ドライブモードとシフトポジションの組み合わせによって回生ブレーキの効きが変わってくる
こちらの動画、久しぶりに愛車リーフを急速充電しているときに撮った10分トーク。なぜ10分なのかといえば、バッテリーへの負担やそもそもの充電効率を考えると急速充電は10分程度にとどめておいたほうがいいと考えているからなのですが、それはともかく動画のメインテーマはリーフの回生ブレーキについて。
いまさら言うまでもありませんが、回生ブレーキというのは減速エネルギーによって発電しようというか、駆動モーターで発電することで減速させようという仕組みで、ハイブリッドカーや電気自動車においてはバッテリーで走れる距離を伸ばすためのポイントになる機構。いったん加速したエネルギーを一部でも回収できるというのは、内燃機関だけのクルマに対するアドバンテージでもあります。
というわけで、回生ブレーキとメカブレーキ(通常の摩擦ブレーキ)のバランスについては回生ブレーキ寄りにするのが効率からすると正解。もっとも、それでフィーリングが悪化するのは本末転倒ですが、できのいい電動車では日常的には減速の大半を回生で行ない、停止時のみメカブレーキを使うという風になっていることもあるのでした。
また、その仕組みから想像できるように回生ブレーキというのは内燃機関車におけるエンジンブレーキと似た感覚で使えるもの。エンジンブレーキが低いギアを選ぶほど強くなるように、回生ブレーキにおいてもアクセルペダルをオフにしただけで得られる減速感の強弱も選べるようになると乗りやすさにつながるというか、エンジン車からの乗り換えにおいても同様の運転感が維持できるという意味では有効では?
というわけで、リーフには回生ブレーキを強くするシフトポジションとして「B」が用意されているのですが、では2段階の調整にとどまっているのかといえば、さにあらず。じつはドライブモード(ノーマル/エコ)との組み合わせで4段階に調整可能なのでありました。そんな話を動画でさせていただきましたが、わかりやすく整理すると次の通り。
基本的にノーマルモードで走行している自分としては、このように4段階に回生ブレーキの効き具合を調整しながらアクセルオフでの速度調整をしているのです。最弱の状態では減速よりも惰性で走らせることを優先するイメージで、最強にすると回生によって航続距離を伸ばせるというイメージでしょうか。
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こちらの動画、久しぶりに愛車リーフを急速充電しているときに撮った10分トーク。なぜ10分なのかといえば、バッテリーへの負担やそもそもの充電効率を考えると急速充電は10分程度にとどめておいたほうがいいと考えているからなのですが、それはともかく動画のメインテーマはリーフの回生ブレーキについて。
いまさら言うまでもありませんが、回生ブレーキというのは減速エネルギーによって発電しようというか、駆動モーターで発電することで減速させようという仕組みで、ハイブリッドカーや電気自動車においてはバッテリーで走れる距離を伸ばすためのポイントになる機構。いったん加速したエネルギーを一部でも回収できるというのは、内燃機関だけのクルマに対するアドバンテージでもあります。
というわけで、回生ブレーキとメカブレーキ(通常の摩擦ブレーキ)のバランスについては回生ブレーキ寄りにするのが効率からすると正解。もっとも、それでフィーリングが悪化するのは本末転倒ですが、できのいい電動車では日常的には減速の大半を回生で行ない、停止時のみメカブレーキを使うという風になっていることもあるのでした。
また、その仕組みから想像できるように回生ブレーキというのは内燃機関車におけるエンジンブレーキと似た感覚で使えるもの。エンジンブレーキが低いギアを選ぶほど強くなるように、回生ブレーキにおいてもアクセルペダルをオフにしただけで得られる減速感の強弱も選べるようになると乗りやすさにつながるというか、エンジン車からの乗り換えにおいても同様の運転感が維持できるという意味では有効では?
というわけで、リーフには回生ブレーキを強くするシフトポジションとして「B」が用意されているのですが、では2段階の調整にとどまっているのかといえば、さにあらず。じつはドライブモード(ノーマル/エコ)との組み合わせで4段階に調整可能なのでありました。そんな話を動画でさせていただきましたが、わかりやすく整理すると次の通り。
基本的にノーマルモードで走行している自分としては、このように4段階に回生ブレーキの効き具合を調整しながらアクセルオフでの速度調整をしているのです。最弱の状態では減速よりも惰性で走らせることを優先するイメージで、最強にすると回生によって航続距離を伸ばせるというイメージでしょうか。
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