クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アバルト

新生ステランティス・グループ。日本市場で人気のブランドは?

7つのブランドを合計した2021年上半期の販売台数は24,505台。プジョーが7,392台でトップ



CASE、100年に一度の大変革などなど自動車業界が激動の時代にあることを示すキーワードを見かけない日はないという感じの昨今ですが、業界再編も待ったなし。なかでもPSAとFCAという2大グループが合体してステランティスが生まれたのは2021年のビッグニュースのひとつ。

そんなステランティスの日本におけるセールス状況が発表されておりました。2021年上半期(1月~6月)のグループ全体での販売台数は24,505台で、前年比46%増。2020年の上半期はコロナ禍でビジネスがほとんど回っていなかったことを考えると、この増加率は不思議ではありません。

それでもJAIA(日本自動車輸入組合)の統計をみると上半期における海外ブランド全体の販売実績は19.8%増となっていますので、ステランティスは輸入車のなかでも突出して伸びているといえるのも事実でありましょう。


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正規モノで左ハンドルの5MTを用意するアバルト595の特別仕様車

税込み368万円はお買い得では? アバルト595スコルピオーネオーロはブラックにゴールドのアクセントがゴージャスな一台

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FIAT500をベースにアバルトの手が入ったスペシャルバージョンといえるホットハッチが「595」シリーズ。そこに世界限定2000台のスペシャルバージョンとして「595 スコルピオーネオーロ」が誕生、日本へは200台が割り当てられるとの発表あり。

その内訳は右ハンドル仕様が100台、左ハンドル仕様が100台。それぞれ5速MTが60台で、5AMT仕様は40台。メーカー希望小売価格はMTが368万円、AMTが379万円となっております。

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ABARTH 595限定車、ブレンボキャリパー標準装備で342~347万円(税抜き本体価格)

サソリに初乗り したのは2015年の忘れがたい経験のひとつで、ABARTH 595の古典的なホットハッチ感というのは、アラフィフの自分世代においては刺さる要素が多いと実感するところ。

1990年代の荒々しい(当時は洗練されたと感じていた)チューンドFFの味わいを2010年代に求められる社会的ニーズを満たした上で、表現しているといったら、ひとつの解になりますでしょうか。

そんなABARTH 595に特別仕様車「Abarth 595 Competizione Scorpio」の登場であります。

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ボディカラーによって価格の異なる、この特別仕様車。ポイントは、フロントに与えられたブレンボキャリパーと、左右ハンドル仕様があり、5MTと5速シーケンシャルを用意しているという点(左ハンドルは5MTのみ)。

いや、いまどき珍しく右ハンドルのMTではペダルレイアウトに難を感じる部分があるので(あくまで個人の印象ですが)、左ハンドルの5MTでブレンボブレーキ仕様というのは、これまた1980~1990年代のチューンドカー的な価値観にマッチすると思わせる特別仕様車であります。

いや、当時からするとブレンボキャリパーは、かなーり特別なアイテムで、いまよりもブランド価値を感じていたというのが正直なところでありましょうけれど、エエ。


精進します。













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30年後に伝説となるであろうアルファロメオとアバルト

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「モータークラシック」誌による『未来~30年後~のコレクターズアイテム』といった企画において、フィアットグループからはアルファロメオ4Cとアバルト595が選ばれたとのこと。

たしかに、カーボンシャシーに4気筒ターボ、DCTといった成り立ちと、アルファロメオらしいアピアランスの組み合わさった4Cの価値は30年後にも色褪せないでしょうし、時間が経つにつれ希少性も高まることでありましょう。


When asked which current car models had the potential to become classic collectables, two were the names which stood out in the rankings of 'Motor Klassik' magazine: the Alfa Romeo 4C, which won the 'Future Classic' competition in the coupé category for the second time, and the Abarth 595, which nabbed the title in the small displacement engine class. Italian design and racing inspired technology are destined to dominate the decades to come.





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とはいえ、アルファロメオ4Cは、そのネーミングの由来が1930年代の8C、その現代版といえる8Cコンペティツィオーネにありますし、アバルトは言うまでもなくヘリテージカー的な商品企画から生まれたモデル。

こうした、懐古的な商品企画が、未来にも価値をつなぐということ否定するわけではないものの、やはり2010年代らしい提案とは違う印象もあり。その意味で、時代を問わず魅力が色褪せないことと、ある時代を象徴することは必ずしも一致しないと再確認。

そして、コレクターズアイテムの場合は、時代背景というのはそれほど重要ではなく、レースでの活躍や初代オーナーなど個体に関わるヒストリーが重視されるという傾向にあるのかもしれませんが……。


精進します。











 

ディテールで欲しくなる、パーツのために車体が欲しくなる

東京オートサロンではいろいろなクルマを拝見しましたが、その中でも気になったのがコチラのアバルト500。

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RKデザインによるアバルトは、ホットハッチというか、1980年代的なボーイズレーサーをコンセプトにしているもので、ボーイズレーサー世代としてはズバンと刺さる部分あり。

オーバーフェンダーのヤンチャ感が、コンセプトでの狙い通りにノスタルジーも刺激します。

それでいて、ルーフスポイラーは、スポイラー自体は大きく張り出した80年代テイストながら、そこに今風のステーを加えることで機能性をアピールするといった手法が、これまた刺さるのでした。

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カスタムカーを見るときに、「自分が持っているのと同じクルマをどれだけかっこよく、好みに仕上げているか」という見方もありましょうが、RKデザインのアバルトは「この仕様にしたいから、同じクルマを手に入れたい」と思わせるものであったのです。

そうしたマインドに気付き、クルマ遊びが、いかに贅沢な趣味なのか再確認の東京オートサロンでありました。

精進します。












赤白2トーン、思い出すのは73カレラ? それともアバルト?

2015年、まずは楽しみな赤白2トーンの2台の軽自動車として、スズキ・アルトターボRSとホンダ・N-BOXスラッシュをピックアップしたわけですが、東京オートサロンに出品されるというアルトターボRSコンセプトの白いボディ、赤いストライプ、赤いホイールで思い出すのは、ポルシェの73カレラRSというスーパーカー世代も少なくないのでは?

などと思っていたところ、あるクラスタからするとアバルト風味に感じるという話も耳にしたのでした。

なるほど、アバルトのカラーリングは、ボディのシルエットやドアミラーを赤くしているあたりも含めて”似ている”ように思えるのかもしれません。

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この丸目感は、かつてのアルトワークスにも通じるものがあるかもしれません……。


精進します。







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