クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アリア

【動画】2021年是非とも味わってみたいBEVの一番手「日産アリア」に大注目

エントリーグレードで約500万円、2021年中ごろ発売予定の日産のEV専用モデル第二弾に興味津々

2020年は国産新車ラインナップにおいて豊作ぞろいという声もありますが、その流れは2021年にも続きそうな予感。その筆頭候補と個人的に考えているのが、2020年に発表済みの日産の100%電気自動車「ARIYA(アリア)」であります。



こちらの動画は、横浜にある日産のヘッドクォーターにて撮影したもの。市販前のモデルだけにロープで囲われていて、ペタペタと触ることはできないのですが、これほど間近に見ることができるのは、市販目前という雰囲気でありますし、車両の仕上がりもまさに市販車といった雰囲気。フロントマスクはゴージャスですが、じつはボディはさほどグラマラスではなく、取り回しも良さそうな感じは好印象といったところでしょうか。





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物理スイッチを廃したという電気自動車「アリア」のインパネ。惜しむらくはCMSの未採用

2つの大型ディスプレイを並べた電気自動車「アリア」のインパネ。新しいといえば新しいが……

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おおよそ500万円台からの価格帯で用意されるという日産の新しいBEV(電気自動車)「アリア」が気になる今日この頃。おそらく安いほうのグレードでもバッテリー総電力量が65kWhであることを考えると補助金を前提にして車両価格が500万円相当になるという発表は、コストパフォーマンスが高いと言わざるを得ませんから。

そんなアリアのインパネは、たしかに2021年に登場するBEVとして、ちょうどいい塩梅と感じるものであります。二つの大型ディスプレイを並べ、さらにインパネから起動ボタンを除く物理スイッチのほとんどを廃したデザインは、BEVらしいと思えるもので、大型センターコンソールが電動で動かせるというのも、車格を考えると贅沢といえ、そこに所有欲を満たす要素を感じますので。
ダッシュボートには従来のような物理的なスイッチは無く、クルマの電源を入れるとアイコンが浮かび上がります。このスイッチは単なるタッチセンサーではなく、運転中でも操作感がわかるように振動するハプティクススイッチになっています。幅が広いセンターコンソールは、ドライバーのシートポジションに合わせて電動で前後に動かすことが可能です。その上には「アドバンスド アンビエント ライティング」が施された新デザインのシフトノブが配置され、センターコンソール内にはQi規格のワイヤレスチャージャーが搭載されています。



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意外? ボディサイズや重量の近いRAV4 PHVとARIYAを比べてみる

2020年話題の2台。RAV4 PHVとARIYAは車格が同じプラグイン車

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ハイブリッド王国といえる日本市場ですが、一方でプラグインハイブリッドはさほど売れないといったトレンドを打破したのがトヨタのパフォーマンス系プラグインハイブリッド「RAV4 PHV」。あまりの売れっぷりに受注停止するほどで、電動化への理解が進んでいるというか、やはり通常のモデルより高いクルマを買おうというユーザー層にとってはハイパフォーマンスというのは重要なファクターなのだなぁと思ったりするわけですが、そうしたトレンド分析が正しいとすれば、こちらもそれなりに売れちゃいそうと感じているのが、日産のBEV(バッテリーEV)「ARIYA(アリア)」。

まだ発売まで間があるということで大まかなスペックは公開されたものの、価格は未公表なアリアですが、補助金を考慮するとユーザー負担は500万円~とアナウンスがありました。先日、Honda eのCEV補助金を試算するというエントリをあげましたが、事実上の補助金上限が42万円であることを考えると、アリアのスターティングプライスは税抜き496.5万円あたりと考えるのが妥当。RAV4 PHVの最上級グレードの税抜き価格は490万円ですから、補助金を考えるとRAV4 PHVよりARIYAのほうがわずかながら手が届きやすい可能性があるのかも、と思ってみたりする今日この頃なのでした。





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日産が2020年度通期見通しを発表。12の新型車についての追加情報も!

2020年度第1四半期の販売台数は前年同期比47.7%減の64.3万台。売上高は1兆1742億円で前年同期比マイナス50.5%

日産が2020年度第一四半期の決算を発表。まさにコロナ禍における決算なので悲惨な数字になるのは見え見えでしたが、グローバル販売で前年同期比47.7%減の64.3万台というのは衝撃的な数字。もっとも日産によるとグローバルでの全需(自動車マーケット全体の需要)も前年同期比44.5%減の1249万台に減っているそうなので「他社も同様に落ち込んでいますよ」ということであります。

 

日本にいると実感できませんが、欧州ではロックアウトの影響もあって3月の販売店稼働率はわずか4%で4月も35%。北米でも4月の稼働率は64%ということで、そもそも売る機会がなくなっているわけですから、全需の落ち込みはもちろん、日産の販売減というのも致し方なしでありましょうか。ちなみに日本での販売店稼働率はずっと100%をキープ。3月に発売した軽スーパーハイトワゴンの新型モデル「ルークス」が好調なこともあって日本での販売台数は前年同期比33.7%減の8.4万台に留めることができたのだとか。

さて、決算と同時に2020年度通期見通しも発表しているのですが、そちらのプレゼンテーション資料で気になるのが、こちら。例のNISSAN NEXT A to Zで発表した12の新型車について追加情報が加えられているのでした。

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日産アリアの4WDが採用する「e-4ORCE」はトルクスプリットではない!

前後モーターを状況に応じて自在にトルクそのものを増減できるシステム。駆動力配分ではなく、駆動力コントロールと理解すべし!

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日産から新しいBEV(バッテリーEV)としてSUVスタイルの「ARIYA(アリア)」が発表されました。発売自体は2021年ということですが、全社をあげてティザーしていこうということでありましょう。

バッテリー総電力量は65kWhと90kWhの2タイプで、水冷システムを利用した温度管理(熱いときに冷やすだけでなく、寒冷地などでは適温まで温めるらしい)をするのは、成り行き任せだったリーフ・オーナーからすれば羨ましい限りというか、正しく進化したなと思えるポイント。

駆動モーターはフロント置きを基本に、リアにも同等モーターを配置した4WD仕様も用意するというのがSUVらしいところで、4WDのほうは「e-4ORCE」と名付けた駆動力制御技術を採用しているのが特徴であります。



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