クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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アキュラ

ホンダの高級ブランド「アキュラ」の電気自動車コンセプトモデル

中身はGM、電気自動車時代もアキュラのデザイン言語は大きく変わらない?

04 Acura Precision EV Concept

ホンダが北米にて「Acura Precision EV Concept」なるデザインスタディのコンセプトカーを発表。ニュースリリースのタイトルは『Previews Future Design Language for Electrified Era』となっていますが、基本的には従来からのアキュラデザインのイメージを上手にBEVに入れ込んだといったのが個人的な印象。

それが悪いということではなく、BEVとICEのブランドイメージを統一しつつ、ディテールで差別化するという手法は欧州メーカーでもよく見かけるものなので、プレミアムブランドのアキュラが作る最初のBEVとしては手堅いアプローチといえるとも思うのでありました。

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北米アキュラ・ブランドで「インテグラ」が復活した!

1.5リッターVTECターボのクーペライクな5ドアハッチバック。現地でのスターティング価格は3万ドル前後と発表

02  Acura Integra Prototype 

北米市場におけるホンダのプレミアムブランドとしておなじみのアキュラ(ACURA)ブランドからインテグラが復活するというニュースは、日本のホンダファンにも期待と驚きをもって捉えられていた印象もありますが、その新型インテグラがプロトタイプのスタイリングを正式発表であります。



    • Integra Prototype heralds the return of an iconic nameplate to the Acura lineup
    • 2023 Integra will be a premium sport compact with a coupe-like roofline and versatile five-door liftback design
    • First factory-turbocharged Integra takes power from a high-output 1.5-liter with VTEC®
    • Geared for enthusiasts, a 6-speed manual transmission will be offered
    • Uniquely aspirational and attainable, new Integra to start around $30,000 when it arrives next year

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第二世代のファイナルNSXタイプSが登場したので初代NSXタイプSを眺めてみた

固定ヘッドライトのNSX-Sは超レア車? 当時の新車価格は消費税別1035万7000円だった……

  

日本向けは30台限定、現行モデルとして最終型となるNSXタイプSが発表されました。

そんな最終進化形といえるNSXタイプSのメディア向けの取材に参加したのですが、その場に置かれていたのが、こちらのシルバーの初代NSX(後期型)。その場に置かれていたということは、当然ながらタイプSだったのでした。

第二世代の最終型であるタイプSもレア車となること間違いなしですが、この固定ヘッドライトのNSXタイプSは、もしかするとNSXタイプRのほうが多いかもというくらいのレア車かもしれません。というわけで2分ほどの短い動画ですが、せっかくの姿ですのでじっくりとご覧ください。

以下、初代NSXタイプS登場時のホンダのニュースリリース(1997年2月)と、固定ヘッドライトにマイナーチェンジしたときのニュースリリース(2001年12月)を貼っておきますが、当時にして1000万円オーバーの価格が、現行型の2700万円オーバーよりも高価に感じたのは、自分自身の若さ故だったでしょうか……。





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最後のNSXが鈴鹿ラップを2秒短縮できたワケ

システム最高出力は+27hpの600馬力にパワーアップ。専用設計のピレリP-Zeroタイヤ、フロントモーター減速比のローギヤード化による駆動力の向上



第二世代NSXの最期を飾る特別限定モデル「タイプS」の全容が北米で発表されております。注目の価格は169,500ドル(ライトウェイトパッケージで182,500ドル)。21年型のスタンダードモデルの価格は159,495ドルですから、個人的な予想よりタイプSになったからといって価格は上昇しておりませんが、パフォーマンスは想像以上に向上している模様。

なにしろ、鈴鹿サーキットでのラップタイムが2秒も速くなっていると公表されているのでした。

さらに3.5リッターV6ツインターボと前後あわせて3基のモーターによるスポーツハイブリッドSH-AWDのシステム最高出力は、北米スペックで573馬力から600馬力へとパワーアップしていることも発表されております。基本的なメカニズムはそのままに各部のブラッシュアップを果たしたようですが、その内容とは?

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ホンダ・インテグラが帰ってくる? タイプRと言ってはいない

北米のアキュラ・ブランドから「インテグラ」が2022年に復活することが発表された

Acura Integra Teaser Sketch

”レジェンド・リターンズ”という、ある意味で挑発的ともいえるニュースリリースがアメリカのホンダから発表されました。ここで言うレジェンドというのは、もちろん日本でいうフラッグシップモデルのレジェンドではなく、伝説的モデルの復活という意味。そのモデルとは、それはティザーイラストでもわかるように「インテグラ」であります。

言われてみれば、北米でホンダがプレミアムブランド「アキュラ」を展開した最初期のモデルがインテグラでありまして、たしかに伝説的モデルの復活といえそう。ただし、アキュラ・ブランドですからタイプR的なインテグラではないイメージで考えるべきかもしれません……。

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ホンダNSXが2022年12月の生産終了を発表。F1参戦終了との関係は?

2021年8月12日(北米時間)に最初で最後の限定車タイプSが発表される!

2022 Acura NSX Type S_002-1200x800

Hondaのチャレンジの象徴「NSX」が2022年いっぱいでの生産終了を発表。現行モデルの誕生は2016年1月でありましたから実質的に7年間のモデルライフとなるというわけです。これが長いのか短いのかは議論があるところでしょうが、少なくとも初代NSXのモデルライフ(1990年~2005年)に比べると約半分の長さだったというのは単純な事実といったところでしょうか。

あわせてファイナルエディションとなる限定車「タイプS」が世界350台限定で発売されるということもアナウンスされております(日本向けは30台)。タイプSがどのような仕様になるのか、現時点では上の画像でもわかるようにマットカラーの設定があるくらいしか公表されておりませんが、アメリカ時間8月12日にその詳細は明らかになる模様。

 

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