クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アメリカ

ホンダ・シビックがカーオブザイヤー受賞 ※ただし北米での話

シビックとしては3度目の北米カーオブザイヤー。カナダでは24年連続でベストセラーモデルなのだとか!

01 2022 Civic Named North American Car of the Year

日本では地味な存在かもしれませんが、グローバルにはホンダの柱となるモデル「シビック」が北米で高評価を受けたとの朗報が届きました。2016年に受賞した前モデルにつづき、2022北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのだそうです。



北米向けにはセダンとハッチバックを用意するシビックは、電動化とは無関係な1.5リッターVTECターボと6速MTを設定することで、初めてマイカーを買おうという若い層に非常に人気が高いのだとか。今回のイヤーカーも、そうした若年層人気が評価された部分があるのかもしれません。




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カナダで生産される11代目シビックがインテリアも公開。フル液晶メーターを採用!

エンジンは2.0リッター自然吸気と1.5リッターターボの2タイプ。最上級グレードの名前はTouring

04 2022 Honda Civic Sedan Touring-1200x793


ホンダの主力モデルとして半世紀にもなる長い歴史を持つシビック。その新型となる11代目モデルについては、すでに外観は発表しておりましたが、主要マーケットであるアメリカにてグレード構成やインテリアの画像なども発表されました。

グレードとエンジンの関係は次の通り。

2.0リッターエンジン車:LX、Sport
1.5ターボエンジン車:EX、Touring


いずれもCVTだけの設定となったようで、それぞれのエンジンで上級グレードとなるSportとTouringにはパドルシフトも備わっているということ。いずれも、上級グレードは18インチタイヤ仕様となっているあたり、2.0リッターと1.5リッターターボは好みに合わせた違いで、同格といったイメージでしょうか。


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トヨタがアメリカで一般向けに水素燃料電池のプロモーション番組を提供する

ハイブリッド、プラグインハイブリッド、バッテリーEV、燃料電池車と全方位で電動化対応するトヨタの本命はやはり水素燃料電池か?

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"POWERING THE NATION WITH HYDROGEN"、直訳すれば「水素が国を動かす」といった感じになるでしょうか。こうした意欲的なタイトルのテレビプログラムをトヨタが資金を出して制作、サイエンスチャンネル、MotorTrend TV、ディスカバリーchにて放映するとの発表がありました。

といってもアメリカでの話。バイデン大統領に政権交代、パリ協定へ復帰するというアメリカにおいて水素燃料技術こそが真の代替手段とアピールするトヨタのプロパガンダが始まったといえますでしょうか。ある意味では、これからアメリカ全体としてのゼロエミッションは加速するといえますから、ここで水素燃料電池が主役のように大衆へアピールするのはタイミング的にはちょうどいいといえるかもしれませんので。

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北米シビックはガソリンターボで”クリーンディーゼル”のキャラを奪う?

ジェイドのターボ「RS」は過給エンジンながらオトナな味 を感じたのでありますが、そのホンダ1.5リッター直噴ターボが北米で新しくなったシビックのパワーユニットとして採用、グローバルに拡大していく模様。


5L_Turbo_CVT_Power_Drivetrain

1.5L Turbo Engine Animation

Animation of the Civic Sedan 1.5L Turbo engine showing operation of the turbo, direct fuel injection, dual VTC and other features
見たところ、ジェイドの1.5リッターターボと変わらないように見えますし、昔ながらのターボ的なトルクの出方をするわけではないのでしょうが、このムービーを見る限りは、刺激を求めるユーザーにも応える雰囲気を感じるのでした。

タイミング的には偶然でしょうが、彼の地で起きているディーゼルへのネガティブ感情は、ディーゼル自体を嫌っても、それまで”クリーンディーゼル”がアピールした、ユーザーに感じさせてきたトルクフルなパワートレインというポジティブなイメージまでも消し去ってしまうわけではなく。

DBWや電制アクチュエータによって、低速でのトルク感を演出できる、いまどきのガソリン直噴ターボならば、そうしたディーゼルがアピールしていたイメージの代わりとなり得るのかもしれません。もっとも、ディーゼルゲートによって空いた席はそれほど多くはないのも事実でしょうが…。

もちろん、低速トルクをあれこれいうのであれば、電動パワートレインのほうが優位だったりすることもありますが、市場のイメージとしてモーターのトルクというのは、まだまだ染み渡っていないとも思いますので。

精進します。

















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