変わりつつあるような気もする今日この頃ですが、さて?

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