クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アライアンス

【朗報】三菱デリカミニが示した! アライアンスにおける個性の出し方

もともとは日産の施設主体で開発した軽自動車アーキテクチャーでも三菱のテストコースを使えばデリカ味を出すことができる

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三菱の軽自動車といえば、日産とのジョイントベンチャーNMKV(日産・三菱・軽・ビークルの意味)によって開発されているのは周知の事実。さらにいえば、両社の現行・軽ラインナップについては日産主体で開発したアーキテクチャーを使っているのも知られている話なのでは?

そんなアーキテクチャーベースでありながら、デリカミニの走りはたしかに三菱テイストが色濃く感じられるものでありました。はたして、その理由は「三菱の伝統を培ってきた”岡崎”で仕上げをしたこと」が効いているというのが三菱サイドの言い分。そのあたりの情報を整理してみたのが、以下のコラムです。

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【アウトランダーPHEV】三菱・日産合作プラグインハイブリッドが好スタートを切った

すべてが第二世代に進化したアウトランダーPHEV。予約受注で約7000台を集める

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一部のメディア・モータージャーナリスト向けの試乗会があったり、すでに受注が始まっていたりとデビューしたかのように振る舞っていた元祖プラグインハイブリッドカーこと「アウトランダーPHEV」が正式に販売開始となったことが三菱自動車から発表されております。


なんでも正式デビュー前の予約受注だけで6915台と、販売目標の半年分以上を集めたということでして、市場から熱望された新型アウトランダーPHEVが好スタートを切ったというところでしょうか。

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メルセデスのコンパクト&エントリーSUV「GLA」に495万円の新グレード登場

1.4リッターターボのGLA 180を新設定。GLA 200 d 4MATICは値上げを発表

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いまや人気の中心にいるSUVの、メルセデスにおけるエントリーモデルである「GLA」にダウンサイジング指向のガソリンターボを載せたエントリーモデル「GLA 180」の追加が発表されております。予約注文の受付開始は2021年4月5日、納車予定は5月からとのこと。

GLA180というグレード名ですが、エンジンの排気量は1.4リッターというのは近年のメルセデス流。
主要諸元は以下のようになっております。
  • ステアリング:右
  • 全長:4,415[4,440]mm
  • 全幅:1,835[1,850]mm
  • 全高:1,620[1,605]mm  ※[ ]内の数値はAMGライン装着車
  • トランスミッション:7速AT(7G-DCT)
  • エンジン:DOHC 直列4気筒 ターボチャージャー付
  • 総排気量:1331cc
  • 最高出力:100kW(136PS)
  • 走行燃費 WLTCモード:15.5〈14.5〉km/L 〈〉内はパノラミックルーフ装着車
そして、メーカー希望小売価格は税込み495万円。これは従来のエントリーグレードであるGLA 200 d 4MATICの503万円と大差なく、この価格差であれば最高出力110kWのディーゼルエンジンを積む4WDを選ぶ方がオトクに思えますが、6月1日よりGLA 200 d 4MATIC の価格は15万円値上げすることも合わせて発表されているのでした。それでも518万円ですからコスパでいうとまだまだお買い得な印象もありますが……。





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三菱自動車、新型『アウトランダー』のデザインを一部公開。2021年2月に発表

次期アウトランダーのシルエットが公開された。はたして、日産ローグと同じボディの兄弟車なのか?

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三菱自動車の主力モデルのひとつ「アウトランダー」の次期型についての情報が出始めております。


2021年2月に発表するという情報に加えて、そのシルエットやフロント周りがなんとなく伝わってくるCGスケッチも公開されました。新型アウトランダーについての情報を引用すると次の通り。

「威風堂々」という商品コンセプトとともに開発された新型『アウトランダー』は、内側からみなぎる力強さを表現しました。その為にプロポーションから大きく見直し、次世代の三菱自動車を象徴するクルマへと昇華させました。エクステリアデザインは、次世代へと進化を遂げたフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」による力強く堂々としたフロントフェイスをはじめ、随所にこれからの三菱デザインを象徴するデザインを取り入れ、三菱自動車が目指す新たなるデザインの方向性を具現化しました。
すでに現行モデルの生産は終了しており、フルモデルチェンジ間近というのは感じていましたが、意外にはやいフルモデルチェンジの発表といった印象。そして、名称としてのアウトランダーは共通であってもプラグインハイブリッドとはまったく異なるモデルとなるのも既定路線であります。

 





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苦境のルノー日産三菱アライアンス。F・アロンソのF1復帰は空気を変える?

ルノーで2度のチャンピオンに輝いたレジェンド、フェルナンド・アロンソがルノーからF1復帰

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噂にはなっていましたが、いざ正式に発表されるとインパクト大。四輪モータースポーツを象徴する選手権、F1のレジェンドドライバー、フェルナンド・アロンソ氏が2020年シーズンよりF1に復帰との発表あり。

そのチームは、アロンソ選手が2度のチャンピオンを獲得したときの所属である、ルノーF1というのも、なんとも期待を抱かせるという印象。厳しい見方をすれば、過去の栄光とのコントラストにより批判的に見られてしまうリスクを負ったプロジェクトといえますが……。

とはいえ、日産三菱というアライアンスパートナー含め、ルノーもけっして好調とはいえないだけに、モータースポーツの王様といえるF1でのレジェンド復活というニュースだけでもブランド価値を高める効果がありそうな気もしてみたり。


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ルノー日産アライアンス解消という報道についての公式見解は……

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ルノー日産(三菱自)アライアンス解消という観測報道あり、日産は即座に否定
カルロス・ゴーン氏が日本脱出しようがルノー日産アライアンスにはもう何も関係がないのでありますが、ゴーの離日というのはなんらかインパクトはあるわけで、報道も加熱気味。「ルノー日産アライアンス解消」といった報道も出ているよう。

アライアンスに関する当社のスタンスについて、海外メディアにおいて様々な憶測報道がなされていますが、当社としてアライアンスの解消といったことについての検討は何もしていません。

日産としては即座に否定するステートメントを出したわけですが、実際問題としてルノー日産アライアンスを解消するというのは考えづらいですし、仮に株のやり取りによって資本関係を解消したところで自動車メーカーとして「明日から別の道」というわけにはいかないはず。

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